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ikeママンの純情な感情編No38

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第3章 純情な感情編


No38  ( 懺悔かもしれない・・・  )



















「 化粧で隠してもわかるわよ・・・・・・

  もう 治りかかってるけど

  かなりひどかったはずよ・・・・・・・ 


  誰にやられたの?

 もしかして今まで連絡が取れなかったのもこれのせい?  」




顎をつかまれたまま ジェニーさんが

ikeママンの顔の傷をよく見ようと近づいてきました

どアップになった彼女の目じりには苦労してきたのでしょう

その象徴の年輪が刻まれていました





「 これは・・・・・ その・・・・・  」





ikeママンは観念してすべてを話しました

そして 

パーティを抜けて少し頭を冷やしたあと本当は戻ろうと

していたなど・・・・・


この際 ライアンのせいにしてみてもいいかなと思い

言い訳がましいことも漏らしていました









「 なんてことを・・・・・・・   」









ジェニーさんが大きくため息をついて言いました

その言葉はあきらかに失望のニュアンスが混ざっていました






「 でも・・・・・・

 今考えれば 彼はあたしを

 あのナイフで切り刻もうと思えば

 切れたはずなんですよね・・・       」






「 恐ろしいこと言わないで! ike! 」







「 夜・・・・・・ 

 寝る前に思い出すんです・・・・・

 ライアンが 激しくあたしを罵倒する声が・・・・・・

 悲しみに引き裂かれるような 叫びが耳から離れなくて・・・・  」






「 ジャンキーは 相手に恐怖を与えることで 

  自分の恐怖に対処するのよ          」






「 でも・・・・・

 彼をそうさせたのは あたしかも・・・・・



 沢山お金を使わせたし・・・・・

 今思えばひどいこともいっぱいしたし 

 もしかしたら

 ライアン以外でお客様もあたしのこと恨んでる人が

 いるかもしれない・・・・・



 あたし・・・・・・

 沢山ウソをついてきたし・・・・・・

 裏切ったこともあったし               」






「 ike! もう辞めなさい   」







ikeママンの目が大きく開きました

ここ数日間この思いにとり憑かれたら 

頭の中に靄がかかって ひどい頭痛がします

でも 言葉がとまりません  






「 ライアンが言ったんです

 「お前にいくら使ったんだ!」 って

  

たしかに 一杯お金使わしたし

色目も使ったし 

脚もチラッと見せたわ

あたしは彼の前では好きにふるまってたかもしれない

あんな風に見つめられたら気分もよかったかもしれない


一年に何回も誕生日だって呼び出したし

そのたび彼は来てくれたし 

ライアンはあたしのせいだって

あたしがボトル下ろしてっていったら

何度も彼はおろしてくれたから

何度も!何度も!何度も!    」








「 ike!!!  」







不意に両手で頬をジェニーさんに叩かれました

その痛みに一瞬ikeママンは我に帰りました






「 ライアンにはものを正しく見る目がもうないのよ・・・・・・  」






ikeママンは強く目を閉じました

するとそこから大きな涙が一粒流れました






「 ・・・・・ごめんなさい・・・・・

  不安定で・・・・・            」






ジェニーさんはikeママンを抱きしめ諭すようにいいました





「 彼らが生きている卑しい環境の中では

  もうライアンは救えないのよ・・・・・


  彼が毎日通っていた外国ショーパブが摘発されたわ

  ついこの間の話よ              」






「 え? 」






ikeママンは眉をひそめました

ライアンがikeママンの店にこない間

そんな所に通っていたなんて知りませんでした





「 遅かれ早かれそうなることだったのよ

 ショーパブにしてはあそこはハデにやりすぎていたから

 その時かなりのドラッグ容疑者が捕まったわ

 警察はその連中をいつものようにあつかうのよ・・・・・


 12時間一睡もさせずにひとりで座らせとく 

 たばこも吸わせずに

 彼らは靴の中に小便を漏らすほど恐がる

 やがて 彼らが素直ないい子になったら 

 警察は父親のように諭すのよ


( お前には弁護士なんていらんな 

  しっかり罪悪感を持っているのに

  なんで弁護士がいる?  )


  

 ってね・・・・・・



捕まった彼らは将来のことを考え出す 

すると芋づる式に他にも

ドラックにまみれてる連中の名前を吐き出すのよ

ライアンにスポットライトがあたるのも時間の問題なのよ・・・・・ 


いいえ 

こうしている間にもう すでに捕まっているかもしれないわ 」


   






ジェニーさんは納得しているようでも軽蔑しているようでも

考えられるしぐさで腕組をしていました










そして 


暫くの沈黙のあと彼女は静かに言いました












「 ike・・・・・・・

 貴方はこの世界で生きていくには  弱すぎるわね・・・・・   」





























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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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