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番外編M子の海岸物語act8

 

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   海岸

 

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 8キラキラライン2

  

 

 

 

 

「 マジかいな?

マジで暴走族にまぎれてikeちゃん探しにいったん?

しかし よう無事やったなぁ~~!!M子! 」

 

 

難波のデパートプランタンのサーファー系のショップの

試着室から びっくりしたK子の声が響いた

 

「 暴走族やからって別に怖がることなんかないわっ!

みんなウチと同じ年の子達ばっかりやで 」

 

 

 

試着室の前の椅子に座りウチは厚底のサンダルを試着しながら言った

 

 

「 あの夜はすごかったもんな~

 ウチのオカンなんか次の日仕事やの

にうるさくて寝られヘンってキレてたもん!

  

 そうか~ ikeちゃんおらんかったんかぁ~   」

 

 

 

「 うん  ウチもてっきり竹田先輩とおるikeちゃん見てたから

 絶対やって思ってたけど・・・・   」

 

 

 

あの日から ウチは考えていたことを思い出した

あの時・・・・

隼人って人が言ったこと・・・・・

 

 

「 竹田が出すわけないやろ  」

 

 

あれはどういう意味やったんやろう

その時試着室のカーテンが勢いよく音をあげて開いた

 

 

 

「 どう? このワンピ? 」

 

 

 

「 うん! めっちゃかわいい! 」

 

 

 

「 じゃ これにするわ!  」

 

 

正直ウチはこの黄色いワンピはK子には似合ってないと

おもったけど こんな時は かわいいというのが

女友達ってもんや!

 

 

 

「 でもなM子 

ヨシノの言うとおりやと思うで?

なんぼ あんたが躍起になって会いたがっても

もう うちらもikeちゃんも環境もちがうやろし

付き合う相手もかわってんのんちゃう? 」

 

 

紙袋をいっぱい抱えたK子が難波の地下通りを

歩きながら言った

 

 

「ホンマにウチらと連絡取りたかったらすでにそうしてるよ!

人は成長していくと共に人間関係も変わっていくもんやろ? 

アンタはikeちゃんに執着してんのとちがう?  」

 

 

 

k子のいうことはよく分かってた 実際高校を

中退してから ikeちゃんからは一度も連絡なかった

そして あの夜の後も・・・・

坂上ヨシノはたぶんウチが探してるのをikeちゃんに言ってるはず・・・・

 

 

 

「 ほな! 新学期でな~☆  」

 

「 バイバ~イ☆   」

 

 

 

ウチらは駅の改札で別れた

K子も最近はikeちゃんの話しても くいついてこなかった

この1年で K子はK子でウチの知らん所で

新しい人間関係が出来てるんやろな・・・・・・

 

 

難波の交差点で 

急いで行きかう人ごみにまぎれて

 

 

一人立ちつくした・・・・

 

 

なんか ウチだけ 中3のあの時から 時が止まったみたい

そう・・・ 毎日3人でおったあの時  なんでも話した

夢の話し・・・将来の事 

うちはマンガ家かデザイナーになりたいと言った

K子はキャリアウーマンで女社長やと言った

そして・・・・ikeちゃんの答えは意外やった

彼女はテレながら言った  「 好きな人のお嫁さん  」

 

 

 

ikeちゃんの好きな人の・・・・・・

 

 

 

中3の当時 ikeちゃんには同じクラスに好きな子がおった

なんか その子を見ていつもikeちゃんは笑ってた

ウチからしたらアホなことばっかりしてる うるさい男子の一人やった

いったい その男子のどこがikeちゃんはいいんか良く分からんと

当時は思っていた

 

 

 

その男子の名前は・・・・・・

 

 

 

 

ウチは電車を乗り継いであるお店の前に立っていた

よく下町にあるこじんまりとしたお店やった・・・・

卒業アルバムの住所録だとここに間違いない

お店の入り口に立ったら自動ドアが開いた ヒヤッとした冷房が

さっきまで炎天下を歩いてきたウチには心地よかった・・・

たしか 酒屋さんと聞いていたけど 

お酒以外にもパンやら日用品やらいっぱい売ってて

小さなスーパみたいやった 

今思ったらコンビニの走りみたいだったんだろう・・・・

レジには小さいくてかわいいおばあちゃんが座ってた

おばあちゃんはニコニコウチに笑いかけてた

ウチの期待は一気にそがれた

 

フッと我にかえり 帰ろうと出口に向かった時

その時お店の自動ドアが開いて

従業員らしい人が瓶ビールケースを運びながら入ってきた

 

 

 

 

 

 

 

 

「 伊藤?? 」 (M子の苗字 )

 

 

 

 

「 N君!! 」

 

 

 

 

 

 

 白のTシャツにジーパンそして酒屋の前掛け・・・・

背もすごく高くなってるけど

その従業員はまさしく中3の時に同級生だったN君だった

そう ウチは彼の家に来たのだった・・・・・

目の前でびっくりしてる彼に 来たものの何を言ったらいいか

わからなかった・・・・

 

 

 

「 うわ~~~!!

 めっちゃ ひさしぶり!

 びっくりしたわ~~~!!  」

 

 

 

「 ひさしぶり・・・・・   」

 

 

ウチの態度はあきらかに挙動不審やった

どうしよう・・・・

なんか N君の顔がみられへん

 

 

 

「  何年ぶりや?中学以来やな!

  めずらしいいもんやな~!

  お前ん家 山の手やろ?

 どないしたん? こんな所に

 俺になんか用事あったん?  」

 

 

 

ウチはあせった 何でここに来たか自分でもわからヘンかった

 

 

「 え~っと・・・・・

 あのっ そ そう !これ買いにきたんよ!

 これっ!

 これください!!  」

 

 

 

ウチはちょうど目の前にあった商品をつかんで

N君に差し出した

N君はじーっとその商品を見つめてた

 

 

 

「 ・・・・・ これ・・・・・

 買うために わざわざ?  」

 

 

 

 

「 えっ?

 ええっ! そうよ!  」

 

 

片眉をあげて 

あきらかにN君は疑わしげにウチを見つめていた

でも ウチも後には引かれへんかった

 

 

 

 

「 ふ~~ん!

 まいどあり~~~!!

 ああ  ばあちゃんええよ もう

 配達終わったから 奥いっとき!  」

 

 

 

 

 「 じゃ!!  」

 

 

 

ウチはお金を払うと商品の入った袋をもって

お店を飛び出して走り出した!

恥ずかしい!! 何でこんな所きたんやろう??

ウチは何をかんがえてるんやろう?

N君なら何か知ってると思ったン?

 

バカバカしいっ!!

 

 

ウチらが仲良かったのはもう3年も前やねんで!! 

とっくに皆新しい環境で 

 

 

 

そう K子が言った通り

 

 

新しい人間関係で・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「  ちょっと 待て!!  」

 

 

 

 

 

 

 

グイッと誰かに肩とつかまれて ウチはびっくりした!

走ってた足がピタッと止まった!

N君が息をハァハァ切らしながら 

ウチを追いかけてきたんやった・・・・

 

 

 

 

ハァ ハァ  「  お前っ・・・・・走んの速すぎんねん!!  」

 

 

 

しんどそうに顔を歪めて 

グイッと右手をウチの顔の前に差し出した

 

 

 

「 ・・・・ 釣や ・・・・・  」

 

 

 

その手にはさっきの商品のお釣が握ってた

ウチはお釣も貰わずさっさと帰ってきたんやろか?

N君はまだ息が荒く中腰で片手を肘につけて 下を向いてた

 

 

 

 

「 あっ   ありがとう!

 ごめんね!  」

 

 

 

 

 

 N君がジーっとウチの顔を覗き込んで言った

 

 

 

 

「 お前・・・・・ 

ホンマは俺に用があって来たんちゃうか?」

 

 

 

 

ウチはその言葉にギクッとした!

首を小さく左右に振った

 

 

 

「 アイツか? アイツのことか?  」

 

 

 

ウチの心臓はもはや早鐘を打っていた!

さっきよりも強く首を左右に振った!

N君は必死の形相でウチの両肩を強くつかんだ

 

 

 

 

「 アイツが学校辞めたってホンマなんか?

 ここらへんではみんな噂してるんや!

 お前アイツと仲良かったもんな!

 

 竹田となんか かかわってへんやろ?

 

 

 アイツが(ブラック・ハンド) に入ってるって嘘やんな? 

 なぁ  そんなん 嘘にきまってるやんな?  」

 

 

 

 

ウチはその単語に体全身で反応してしまった

 

 

 

 

「 ・・・・・ホンマなんか? ・・・・・・・ 」

 

 

 

 

 

N君の声が変わった!

もはやウチは泣きそうになってN君の顔が見れんかった

 

 

 

 

 

 

「 そうなんかっ!!

 なぁ! 伊藤!!  」

 

 

 

 

 

「 ウッ・・・・ウチっ!!

 何も知らんっっ!!   」

 

 

 

 

咄嗟にウチはN君を突き飛ばして

その場から走って逃げた!

N君が大声で叫んだ

 

 

 

「 なぁ! 伊藤!

 また 来いよ!  お前ん家配達行くから!

 電話くれたら 行くから!!

 何でもええから アイツのこと教えてくれっっ!! 」

 

 

 

 

ウチは走った!走って! 走って 

もう走れんくらい走った・・・・・

涙もかれて 力つきた時・・・・

鈴木の携帯を鳴らした・・・・ 

また元町にいて怒られた

 

 

 

 

家に帰って 商品を袋から取り出してみると

 

 

「 赤まむしドリンク  」

 

 

と書いてた

 

彼は ・・・・  

 

 

N君は知ってた

すごく ikeちゃんを気にしてるようやった

ikeちゃんはそんなに噂になるほど 何かしてるんやろか・・・

そして どこにでも出てくる

竹田先輩の存在・・・・・

 

 

 

 

「 あいつがブラックハンドに入ってるって・・・・  」

 

 

 

「 ikeちゃんに執着してんのちゃう?  」

 

 

 

「 ikeちゃんが望んで そうしてることやと思うけど? 」

 

 

 

 

 

N君・・・・K子・・・・坂上ヨシノの言葉を一つ一つ思い出した

 

 

 

高3の夏休み・・・・ 

 

 

 

とうとうウチは長年にわたる

ikeちゃんの追っかけを止めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも一緒にいたかった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

となりで笑ってたかった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

季節はまた 変わるのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心だけ 立ち止まったまま・・・・・

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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07 : 31 : 43 | 番外編M子の海岸物語act8 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
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コメント
あっ!
ねずとらも友達が似合ってなくても
「かわいい」
とかいいますっ!
いけないけれど…

ではまたきますっ!

19日までまって……………
by: ねずとら * 2008/08/12 09:57 * URL [ 編集] | page top↑
こんばんわー♪

ふあー。
裏ではこんな展開になってたんですね。
そりゃーN君怒るかも。
浜辺でN君がキレてた理由がようやく分かりました。
めっちゃ心配しとるやないですか。

こんな心配かけて。もー。
しゃーない人ですね。

てか。
わたくし思わずN君にきゅーんとなりましたけど。
気分は既にN君ラブなんですけど(笑)

私は竹田先輩よかN君ファンなんですよね。
ここでは竹田先輩ファンの方が多いみたいですけど(笑)

では、また来ます。
応援ぽちぽち!
by: NIKIandNORA☆ * 2008/08/12 19:52 * URL [ 編集] | page top↑
ただいま
先ほど帰ってきました。

M子ちゃんがN君のところへ行ったのは偶然なのでしょうか?
もしかすると、運命的なものがその時点であったような気もしてきます・・・。
しかし、「赤まむし」には笑いましたぁ!(爆
☆☆☆
by: たくたくろ * 2008/08/12 21:53 * URL [ 編集] | page top↑
携帯からおじゃまします
うむ。Nくんはマジでikeちゃんを想ってるじゃないですか。
切なー。
17日から応援復活します。よい夏休みを!!
by: あつこ * 2008/08/13 07:17 * URL [ 編集] | page top↑
またまたご無沙汰ですぅ~(ノ∀`*)

今回も溜め読みしちゃいました(笑)
M子チャン、追っかけ止めちゃうなんて…
この海岸物語の今後はどうなるんでしょう??
あぁ、また気になるわ~><。

夏季休暇明けの更新、楽しみにしてまーす♪
ゆっくり休んでね(〃ゝω・)b

あ、あと!!
具体的なアドバイスを貰って、参考になりましたー♪
どうにか無事に終わったよ☆
どうもありがとうー(*´艸`)

応援ポチポチッ☆
by: 翔 * 2008/08/13 23:26 * URL [ 編集] | page top↑
お久しぶりぶりです。
お久しぶりぶりです。
すいません。時間が無いので。ご挨拶だけ。
また来ます。
そして・・・"また" ガッツリと絡みましょう。(はぁと)



by: くずよん * 2008/08/14 06:04 * URL [ 編集] | page top↑
N君登場~~~(萌)
そんな必死なN君が過去にいたなら
海岸でのブチギレ気味もわかったかも~…。
やっぱ青春ってええね~…
by: いっし〜 * 2008/08/17 21:23 * URL [ 編集] | page top↑

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