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ikeママンの純情な感情編No4

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第3章 純情な感情編


No4 ( ハロゥインの夜No2 )













ikeママンは入り口に腕を組んでじっと立ってるN君を見つめました・・・・




彼もikeママンをただひたすらジッと見ていました・・・・

いえ    

見ているというより睨んでいるとさえ感じます



 

彼の口元は真一文字に引かれて

眉には大きくしわが寄っていました

今のikeママンには

ホールの客の誰の姿も目に入りませんでした


イケママンは静かに人ごみを横切り 

ホールを駆け出し

従業員用のトイレに逃げ込み

力のぬけた震えている両手で

体を抱くようにしてしゃがみこみました







  もうすぐ ショーが始まる・・・・








早急に考えなければいけないのに  何も考えられない

ikeママンは胃がざわつき気分が悪くなりました




  早くここを出て行かなければ・・・・





接客しなければと思っても

体がいうことを聞きません・・・






「 どうして・・・・・ ここに・・・・・  」






ikeママンは小さくつぶやきました・・・・

たけし君が連れてきたといいました

では  彼は自分の意思できたのでしょうか? 

それともムリヤリ?


そう・・・・あの海での出来事は誰にも言っていませんでした

ikeママンは後悔しました 

あの自分ではフラれたと思っている事を

M子にでも話していれば 

彼をここに連れてくることは無かったでしょう







  もう・・・・

  私とは関わりあいたくないんじゃなかったの??






今のikeママンには

N君が何を考えているかさっぱりわかりませんでした


しかし 何事もなかったかのように 

ニッコリ笑って友達なんかできるわけがありません!


ましてや彼がikeママンの客になって

自分が接客するなんて拷問のようなものでした




立ち上がり トイレの鏡を見ました

我にかえったikeママンの猫の姿は滑稽なものでした

ikeママンは目を閉じ 涙をこらえました





  私は今は勤務中・・・・

  いつまでもここに閉じこもっているわけにもいかない・・・・






接客しなければ でないと 私のために来てくださってる

お客様に申し訳ない・・・・・


ikeママンはN君を無視する決意をしました



そして これから今までで一番辛くなるであろう

接客・・・・

ショータイムに思いを寄せ 背筋を伸ばしてトイレから出ました


ホールに出てみると先ほどよりも混雑していて 

ikeママンは完璧に条例規制に反していると思いました

人ごみでひしめきあったホールは今にも床がぬけそうでした

ikeママンの耳に騒音と笑い声と 

グラスのぶつかる音が聞こえました


ikeママンはレジでボーイに集客名簿を見せてもらい

自分の客がどのくらい来ているのか把握しながら

ゆっくりホールを回り

それぞれ変装している客を探す大変な作業にうつりました






「 ikeちゃ~~ん!!捜したよ~☆ 」







たけしがいつもの軽妙な態度で近づいてきました








「 たけしくん骸骨にあってるね 」







  しっかりしなきゃ! 

  彼にかかわらなかったらいいことだ!





ikeママンはすでに自分を取り戻し

営業スマイルで楽しそうに振る舞っていました





「何の話をしてるの? 」




魔女のM子が近づいてきてたけしの腕に腕をからませました




「 見てよ!あの女の人! 」





何気なくホールを見回したikeママンは目を丸くしました


なんと!   


さきほどのニューハーフの女性が

片方の胸を露出させていました




「 彼女!片乳の葉っぱをなくしてしまったんやわ! 」





ikeママンは適当に答えました


たけしとM子がダンスフロアに目を向けた途端

DJYukiさんがなにやらマイクで叫び

ご機嫌なダンスミュージックが流れてきました

客波はいっそう乱れだしました




「 まぁ! なんてこと!

  あんたは見たらアカンで!たけし  」




M子はたけしの目に手をあてました




「 え~~???

  M子ちゃん俺の楽しみを取らんといてよ~ 」






「 あの人 ニューハーフやで  」







「 ニューハーフ!! 」

「 ニューハーフ!! 」







二人がびっくりして顔を見合って叫び大笑いしていました





その二人を置いてまたikeママンは別の

客を探し出しました

急に周囲の雑音が絶えがたくなり

時間が経つにつれて 

猫耳のカチューシャもきつくなってきました





あと少しでショータイムが始まります 

ikeママンは早々に準備するフリをして楽屋にひきこもろうと思いました





ところが   いきなり誰かに尻尾がひっぱられ 

あやうくikeママンは転びそうになりました

ikeママンは必死で体制を早急に立て直しました




振り返って見なくても

誰かが先ほどからじっと見つめているのに

ikeママンは気付いていました

強烈な視線を肩甲骨のあたりに感じていましたし

ikeママンは 引っ張っている人物に覚悟を決めて目を向けました








「 ・・・・・しっぽを離してくれない?   N君・・・・・  」








ikeママンは気持ちを引き締め 少し顔をしかめました







「 なんや  ここは精神病院か? 」 







久しぶりに聞く・・・・・・

少しハスキーで深みのあるなめらかな彼の声に

ikeママンの背筋はゾクッとしました




N君は真っ白のシャツにブラックジーンズ・・・・そして

首元にはシルバーのチェーンをつけていて

仮装はしていませんでした


彼は手首にikeママンの猫の衣装のしっぽを巻きつけ

怒りに燃える彼の目とikeママンの目がぶつかりました






「 ハロウィンパーティよ!

 仮装していないから 逆にすごく目立ってるわ!

 よく 入れてもらえたね! 

場違いやで!  」






ikeママンのとげのある言葉にあきらかにN君は気を悪くしていました

なぜかikeママンは彼を怒らしたい衝動にかられていました





いっそのことメチャクチャ

嫌われたらスッキリするかしら?






でも もう この滑稽な姿ですでにあきれられていることでしょう







「 どうしてきたの?ことわればよかったのに 」







「 どこに行こうと俺の勝手やろ

 これ以上乱れたら法律違反やぞ!  」






「パーティーはまだ序の口やわ! 」







ikeママンは何故か彼に逆らいたい気持ちでいっぱいでした

彼からムリヤリ尻尾を取り戻し 

N君に背中を向けました







「 どこに行くんや!! 」






N君が叫びました

ikeママンはくるっと振り向き 彼にはっきり言いました










「 ショータイムがあるの!  」























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