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番外編M子の海岸物語act3

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 キラキラライン2

  海岸

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 3

 

 

次の日 意を決して手紙を持って学校に行ったら

ikeちゃんは休みやった・・・・ それがウチをさらに不安にさせた

K子ちゃんがお弁当の時にグループに入れてくれたけど

ウチはうわの空でちっとも楽しくなかった

 

放課後 学校が終わってからウチはikeちゃんの家に行こうと

元町に向かった・・・・

この町に来るのは2回目やけど

ikeちゃん家に行くのにはこのガラの悪い商店街を通らなアカンかった

古ぼけたアーケードの中にお店が沢山あって なんか店員も怖かった・・・

そして 派手なネオンのレンタルビデオ屋の前でヤンキーっぽい女の子達が

たむろっていた・・・・

ウチの中学の子達じゃないわ・・・・

 

 

ああっ!  イヤっイヤッ!  ガラ悪い!!

みんな ビーバップハイスクールや!

なんで あんな所にツバ吐いてるんやろう? しかも何回も?

ツバってそんなにたまるもの?

こんな所さっさと抜けてikeちゃんの所行こう!

 

 

 

・・・・ikeちゃんは・・・・許してくれるやろか・・・・・

昨日 ウチが言ったこと・・・・・・

 

 

 

「 ちょっと! 待ち!  」

 

 

 

いきなり誰かに肩をつかまれた!

ふりかえると さっきまでレンタルビデオ屋の前で座ってた

女の子のグループの一人だった

 

 

 

 

「 自分! さっき

 ウチらにメンチ切ってたやろ? 」

 

 

 

 

メンチ? メンチって何? 何言ってんの? この子頭おかしいんちゃう?

(☆ ハイ 関西の少しガラの悪い言い方で にらむ と言う意味です )

 

 

 

 

「 メンチ・・・・・ きってないけど・・・・・  」

 

ウチは訳わからず答えた

 

 

 

「 うそつけやぁ~!!お前今メンチ切ってたやろがぁ~!!

どこの 中学じゃ!ゴルァ!! 」  

 

 

 

「 いたいっ!! 」

 

 

次にもう一人の女の子に髪の毛を引っ張られた!

そして ウチのカバン取られてしまってん!

そのカバンにはikeちゃんの手紙が入ってるのに!!

 

 

 

「 おお~~コイツ! 2万も持ってるで~!!

金持ち~~☆☆ 」

 

 

お金が欲しいならあげるからっ!!

手紙だけは返してっ!!

 

 

「 やめて!! 返してよ!! 」

 

 

その時 突然クラクションを鳴らしながら

白いバイクがウチらの中に割って入ってきてん!

 

 

 

金髪に細い体 

白の原付バイクには炎のペイントがしてあった・・・・

 

 

 

そのバイクに乗ってる子は・・・・・

 

 

 

 

 

坂上 ヨシノやった・・・・・

 

 

 

 

「 自分ら 何やってるん? 」

 

 

 

 

「 よっちゃん せんぱいっっ!!! 」

 

 

 

 

うちにからんで来てた3人は 坂上ヨシノを見るなり声色を変えた!

そして あきらかに坂上ヨシノを羨望の眼差しで見てた・・・

この子ら年下やったん??

それに坂上ヨシノ・・・・ヘルメットもかぶらないで・・・・

 

っていうかっ

 

 

 

無免許やんっ!!!

 Σ(゚Д゚ノ)ノ

 

 

 

 

 

「 この子 知り合いやねんけど

 なんか したん ? 」

 

 

 

「そ~~なんですかぁ~!!

知らないですいませんでしたぁ~!

あっ これ 落ちてたから 拾ってあげたよ! 」

 

 

 

そう言ってうちにからんで来てた子達は

うちから取り上げたお金とバックをウチに返した

何が拾ったじゃ!!お前らが今ぶんどったんやろ!

そして今度の集会を楽しみにしてるやら

自分達なら 根性で逃げれるやら何やら

坂上ヨシノにたっぷり自分達を売り込んでから去っていった

 

うちはいきなり坂上ヨシノと二人っきりになって

たちまち緊張が全身に走った・・・・・

男子を保健室送りにした坂上ヨシノ・・・・

さっきの不良達も一目置いてた・・・・

 

 

「 自分みたいなん こんな所ウロついてたら

 カツアゲどころか身ぐるみ全部剥されるで

 ikeちゃん家に行くん?  」

 

 

 

 

 坂上ヨシノはウチのこと知ってた・・・・

そして おもむろにポケットからタバコを出して吸い始めた!

 

 

 

タッ!!タバコ??  405

 

 

 

 

 

無免許にタバコに金パツに・・・・

なんかすごいな コイツ・・・・もはや

同じ人間とは思えんわ・・・・・

 

 

 

 

「今日・・・・・ikeちゃん学校休んだから・・・・・ 」

 

 

 

うちはカバンを握り締めて エイリアンヨシノに言った・・・・

 

 

 

 「 今は止めとき! ikeちゃんの親父が寝てるから

起こしたら 機嫌悪くなってなぐられるのikeちゃんやから 」

 

 

 

 

 「 え? ikeちゃんのお父さん寝てるの?

具合でも悪いの? それで学校休んだの?

お父さんの看病するために?  」

 

 

 

それに ikeちゃんの事を殴るって・・・・・

ありえへん! 

ウチは親父にもなぐられたことないのにっっ! Byアムロ・レイ

 

 

 

 

「 なんと・・・・・

何も言ってへんのか・・・・・   」

 

 

 

坂上ヨシノはびっくりした顔でウチを見てから

何か一人でブツブツ言い出した・・・・

これじゃムリもないとか 何でこんなん相手にしとるんやとか・・・

 

 

 

 フッ 

「 何も知らんねんな! ikeちゃんはアル中の親父の

    代わりに今日と明日はバイトしてんねん!

    学校には言いなや!   」

 

 

うちはびっくりした!

そんな事 ikeちゃんは一言もウチに言うてくれへんかった!

 

 

「 ああ バイトっていうても知り合いのおばちゃんの所で

チャリンコのブレーキ作るの手伝ってるだけや! 

だから ikeちゃんに用があるんやったら

学校来るまで待っとき!! 」

 

 

 そう言うと 坂上ヨシノはバイクのエンジンをかけた

 

 

 

「 ほな! さいなら! 」

 

 

ウチの前からバイクが排気音を立ててすべるように

発信した!

 

 

 

 

「 よ・・・・よっちゃん!! 」

 

 

 

 

うちは思わず叫んでいた!!

たぶんウチの顔は真っ赤やったと思う!

なぜ ikeちゃんが呼ぶように坂上ヨシノのことを

そう呼んだのか自分でもわからんかった

坂上ヨシノはバイクのブレーキをかけて

 

 

 

「 ああん? 」

 

 

 

と眉間にしわを寄せて振り向き

不思議なものをみるような目つきでウチを睨んだ

 

 

 

 

「 あの・・・・・

助けてくれてありがとう!! 」

 

 

 

 ウチはこれをいうのが精一杯やった・・・・・

 

 

坂上ヨシノは暫くジーっとウチを見ていた・・・・

そして おもいっきり高慢な笑顔でこう言った

 

 

 

 

 

「 ばいばい! M子!  」

 

 

 

 

 

 

 

坂上ヨシノは白いバイクにまたがって 商店街を

我がもの顔で走り抜けていった

 ウチは坂上ヨシノの姿が見えなくなっても

いつまでも いなくなったヨシノの残像を見つめていた

 

 

 

結局 その日ウチはikeちゃん家には行かなかった

また   長い詩を書いた・・・・

 

 それだけじゃ 飽き足らず 

白馬にまたがった 騎士の絵を描いた

その騎士の顔は 坂上ヨシノそっくりだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

軽蔑してたハズなのに・・・・・

 

 

 

 

ちょっぴり憧れてたんやろか・・・・・

 

 

 

授業に出ないあの子・・・・・・

 

 

 

 

コスモス色のルージュー・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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06 : 51 : 36 | 番外編M子の海岸物語act3 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑
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コメント
よっちゃん
カッコイイw

ちょっと憧れちゃいますね、こういう不良でカッコイイ女の子。

それに、下町の雰囲気もすごくよく表現されてますね。
じゃりん子チエを思い出しました。
by: あつこ * 2008/08/01 08:02 * URL [ 編集] | page top↑
かっこいいです☆
坂上ヨシノって人!

ikeママンさんバイトしてたんだぁ~!

すごぉい♪

またきまーす(^^)v
by: ねずとら * 2008/08/01 10:43 * URL [ 編集] | page top↑
ちょっとちょっとぉ~~~!!!
ヨシノ姉サン カッチョェェやないのぉ~~~♪♪

(〃∀〃)


ウチの死んだオヤジも酒癖悪くてね

オカンや祖父母殴ったり殺しかけたり
家庭内荒んでたんょ。
おかげさまでアタクシもベッド脇にバットとか置いてましたが・・・
↑超カミングアウト?笑

姉サンも色々過去を背負ってるみたいですな。
いつか語り合うべょbbb
ポチ
by: 瑞 * 2008/08/01 17:54 * URL [ 編集] | page top↑
どうも。ブラット・ピッツです。
一気読みさせて頂きました。
正確には、読み出すと止まれませんでした。
面白い♪つうかママンさん凄いです。1人何役こなしてるんですか♪
もう、職人芸ですね。ママンさんがチャリンコのブレーキを
直している所を想像、妄想したらちょっとツボに入りました。笑。
すいません。笑う所でもないのに。悪気はないんです。でもウケた♪笑。

ママンさん、僕の企画にエントリーしてくれてありがとうございました。
めっちゃ嬉しかったです♪

ママンさんの作品、ちょこ~っとだけ趣旨からズレてましたが、
採用させてもらいますね。
その際、僕がちょっとだけ手を加えさせて頂きます。
基本の原型は崩さずにしますのでご安心ください。
ママンさんが読んで、自分のだと分かるようにしますので♪
もう少々、お待ちを♪
でわでわ、また長々と駄文垂れ流してすいません。

つうか、急いで戻って今日の日記書かなきゃっ!(汗
by: 崩せる四輪車 * 2008/08/01 18:03 * URL [ 編集] | page top↑
白馬
白い原付が白馬とはうまい表現です。
イメージがわいてきますね。
M子ちゃんもよっちゃんのいいところがわかってきましたね。
はたから見ていたり、聞いた話だけではその人間の本当のところはわからないものですね。
by: たくたくろ * 2008/08/01 18:15 * URL [ 編集] | page top↑
こんばんわー♪

よっちゃん!男前!!

でも初恋編の時のよっちゃんとは随分イメージが違いますね~。
M子ちゃんの目にはよっちゃんはかっこいいイメージで映ってるけど、ikeママンさんの目にはいくらおちゃらけててもホントは優しさと弱さを持った子だと映ってたんでしょうね。

見る人の視点によって、相手への印象はガラッと変わるっていうことがうまく書き分けられてると思います。

って、何を偉そうに書評しとんねんっ!(笑)

では、また来ます。
応援!
by: NIKIandNORA☆ * 2008/08/01 22:38 * URL [ 編集] | page top↑
☆ あつこ さん☆

おお~☆
まさにじゃりんこチエそうですね!
そんな感じです☆この物語では今から
15年ほど前のお話しですが
あの当時は本当にジャリンコチエを
地でいってましたよ~
一杯立ち飲みや沢山ありました~☆
まだM子お話しは続きます♪
これから面白くなってきますんで
応援してくださいね~☆
by: ikeママン * 2008/08/03 21:55 * URL [ 編集] | page top↑
☆ねずとら さん☆

こんばんは~☆
そうですよ~♪
バイトっていうか近所のおばちゃんの
所で内職してました!
ちなみに 坂上ヨシノは
ikeママンの二十の再会の
No4ぐらいに出てくるよっちゃんです~♪
by: ikeママン * 2008/08/03 21:57 * URL [ 編集] | page top↑
☆ 瑞 さん☆
おお~~!!
瑞 ちゃんのカミングアウトすっごく
感動しました~!!

なんかいろんな意味で親近感が湧いちゃいます♪
これからも仲良くしてね~☆
いつか マジで語りあうべし!!
by: ikeママン * 2008/08/03 21:59 * URL [ 編集] | page top↑
☆ブラット・ピッツさん☆

どうも~♪
アンジーです☆
今日2回も行ったけど更新されて
なかったわ!
ブラピ!どこにいるの~??
アンジーは寂しいわぁ~!!
企画やっぱり
的外れてた?
そうじゃないかな~??
とは思ってたのよ~☆
書いて応募してから 
ん?
なんかちがう?って
思ってたけもう遅かった
ぜんぜん不採用にしてくれてもいいのよ~☆
基本的に下ネタは得意じゃないの☆
また 遊びに行くわ~☆
by: ikeママン * 2008/08/03 22:03 * URL [ 編集] | page top↑
☆たくたくろさん☆
本当にそうですね~☆
先入観とは恐ろしい物です!
よっちゃんもM子もいい子だとikeママンは思います
みんな人のいいところが見れれば
戦争なんか起きないと思いますが~
なかなかですね~♪
おお!おおきな話だぁ~☆
by: ikeママン * 2008/08/04 07:18 * URL [ 編集] | page top↑
☆ NIKIandNORAさん☆
おお~!!
まいどながら深い!!
そう!まさにその通りなんですよ~☆
よっちゃんはikeママン以外の人には
めっちゃ怖いです!
ですからもちろんM子とよっちゃんと
3人で遊んだことはありません!
なぜなら きっと甘ったれなM子に
よっちゃんがブチ切れるとおもったからです~☆
当時はよっちゃんとM子の間をうまく行き来するのに
どうしたらいいか考えた時がありましたよ~☆
M子もよっちゃんもいいキヤラしてるでしょ~☆
まだつづきますんで見に来てくださいね♪
by: ikeママン * 2008/08/04 07:28 * URL [ 編集] | page top↑

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