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ikeママンの純情な感情編No28



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第3章 純情な感情編


No28   (  ikeママンの不安 )





その日ikeママンは念入りに鏡の前で化粧をしていました


ゆるく巻いた髪をほぐし 

ルージュの色を決めかねているときに

ベッドに置いてあった携帯が鳴り響きました

ikeママンはその呼び出しに

待ちかまえていたかのように飛びつきました




「 やぁ  

僕がプレゼントした携帯は気に入ってくれたみたいだね 」



マスターでした




「 まだ東京なの? 」





「 今 ちょうど静岡を越えた所だよ 

  商談が早く終わってね 

  なんとか今夜のパーティに間に合いそうだよ    」





「 私達の婚約発表パーティなんよ!

  遅刻なんてダメよ!          」





ikeママンはわざと恐い声で言いました


新店舗融資などの商談で東京に行ってて

暫く大阪を留守にしていたマスターに

話したいことは沢山ありました

ikeママンは店の事

今夜のパーティのお客様の事

そして パーティに着るドレスの事など一気に話しました




「 大阪に着くまでに一眠りしようかと思ってたのに

  君のドレス姿がちらついて眠れそうにないな   」




マスターは笑って甘い言葉で

ikeママンをからかって電話を切りました


あと数時間したらマスターに会って

今夜の二人はごく少数のikeママンとマスターの事を知る人達

内輪だけの婚約発表パーティをする予定でした

ikeママンはため息をついてベッドに横になりました





    あたしはマスターを愛してる・・・・・

    そして 彼もあたしを愛してくれている・・・・  







あの台風の夜・・・・・





深紅のハーレーの上で

ikeママンはマスターに抱かれるのを拒んでしまってから

てっきり彼とは気まずくなるのかと思いきや

なんと  その翌日マスターは出勤前に

ikeママンの家まで向かえに来てくれました

そして 指輪を渡され昨夜の失礼を許して欲しいと

ikeママンがその気になるまでいつまでも待つと

言ってくれたのでした



さすがに彼の優しさ  

誠実さに心を打たれたikeママンは

正式にマスターの申し出を受けました・・・・・・






ローズの香水を体にふり

体にぴったりの薄いシルクのピンクのドレスを

足から着て ファスナーを閉め

飾りの櫛を髪に留めると

思った通り

バービー人形のようなikeママンの完成でした

かなり高いヒールを履き ミンクのコートをはおり

家を出た頃にはすっかり夜になっていました

タクシーでN君の家の横を通りすぎると 

どうしても思い出してしまいます

ikeママンは窓越しに流れる御堂筋の

銀杏並木を見つめていました







マスターとの婚約を決めた夜・・・・・・・





自殺未遂を謀ったN君の彼女 

ゆみちゃんの執念には恐ろしいものを感じました

そして 

ikeママンとゆみちゃんの狭間で苦しむ彼・・・・・


あの時 泣いて縋れば・・・・・・・


あたしを選んで欲しいと懇願すれば 

彼はきっとその通りにしたでしょう





「 彼はそういう人や・・・・・・   」





タクシーの後部座席でikeママンは小さくつぶやきました


たしかに二人で過ごしたあの夜は

お互い真実の心だったでしょう


しかし たとえ一緒になったとして

一人の人間を不幸にしたうえでの

幸せは果たして成り立つのでしょうか?

なにかことあるごとにゆみちゃんの存在が

チラつくのではないかとikeママンは考えました


いや・・・・・・・・・・

それ以前にikeママンがゆみちゃんのようになりふりかまわず

あそこまで人を愛することができないと感じていました





「 あたしが愛せない・・・・・・・・・ 」






また小さくつぶやきました

ikeママンは顔をしかめました

マスターに身を捧げようという時に

ほかの男性のことでこんなに心を乱される自分が不安でした




そう・・・・・・・・




マスターはあの夜依頼 

ikeママンには触れてきませんでした

そして一度拒んでしまった今 

自分からは中々言い出せません

ikeママンは不安をかき消すようにまた 小さくつぶやきました




















「 今夜・・・・・・

 彼は・・・・・・・

 抱いてくれるかしら・・・・・・・     」
























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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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