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ikeママンの純情な感情編No25

 

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第3章 純情な感情編


No25   (  道端のラブシーン  )










深夜の1時・・・・・・・



ikeママンは家の前の駐輪場に静かにバイクを止めました・・・・

あたりはすっかり寝静まり 

いつもならすぐに家に入る所なのに

バイクのシートからカバンを取り出したikeママンは

家と反対方向の大通りに向かって歩き出しました


大通り添いには ハザードランプを点滅させ

排気ガスを上げて停車しているガンメタのGTR・・・・・・・



いつも見慣れた丸いテイルランプ・・・・・・



そして 

車に持たれてタバコを吸っているN君の姿がありました

茶色の艶やかな髪 

黒の皮ジャンのポケットに手をつっこみ

少し肩をいからせた後ろ姿・・・・・・



見慣れた後ろ姿 

何度も道端で捜して足を止めた後ろ姿

ikeママンは切なくなりながら

その後ろ姿に近づいていきました



御堂筋をスクーターで走らせ 

GTRがぴったり横付けされているのに気付いてから

GTRはスクーターをなんなく追い越せるのに

N君は背後から来る車のクラクションを無視して

スクーターに寄り添って走りました

そのあまりにも迷惑な行為に

たまらずikeママンは話を聞くから

先に行って待っているように彼に言いました





「 よお・・・・・・  」






N君がikeママンが近寄ってくるのを

見て落ち着かない様子で言いました






「 まいど・・・・・  」





ikeママンは両手を体の前で固く握り答えました・・・・・


彼の首に手を巻きつけて息の根を止めてしまわないように・・・


あるいは手を伸ばして抱きつかないように・・・・・


どちらにせよそんなことをすれば面倒なことになります

だから  

ただ棒立ちになって

彼を見つめて次の言葉を待ちました





「 ・・・・・お前ん家の留守電は 

      どうやら壊れてるみたいやな・・・・ 」






彼が大きなためいきをつきながら言いました






「・・・壊れてるんじゃないよ・・・・・

   話したくなかっただけ・・・・       」






「 俺と話したくないんか?   」






彼が一歩前に出ました 

でもikeママンは本能的に一歩下がりました

それを見て彼はぴたりと止まり 少し傷ついたような顔で

ikeママンのの目を見据えたまま言いました




「 ゆみと・・・・・・会ったらしいな・・・・・  」





その名前を聞いた途端

ikeママンの心の中に嫌な塊が沈んだかのようでした




「 ike ・・・・・・説明したいんや   」




「 いいわけでしょ?    」





道路を行く車のヘッドライトが彼の顔を一瞬照らします

その顔は青ざめ いらだたしく息を吐きました

そしてポケットから手を出し また一歩前に出ました





「 やめて! 」




ikeママンも一歩下がりました





「 こないで! 」





ikeママンの腰の後ろに

道路のガードレールが当たりました

N君はチャンスとばかりに両手でガードレールを掴み

うまくikeママンの前に陣取りました 


彼は逃げる隙も与えずikeママンを囲い込みました


N君の体温と匂いに包まれて 

あろうことかikeママンは

すぐに 二人が深く愛し合った夜を思い出しました

頭の中で一糸まとわぬ姿の二人が

こんな結末になるとは知らずに絡み合っています

 


ikeママンは固く目を閉じてそれを払いのけようとしました


目を開けると彼の顔が迫っていて 

その瞳からは

どす黒い不安が渦巻いているのが見えました

囲い込まれたikeママンは心臓が猛烈に打ちはじめていました





「 話し合おう・・・・・話さなアカンのや   」






「 いや      」




ikeママンは下を向いて首を振りました




「 俺の家にきてくれ    」





「 まさか! 行く訳ないわっ!! 」




N君はしばらく無言でikeママンを見ていました




「 いや・・・・・・・・

  そういう意味で言ったんじゃなくて・・・・・   」





「 どういう意味よ?

 もう 絶対貴方とはそんなことにならないわっっ!! 」






「 ike・・・・・・

  たのむから・・・・・・    」





一瞬彼の悲しそうな顔につい気を許しそうになりましたが

ikeママンはすぐに身を引き数歩後ずさりましたが

N君がガッシリ捕らえて離しません




「 帰るっ!! 離して!! 」





腹立たしくなったikeママンはN君の胸をパンチしました

しかし 彼は一向にikeママンを離しません

それどころかしっかりとikeママンを自分に引き寄せます

ikeママンは暫く両手でN君の胸を叩いて抗いましたが

だんだん今まで抑えていたものが溢れてきて

涙がとまらなくなってしまいました


N君はikeママンが気が済むまで胸を叩かせ

無言で抱きしめていました


やがて 

胸を叩くikeママンの手から力が抜け

拳が次第に開いて 指がN君の皮ジャンを掴みました

それから 呻いて彼の胸に身を寄せて泣きました

N君はikeママンの髪を掻き上げ 

おでこに優しくキスをしました






「さぁ ・・・・・・ 寒いから乗って  」






きつく肩を抱かれ・・・・・・・


車の助手席を開けられ力無く

ikeママンは助手席に滑り込みました







まだ涙は止まりません







すかさず運転席に乗り込んだN君が

泣いているikeママンをふたたび抱きしめました







今や抵抗する気力さえ失われていました


彼は髪をなで ikeママンの耳元で優しく囁きました


















「 お前が泣き止むまで 

ずっとこうしてるから・・・・・・   」




























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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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