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ikeママンの純情な感情編No33

 

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第3章 純情な感情編


No33   (  ありえない現実  )




教会は みかげ石の大きな建物で 

三面の壁にはステンドグラスがはまった窓がありました


通りに面した芝生のところに 

まるでそこから生えた木かなにかのように

大きな十字架が立っていました



十字架の下で・・・・・・



久しぶりに会ったライアンの顔をikeママンはじっと見つめていました



いったいどうしたことでしょう・・・・・

数ヶ月前の彼とはかけ離れたみすぼらしさ

おそらく ドラッグのせいで仕事も辞めてしまったのでしょう



ikeママンはなぜか無防備に彼に

一人で話しかけたことを後悔していました

何か身の危険にさらされているような気がしてならなく

心臓がドキドキして 頭が破裂しそうでした  

ikeママンはライアンから手を振り解くと 

いつでも逃げれるように数メートル間合いを取りました


ライアンは暫く空を見上げ何か考え事をしていましたが

ニッコリikeママンに微笑んでポケットから何か取り出しました


それを見た途端 

ikeママンの体全身が硬直しました


ライアンはポケットからジャックナイフを取り出すと

まるで 

どうしてそれを持っているのかわからないとでもいうように

手の中でゆらゆらさせました

街燈の明かりがナイフの金属に反射して

ikeママンの太腿に光の輪を作っているのが見えました




「 ike・・・・・・・

お金を貸してくれまセンカ・・・・・・?  」






ライアンはゆっくりした口調で言いました

ikeママンの目は 彼の持つナイフに釘付けになりました


もし 彼が本当にikeママンを傷つける気なら 

とっくにそうしてるだろうと考えましたが


自分がこの大きな刃わたりのナイフに突き刺されているのを

想像しただけで体が恐怖に震えました

辺りを見回しても人影も隠れるところもありません

大きな声で助けを呼んでも 誰も来なければ

無駄にライアンを刺激し興奮させるだけかもしれません 

甘いコカインの匂いを漂わせたライアンは

ikeママンのビーズのパーティバッグをひったくり

せわしなく中身をひっくり返すと

ピンクのシャネルの二つ折り財布から

一万円札を引き抜きました





「  ごめんなさい 

  それしか  もって ないの・・・・・・・・・  」






ライアンは財布を投げつけ

それがikeママンの頬にあたりました

そして 彼はこれ以上ないほど憎悪を

むき出しにして叫びました






「 thinks be use you how much??


( お前にいくら使ったと思ってるんだっっ! )







胸を突くような悲しみのほうが

財布が当たった頬よりも痛みました


氷の手でつかまれたような恐怖感が

溢れる涙をこらえようとしても

目頭が熱くなって止まらなくなりました

しかし 

今は泣いている場合ではありません

なぜなら 

大きな涙をこぼして先に泣き出したのは

彼のほうだったからです




「 Shit. ・・・・・・・・

 ( くそっ )

お前はずっと俺をバカにしてきたんだろう  」






ライアンは独り言のような調子で不満の一つ一つを

挙げていきました





「 あんなにたくさん尽くしてやったのに・・・・・・

  ボトルもおろしてやったのに・・・・・・

  お前は安っぽい Stripper なんだよ・・・・・



  裸になって踊るのが好きなら 一生そうしてろ   」





「 ちがうわ・・・・・・

 あれは一晩だけよ!

ライアン貴方はいい人だわ   」




ikeママンは恐怖に震える声でそれに抗議しました



「 ふん!

またか かわいそうなライアン!

どいつもこいつも金がなくなると

俺をそうやって馬鹿にしやがるんだ


お前もそうだ  

俺が恐いもんだから いい人なんて言いやがるんだ  」





「 恐くなんかないわ

 どうしてそんなふうにあたしにナイフを向けたいの?

 ナイフなんていらないじゃない

 話しましょう・・・・・

 話しをするのにナイフが必要かしら? 


 いらないよね?

 だから 早くしまって  」





ikeママンはライアンの手をゆっくりと掴もうとしました

ですが ライアンは頑固に首を振りました




「 ダメだ! 


 俺にもようやくわかったよ

 人はみんな俺を馬鹿にするんだ 

 いつだってそうさ

 ハイスクールで彼女にふられた時も・・・・・・


 初めて教壇にたった時も俺を馬鹿にしてみんな笑うんだ! 

 そして 

 お前を助けにステージに上がったあのハロウィンの日

 あの いまいましい 日本人の子男に殴られた時も!!   」




ライアンはikeママンを突き飛ばしナイフを首に突きつけました

ikeママンは壁に背中をこすりつけるように身を反らして叫びました






「 ライアン!! やめて!!  」





「 ライアンやめて~(笑) 

  お願いか? ああ もう

 そういうのは うんざりだ!

  

 あのあと 俺がどんな思いをしたと思う?

 日本人に殴られた弱っちいライアン!

 馬鹿なライアン! 

 女を助けようとして惨めなライアン!!  」






ライアンがすぐ顔の近くで叫んでします

完璧に彼は正気を失い わめき続けています

ikeママンもこれ以上の恐怖に耐え切れず 

泣き叫びながらライアンの許しをこいました


  



「 ライアンお願い! 

  ナイフをしまってっっ!! 

  もう やめて!!     」










「 うんざりした!! もうたくさんだ!!

 わかるかっ?? 

 俺の言ってることがわかるかっっ?? 

 もうたくさんだって言ってるんだ!

 お前もニッポンも もう知るもんかっっ!

 みんな 悪魔だ!!  

 お前は俺の金を吸い取った悪魔だっっ!! 

 悪魔は制裁を食らわさなければ

 ならないっっ!!  」








「   No   Ryan.!!!   」






かすかに開けた目に 

ライアンの悪魔のような形相が飛び込んできました

そして

ライアンは子供を寝かしつけるように

優しくささやきました








「 Good-bye  ike.・・・・  」
























まるで スローモーションのように


















ナイフが輝いて振りかざされるのを

見ていました
















覚えているのは・・・・・・・・











激しい痛みと




地面に映された   



















真っ赤な血痕の花びら・・・・・・・







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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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