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戒めのマリア No11


「戒めのマリア」

No11





「 ふぁ~・・・・
  ねむ・・・・・    」





「 もう金山さんったら あぶない~♪ 」






「 ああ ごめん ごめん   」






運転席とその隣の麻美がじゃれている
ホテルで一夜過ごした あたし達は帰りの車の中にいた




初めてあった時と帰りで違ったのは車に座る位置・・・・・
 


行きはあたしと麻美は後部座席で

牟田さんと金山さんは運転席と助手席だった




しかし 一夜明けた今は




金山さんが運転してその横には麻美が座ってる
そしてあたしは後部座席に牟田さんと座っていた

車の振動が寝不足の体のダルさにはここちよかった






「 眠かったら・・・・寝てもいいから・・・・ 」





そういうと牟田さんが 肩を引き寄せて抱きしめてくれる

この感覚が好きになった

あたしは牟田さんの腰に手を回し抱きしめられながら目を閉じた






夕べのことを思い出す
初めてのSEXはそれなりによかった・・・・





AVビデオみたいに 絶叫はしなかったけど
何より大切にされている感じがよかった
牟田さんがあたしの中に入って来た時 

あたしは得もいわれぬ感覚を味わった
彼はあたしの体の内側ある氷の塊を溶かした
いつも学園で味わう暗闇の孤独を退転させ 

自分が抜け殻のような存在ではなく
確かに生きてるという気持ちにさせてくれた


単純で味けない生活をしていたあたしに 

彼との未来を夢見させてくれた・・・




朝 ホテルの洗面で

鏡をのぞきこんでカミソリで髭をそる彼がめずらしくて 
ジッと見ていた時
彼があたしの頭をかるくポンポンと叩いていった





「 ユカ・・・・・
  もっと 自分を大切にしろよ    」







それは どういう意味? 

これからは牟田さんが大切にしてくれるんじゃないの?






「 まぁ・・・・・やっちまった 俺が言うのも説得力ね~な~  」




アハハハと彼が笑ったので あたしも一緒に笑った
もっと一緒にいれると思っていた

学園には帰りたくなかった

一人暮らしだという牟田さんの家に行きたかった
でも 彼は仕事があると言ってチェックアウトした




「 そんな悲しそうな顔をするなよ・・・・・・

  なんか捨て犬を拾った気分だな~(笑)  」





そう言うと牟田さんは笑ってあたしにキスをした



最初に待ち合わせしたY駅の噴水の前で彼らと別れた

あたしは興奮冷めやらぬまま学園に帰るのがイヤで
麻美の家についていった





「 3回もしちゃった  」




と眠そうに言う麻美にびっくりしたが
すぐにあたしも眠気が襲ってきて 

二人で夕方までドロのように眠った




すこし アソコがずきずきする・・・・




初めての夜遊びは思ったより体力を消耗した
夕方になっておなかがすいたので 学園に帰った





学園の門の前で学園長が近所の人と笑って立ち話しをしていた





「 ああ  ユカ お帰りなさい   」




学園長の顔がみれない・・・・・
あたしはそのまま 何も言えずに俯いたまま前を通り過ぎた

園長の視線が体に突き刺さる

あたしは一刻も早くその場を去りたかった

自分の部屋にこもって鍵をかけた


遠くで小さい子の泣き声が聞こえる・・・・・

昨日の自分と今の自分のギャップが激しい・・・・
昨日のあたしは 

たしかに牟田さんの前ではお嬢様の礼子だったのに・・・・

フトンに入り
そっと目を閉じて つぶやいた






「 牟田さんに会いたい・・・・   」







だから あの時は 本当に考えられなかったの
まさか このまま 会えなくなるなんて











ずっと 後で気付いた




あたしは彼の住所も連絡先も・・・・・・


何も知らなかった・・・・・












 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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