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ikeママンの純情な感情編No21

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第3章 純情な感情編


No21   (  ikeママンの夢   )









ikeママンのホームグラウンド

大阪のミナミは毎日何かしら胸がときめくシーンに会える町でした


そして何よりも先週 

ゆみちゃんとのやりとりでキズついたikeママンの

慰めとなったのは

ホステスをしてからここ何年かの間に出来た

多くの友人たちの存在でした



その友人の一人 ジェニーさんの(ニューハーフショーパブ)

ようやく (新装開店)オープンにこぎつけたようでした


彼女・彼?は全財産をはたいてミナミでも1・2を誇る

豪華絢爛な店を作り上げていました


その贅を尽くした店内は どこを見ても華麗に光り輝いていました

中央に敷かれたペルシャ絨毯は大きなステージにまでのび

金糸模様も美しいロココ調の応接セットは 

お客様が座ると10センチも沈み

簡単には立ち上がれないように

自然と長居するような作りに仕上げられています


天井からは金のシャンデリアが吊らされ 大理石のテーブルには

ジャマなくらい豪華なフラワーアレジメントが飾られていました


そして中央のステージではジェニーさんが髪を高く一つに結い上げ

体のラインがぴっちり移るスパンコールの金のドレスに見を包み

ピアノの曲にあわせてシャンソンを歌っていました


そして そのピアノを弾いているのは 黒いスーツに身を包み

グレーのタイをしたマスターでした


薄暗い客席に座りこみ

これまためいっぱいオシャレしたikeママンは

眩しげに二人を見つめていました



「 ワインは赤?白? 」



ワインの栓を抜きながら 

歌を歌い終わったジェニーさんが

一人座るikeママンの席にきました




「 すばらしかったです!ジェニーさんのステージ! 」



ikeママンは興奮して言いました



「 そう? ありがと 」




ニッコリ笑うジェニーさんの

半分見えかけているGカップの胸の谷間には

縦に細く折りたたんである万冊が

これぞバブリーといわんばかりに

何枚も突き刺さっていました




「 でも 目むいて歌うの・・・

  ちょっと恐かった・・・食べられそうで・・・ 」





「 失礼ね あんた・・・・・

  あれは表現の一端よ!

  そんなことだから中身がうすっぺらく見えるのよ!

  あんたぐらいの顔と乳なら

  このミナミでは吐いて捨てるほどいるわよ! 」






指にタバコを挟み 

大きく煙を吐きながらジェニーさんの辛口のイヤミが

ikeママンを襲いました




・・・・・359 暴れたろかな・・・・・






「・・・・まったく・・・・・

 カズちゃんもなんでアンタみたいなのがいいのかしらね・・・・

 絶対アタシの方がいい女なのに 

 残念なのは彼がノーマルだってことだわ 」




「 え? 」




ikeママンはドキッとしました 

カズちゃんとはマスターのことです

秘密にしているのに 

ジェニーさんはikeママンとマスターのことを知っているのでしょうか?


そこに 酔っ払っているであろう 

これもikeママンの友達のミナミでナンバーワンの

キャバクラ嬢のあけみちゃんをかかえて

マスターがikeママン達の席にやってきました





「 キャハハハハ♪目がまわる~~~♪♪ 」






「 まったく 飲みすぎだよ! 

  ジェニーさん洗面室どこ?

  あけみちゃん気持ち悪いって!!  」




「 つきあたり 左よ!

  いい?

  汚したらちゃんと掃除するのよ 

  大理石の便器高かったんだからね! 」




あけみちゃんを脇にかかえマスターが介抱しに連れていきました

ニューハーフの誰かがケーキのろうそくを吹き消す頃には

パーティは最高の盛り上がりを見せていました


クラッカーの派手な音 

みんなの歓声

ふざけあう笑い声にイッキコール・・・・・




「 ・・・・彼はね・・・・・


 アメリカ人とのハーフなのよ・・・・・

 でも父親が誰かわかんないらしいの・・・・   」





その盛り上がりを見ながらジエニーさんがしっとり話し始めました



「 え? そうなんですか? マスターが?  」





「 たぶん 知ってるのはあたしだけしょうね!

  何せ 彼がミナミにきた頃から知っているから


  あの頃はあたしも自分の性癖に気付いたばっかりでね・・・・

  まだ男の格好をしてて 二人でこのミナミで小さなバーの

  雇われバーテンをしていたわ 」




ikeママンはジェニーさんの話しにとても興味が湧きました

まさか こんな所でずっと知りたいと思ってた

マスターの過去が分かるなんて




「 彼は好きになる値打ちのある男よ 

 優しくて思いやりがあるわ

 ミナミではそういう男が

 成功するものなの たとえば厨房の陳さんもね  」





「 陳さんを知っているの? 」




陳さんとは「Zip」の厨房の中国人の板前さんでした





「 陳さんは私の知り合いなのよ 

 障害を抱えているのでどこも雇ってくれなかったけど

 私が頼んだらカズちゃんは即座に引き受けてくれたわ

 彼は不運は人達を雇ってくれるのよ  」




ikeママンもマスターを見てて彼は従業員の扱い方を心得ている

利口な雇い主か 本当に人を好いているか

どちらかだと思っていましたが

やはり後者のようです

ジェニーさんがワインを飲みながらさらに続けます




「 あの店も潰れかけてた前の経営者から

  譲り受けてから彼が経営してから

  見事に盛り返したわ  」




ikeママンはあっけにとられ・・・・

無言のまま聞いていました

本当に何でも知っているジェニーさんとマスターの

歴史の深さを感じました





「 このミナミには虚栄と失望が蔓延している不思議な町よ・・・・・

 しかし 昔ながらの人情や信頼がその裏ではしっかり存在しているの


 カズちゃんはときどきよそよそしくなってしまう所もあるけど

 あんたは彼を打ち解けさせてくれる人なんでしょうね・・・・

  

 最近の彼は本当にリラックスしているように思えるわ    」







「 それは・・・・ 気のせいじゃ・・・・   」




ジェニーさんが声を出して笑いました





「 そういう所好きよ!ike!

  まったく あんたって本当に自分のことわかっていないのね  」





そういうとジェニーさんはまるで獲物を値踏みするかのような目で

ikeママンを見つめ遠慮のない物言いをしました





「 マスターはあんたと所帯をもって 

  新しい店を開きたがっているわ

  「Zip 」みたいなラウンジじゃなくて 本格的なイタリアンレストラン



  そして 私はマスターを今あんたに売り込んでいるのよ   」










え?・・・・・・







ikeママンはあまりの突然の申し出に思考が付いていきませんでした






「 にぶい子ね!

  マスター・・・・彼はあんたにぞっこんよ!

  あんたのために店を一つ増やすって言ってるのよ!

  彼と結婚するとあんたはレストランのオーナー夫人なのよ!」








トクン・・・・ トクン・・・・・








途端にikeママンの頭のなかではオシャレなレストランで

美しく着飾った自分が料理に舌鼓を打っている常連の

お客様に話しかけている光景が浮かびました








トクン・・・・ トクン・・・・・














マスターが・・・・・あたしと?・・・・・・・・



















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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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