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ikeママンの純情な感情編No25

 

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第3章 純情な感情編


No25   (  道端のラブシーン  )










深夜の1時・・・・・・・



ikeママンは家の前の駐輪場に静かにバイクを止めました・・・・

あたりはすっかり寝静まり 

いつもならすぐに家に入る所なのに

バイクのシートからカバンを取り出したikeママンは

家と反対方向の大通りに向かって歩き出しました


大通り添いには ハザードランプを点滅させ

排気ガスを上げて停車しているガンメタのGTR・・・・・・・



いつも見慣れた丸いテイルランプ・・・・・・



そして 

車に持たれてタバコを吸っているN君の姿がありました

茶色の艶やかな髪 

黒の皮ジャンのポケットに手をつっこみ

少し肩をいからせた後ろ姿・・・・・・



見慣れた後ろ姿 

何度も道端で捜して足を止めた後ろ姿

ikeママンは切なくなりながら

その後ろ姿に近づいていきました



御堂筋をスクーターで走らせ 

GTRがぴったり横付けされているのに気付いてから

GTRはスクーターをなんなく追い越せるのに

N君は背後から来る車のクラクションを無視して

スクーターに寄り添って走りました

そのあまりにも迷惑な行為に

たまらずikeママンは話を聞くから

先に行って待っているように彼に言いました





「 よお・・・・・・  」






N君がikeママンが近寄ってくるのを

見て落ち着かない様子で言いました






「 まいど・・・・・  」





ikeママンは両手を体の前で固く握り答えました・・・・・


彼の首に手を巻きつけて息の根を止めてしまわないように・・・


あるいは手を伸ばして抱きつかないように・・・・・


どちらにせよそんなことをすれば面倒なことになります

だから  

ただ棒立ちになって

彼を見つめて次の言葉を待ちました





「 ・・・・・お前ん家の留守電は 

      どうやら壊れてるみたいやな・・・・ 」






彼が大きなためいきをつきながら言いました






「・・・壊れてるんじゃないよ・・・・・

   話したくなかっただけ・・・・       」






「 俺と話したくないんか?   」






彼が一歩前に出ました 

でもikeママンは本能的に一歩下がりました

それを見て彼はぴたりと止まり 少し傷ついたような顔で

ikeママンのの目を見据えたまま言いました




「 ゆみと・・・・・・会ったらしいな・・・・・  」





その名前を聞いた途端

ikeママンの心の中に嫌な塊が沈んだかのようでした




「 ike ・・・・・・説明したいんや   」




「 いいわけでしょ?    」





道路を行く車のヘッドライトが彼の顔を一瞬照らします

その顔は青ざめ いらだたしく息を吐きました

そしてポケットから手を出し また一歩前に出ました





「 やめて! 」




ikeママンも一歩下がりました





「 こないで! 」





ikeママンの腰の後ろに

道路のガードレールが当たりました

N君はチャンスとばかりに両手でガードレールを掴み

うまくikeママンの前に陣取りました 


彼は逃げる隙も与えずikeママンを囲い込みました


N君の体温と匂いに包まれて 

あろうことかikeママンは

すぐに 二人が深く愛し合った夜を思い出しました

頭の中で一糸まとわぬ姿の二人が

こんな結末になるとは知らずに絡み合っています

 


ikeママンは固く目を閉じてそれを払いのけようとしました


目を開けると彼の顔が迫っていて 

その瞳からは

どす黒い不安が渦巻いているのが見えました

囲い込まれたikeママンは心臓が猛烈に打ちはじめていました





「 話し合おう・・・・・話さなアカンのや   」






「 いや      」




ikeママンは下を向いて首を振りました




「 俺の家にきてくれ    」





「 まさか! 行く訳ないわっ!! 」




N君はしばらく無言でikeママンを見ていました




「 いや・・・・・・・・

  そういう意味で言ったんじゃなくて・・・・・   」





「 どういう意味よ?

 もう 絶対貴方とはそんなことにならないわっっ!! 」






「 ike・・・・・・

  たのむから・・・・・・    」





一瞬彼の悲しそうな顔につい気を許しそうになりましたが

ikeママンはすぐに身を引き数歩後ずさりましたが

N君がガッシリ捕らえて離しません




「 帰るっ!! 離して!! 」





腹立たしくなったikeママンはN君の胸をパンチしました

しかし 彼は一向にikeママンを離しません

それどころかしっかりとikeママンを自分に引き寄せます

ikeママンは暫く両手でN君の胸を叩いて抗いましたが

だんだん今まで抑えていたものが溢れてきて

涙がとまらなくなってしまいました


N君はikeママンが気が済むまで胸を叩かせ

無言で抱きしめていました


やがて 

胸を叩くikeママンの手から力が抜け

拳が次第に開いて 指がN君の皮ジャンを掴みました

それから 呻いて彼の胸に身を寄せて泣きました

N君はikeママンの髪を掻き上げ 

おでこに優しくキスをしました






「さぁ ・・・・・・ 寒いから乗って  」






きつく肩を抱かれ・・・・・・・


車の助手席を開けられ力無く

ikeママンは助手席に滑り込みました







まだ涙は止まりません







すかさず運転席に乗り込んだN君が

泣いているikeママンをふたたび抱きしめました







今や抵抗する気力さえ失われていました


彼は髪をなで ikeママンの耳元で優しく囁きました


















「 お前が泣き止むまで 

ずっとこうしてるから・・・・・・   」




























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13 : 50 : 38 | ikeママンの純情な感情編No25 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

ikeママンの純情な感情編No24


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第3章 純情な感情編


No24   (  ふたたび・・・・・  )













「 はじめて君を見たときからだ・・・・・  」






マスターは唇でikeママンの喉をなぶり 

丸い胸を優しく包みながらゆっくり

ハーレーの運転席の赤いボディーに

ikeママンを仰向けに寝かせていきました


冷たいアルミのボディーがikeママンの背中に当たります






「 最初に会った瞬間からだよ・・・・・・ 」







   知ってたわ・・・・・







ikeママンは心の中でつぶやきました

いずれはこうなるだろうとなんとなく女心で予感はしていたことでした

ikeママンはマスターのスラックスから

手早く真っ白なシャツを引っ張り出しました

ボタンを外すと 

マスターの均整の取れた筋肉質の胸が現れました

そっと少し生えた胸毛を撫でるとマスターは小さく呻きました



今までikeママンは自分に性欲があるとは思いもよりませんでした

体の中心が熱くなり 両脚の間にマスターを挟みました

マスターはikeママンのブラックレザーのホットパンツの

ファスナーをおろし 中に手を入れてきました






欲望はikeママンを容赦なく駆り立て・・・・


このまま気の向くままに・・・・


何も考えずに・・・・・・






ikeママンはマスターにしがみつきそのまま官能の海に

沈もうとしたときでした






「 ike・・・・・・ 君が望むなら この店を手放してもいい・・・・ 」







耳たぶをそっと噛みikeママンの胸を

今やキャミソールの中から触りその感覚を

楽しんでいるマスターが荒い息づかいで言いました




その途端


ikeママンの内側にかすかな理性がよみがえりました


その言葉の意味がikeママンに現実を思い出させました

マスターはikeママンが身を引く気配を感じました

そしてikeママンの瞳をじっと見つめその瞳から欲望の

炎が消えていくのを無言で見ていました

彼は気付きました 自分がしくじったことを・・・・


今やikeママンが二人の間に距離をおこうとして

身を整え ハーレの上から起き上がろうとしているのを

彼はさえぎることはできませんでした





「 オーケー・・・・・  」





マスターは深く息を吸い込んで 

どこかうわのそらといった面持ちで

ikeママンの肩をポンポンと叩いてハーレーから降りました・・・・



ikeママンはうつむいたまま・・・・・



どうしていいかわかりませんでした

マスターの愛を受け入れるということは・・・・・・

彼のプロポーズをOKするということになるのでしょうか?




いえ・・・・・


それ以上に・・・・・


マスターに触れたとたん・・・・


人の素肌を感じた途端・・・・・


鮮やかによみがえる あの感覚




マスターより熱い手


激しくぶつけられたあの唇


痛いほどの絶頂感


耳元で囁くあの声




「 ああ・・・・ ike・・・・・・めっちゃ いい・・・・・  」




頭の中でさまざまな場面が展開します



なんて にくいんでしょう・・・・・・・


見た目には自宅に帰って鏡で見てびっくりしてしまった

自分の全身にあちこち残ったN君の激しい愛撫のあとはもう

消えたのに・・・・・



忘れたと思っていたのに・・・・・・・



ikeママンの体にはまだはっきりN君の感覚が残っています

マスターは暫くこめかみを抑え

カウンターに座り自分をとりもどしていました





「 こまらせる つもりはないよ・・・・・・  」






マスターは深いため息をつき額に深い皺を寄せました





「 マスター・・・・・あの・・・・・ 」




謝ろうと思いました

しかし 

謝ることが彼を余計に失意の底に沈めてしまうかもと

思うとikeママンは何も言えなくなってしまいました





「 悪いけど・・・・・

 一人で帰れるかい?    」






前のシャツをはだけたまま

ブランデーを注いでいるマスターの声は冷ややかなものでした

ありきたりな挨拶をかわし 

ikeママンは台風の風をうけながら御堂筋に出ました


教会の前にいつも停めてあるバイクのチェーンを外し

その前の掲示板に書かれてある

教会の神の言葉を見るのが

ikeママンの日課になっていました


スクーターに乗り 御堂筋を疾走しながら 

マスターを深く傷つけてしまったことを

とても後悔していました・・・・・・





   なんで あんなことを・・・・・・・





ikeママンは信号が変わるのを待ちながら

大きなため息をつきました





さっきの出来事があまりにも頭から離れなかったから



真っ黒なガンメタのGTRが隣に寄ってきたことにも

気付きませんでした




ドライバーが助手席の窓を開け  

B'zの官能的な旋律が響き渡って初めて

ikeママンは彼の存在に気付きました







N君でした







ikeママンは横目で彼を確認するや 

見なければよかったと後悔しました






台風の風は弱まりましたが 

ポツッと一粒の雨がikeママンの頬に降ってきました






ikeママンの頭には先ほどの教会の掲示板に

書かれていたことが過ぎりました





















Let's forgive more, the mistakes of one another.



(もっと許しあおう、お互いの間違いを


































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13 : 48 : 27 | ikeママンの純情な感情編No24 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

ikeママンの純情な感情編No23



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第3章 純情な感情編


No23   (  嵐の夜  )











外は台風が来ている模様で 

風がビルの最上階の店 「Zip 」の窓にたたきつけられていました


そのお店の中には

今やikeママンとマスターの二人だけしかいませんでした


二人はカウンターに座り 

ikeママンはマスターの腕の中に引き寄せられて

うるんだ瞳で彼を見つめていました

マスターがikeママンの顎を軽くつかみ何か言いかけた時

「Zip」のレトロな赤電話が店中に鳴り響きました

マスターは仕方なく電話に出て

受話器のむこうの相手を応対していました

ikeママンは間を楽しむかのように店の中を

歩きまわりました





今日のikeママンはピンクのキャミソールに

黒のレザーのホットパンツ

このパンツはアメリカ映画のヒロインが

履いていたものを真似て

お尻のホッペの下が見えそうなくらいの

超ミニなものでikeママンのお気に入りでした


そんな格好なので平気でikeママンはお店の窓の近くに飾ってある

マスターの愛車




「 ハーレーダビットソン 」







にまたがって外の景色を見ていました・・・・・・


このバイクは店の装飾用に倒れない工夫がしてありますが

その気になればちゃんと外も運転できると

昔マスターに聞いたのを思い出していました





「 あけみちゃんだよ まだやってるかって・・・・・・

 でも この天気だから断ったよ


 何か飲むかい?      」





さすがにマスターは平然と

先ほどの空気から一転して

いつもの大人な彼に戻っていました




「 モスコミュール・・・・・ 」




「 ところで ikeちゃん 

 僕が夜の仕事のどこが気に入っているか解るかい? 」




「 なんとなく・・・・・わかんない・・・・・ 」





マスターはモスコミュールを作りながら 

意味深な目つきで話を続けました




「 時間にしばられなくてすむ所だよ 

 午後3時頃が僕の一番好きな時間帯なんだ

 おおかたの人たちは正体もなく眠ってる時間だ

 だが もしも目が冴えて眠れないと 

 ちょうどその頃に心配事が次から次へと襲いかかってくる


 昨日はこんなことをしてしまった

 今日はどうしよう

 そして 明日は・・・・明後日は  


 死ぬまでの心配をしはじめる  」





「 だけど マスターは 

  昨日も明日のことも気に病まないのでしょうね 」




クスクス笑いながらikeママンはハーレにまたがり

エンジンを拭かすフリをしてふざけていました




「 僕は今だけで手いっぱいだよ 」




モスコミュールを持ってマスターが

ikeママンの乗っているハーレーの後ろにまたがりました




「 客の多くは 自分の背負った責任を

 いっとき忘れたくてうちに来るんだ

 時計は休まず働いていて 

 朝には定時に会社へ出勤しなければならないという現実をね

 僕はそういう人たちに時計のない空間を提供しているんだよ  」




そう言い終わるとマスターは冷え切ったモスコミュールを

ikeママンのむき出しの肩にひっつけました




「 キャッ!! つめた~い!! 」




ikeママンがハーレーの後ろに乗っているマスターから

モスコを取り上げようと後ろに向きを変えると



彼は後頭部の髪を優しく一掴みし 

ikeママンの唇を引き寄せました・・・・・・





マスターの香りが唇を伝って酔わせながら

ikeママンの体内を麻薬のように駆け巡りました






深紅のハーレーの上で・・・・・・・・









二人は我を忘れて激しく舌を絡ませました












外の夜の暗闇も二人と同じく 激しい風が吹いていました




















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ikeママンの純情な感情編No22


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第3章 純情な感情編


No22   (  誘惑   )














「それじゃぁ ikeちゃん楽しかったよ♪ 」






「またきてくださいね~♪ 」







週末の初日としては珍しく ヒマな金曜日・・・

ikeママンは最後のお客様を大通りまでお見送りし

深夜車もまばらな御堂筋の信号が変わるのをじっと見つめていました



そして最近では御堂筋を見つめる度に

自分があることをしているのに気付きます





あれから・・・・・・2週間・・・・





そう 彼に・・・・




N君にこの御堂筋で追いかけられて 車の中でキスを

した場所に立っていました



今ではこの御堂筋は違う車が沢山縦列駐車をしています

ikeママンは無意識にN君のGTRを捜しかけて足をとめて

大きなため息をつきました



空は夜でもわかるほどにどんより曇り

昼のニュースでは季節外れの台風が近づいている模様で

髪を逆撫でする風に 薄着のままお店を出てきたikeママンは

身震いしながら「zip」に戻りました









「 やぁ お帰り! 」






店のドアを開けるともうお店の女の子は帰ってしまった模様で

カウンターで果物を剥いているマスターの姿が目に映りました


そのなれた手つきについ先日

ジェニーさんのお店で言われた言葉を

ikeママンは思い出しました





「 彼・・・・マスターはあんたと所帯を持って

  新しい店を開きたがっているわ  」 







果物をikeママンに食べろとお皿にならべ

カウンターに差し出すと

マスターはコニャックをたっぷりついでグラスを揺らし

もういっぽうの手で器用に瓶に蓋をしました


夏より伸びた前髪はきれいにセットされて後ろに流れていて

マスターは誰が見てもハンサムでした


そう思うとikeママンの胸はなぜか締め付けられるような気がしました



オリーブ色に焼けた肌・・・・・

黒々とした眉の下の目は 

長くつややかな黒いまつげに縁取られています


マスターが引き締まった体をまわして ikeママンの方に向くと

まばゆい白さのシャツの下でたくましい筋肉が動きました

ニコッとikeママンに微笑みを見せた彼には

気品や落ち着きがにじみ出ていて 

ikeママンは時々そのポーカーフェイスを

崩して困らせてみたくなる衝動に駆られるのでした・・・・・





マスターは上手に生き延びる術を心得た人でした

お客様同士のケンカだって絶対に必要だとみなさないまで

仲裁に踏み込むことはしないし 

店の女の子同士のイザコザも上手にばっくれていました


かといって まったく冷たいと言うわけでもなく 

彼の心の底の人情味溢れる人柄は

また ジェニーさんのような孤独なお客様にも

圧倒的な支持を得るのでした





外の台風らしき風は次第に強くなってきていました






「・・・・・もう 今日は閉めるか・・・・・・


 送っていこうか? ikeちゃん? 

 それとも何か食いにいく?  」






マスターが看板の電気を消しながら言いました

そんなマスターを見つめていたikeママンの心に

外の嵐のようにフイに興味が湧いてきました









・・・・マスターは・・・どんなふう?・・・・・・

゚・:,  。゚  ・:   ,。   ・:,。 ゚・ :,。 ★ ゚











ikeママンはカウンターに座り両肘を付いて言いました







「 ねぇ マスター  あたしのどこが好き? 」






この言葉にはいささか驚いたようなマスターがikeママンの方を

振り向きました でも すぐにおどけた顔でいいました





「 大人をからかうんじゃありません! 」





彼は皮肉っぽく眉をあげ

マスターは店内のドアに鍵をかけ

ひとさし指を立ててikeママンにウインクをして言いました


しかし ikeママンはそれに怯むことなく

座っている足を組みなおし 髪を掻き揚げ

カウンターに肩肘をついてもう一度聞きました








「 あたしのこと 好き? 」







今やikeママンはこの人にただならぬ興味が湧いていました

少し入ったお酒と・・・・

外と同じような台風のような荒れている心を

今夜はもてあまし

この人に甘えてみたくなり

マスターの魅力的な顔を見つめました



彼の視線はikeママンの紅潮した顔から

丸みを帯びた胸へとなめるように移り 

また首筋から顔へとゆっくり戻っていきました

その 彼の熱い視線に思わず

ikeママンは喉をごくりを鳴らしました


そしてマスターはドアの札を 「closes」 にひっくリ返すと

ikeママンの目をまっすぐに見つめてこちらにやってきました

彼がもはや真剣になっているのはその

強い眼差しを見れば明らかでした




そう・・・・・

ikeママンは彼を完璧にその気にさせてしまったのでした





自然にikeママンの胸の鼓動が早くなりました

マスターはikeママンのカウンターの横に長い脚を投げだして座り

ikeママンを向かい合わせに座らせ 

その片方の手を自分の胸に当て

もう一方の手はikeママンの腰に回し 

そっと自分の体に引き寄せました






「 君に夢中だよ・・・・・・  」










ぞくぞくした感覚が爪先まで走るのを

ikeママンは感じて目をつぶり

そして心の中でそっとつぶやきました













貴方は・・・どんなふうに・・・・あたしを抱くの?

゚・:,  。゚  ・:   ,。  ★  ゚・   :,。  ゚・   :
























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ikeママンの純情な感情編No21

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第3章 純情な感情編


No21   (  ikeママンの夢   )









ikeママンのホームグラウンド

大阪のミナミは毎日何かしら胸がときめくシーンに会える町でした


そして何よりも先週 

ゆみちゃんとのやりとりでキズついたikeママンの

慰めとなったのは

ホステスをしてからここ何年かの間に出来た

多くの友人たちの存在でした



その友人の一人 ジェニーさんの(ニューハーフショーパブ)

ようやく (新装開店)オープンにこぎつけたようでした


彼女・彼?は全財産をはたいてミナミでも1・2を誇る

豪華絢爛な店を作り上げていました


その贅を尽くした店内は どこを見ても華麗に光り輝いていました

中央に敷かれたペルシャ絨毯は大きなステージにまでのび

金糸模様も美しいロココ調の応接セットは 

お客様が座ると10センチも沈み

簡単には立ち上がれないように

自然と長居するような作りに仕上げられています


天井からは金のシャンデリアが吊らされ 大理石のテーブルには

ジャマなくらい豪華なフラワーアレジメントが飾られていました


そして中央のステージではジェニーさんが髪を高く一つに結い上げ

体のラインがぴっちり移るスパンコールの金のドレスに見を包み

ピアノの曲にあわせてシャンソンを歌っていました


そして そのピアノを弾いているのは 黒いスーツに身を包み

グレーのタイをしたマスターでした


薄暗い客席に座りこみ

これまためいっぱいオシャレしたikeママンは

眩しげに二人を見つめていました



「 ワインは赤?白? 」



ワインの栓を抜きながら 

歌を歌い終わったジェニーさんが

一人座るikeママンの席にきました




「 すばらしかったです!ジェニーさんのステージ! 」



ikeママンは興奮して言いました



「 そう? ありがと 」




ニッコリ笑うジェニーさんの

半分見えかけているGカップの胸の谷間には

縦に細く折りたたんである万冊が

これぞバブリーといわんばかりに

何枚も突き刺さっていました




「 でも 目むいて歌うの・・・

  ちょっと恐かった・・・食べられそうで・・・ 」





「 失礼ね あんた・・・・・

  あれは表現の一端よ!

  そんなことだから中身がうすっぺらく見えるのよ!

  あんたぐらいの顔と乳なら

  このミナミでは吐いて捨てるほどいるわよ! 」






指にタバコを挟み 

大きく煙を吐きながらジェニーさんの辛口のイヤミが

ikeママンを襲いました




・・・・・359 暴れたろかな・・・・・






「・・・・まったく・・・・・

 カズちゃんもなんでアンタみたいなのがいいのかしらね・・・・

 絶対アタシの方がいい女なのに 

 残念なのは彼がノーマルだってことだわ 」




「 え? 」




ikeママンはドキッとしました 

カズちゃんとはマスターのことです

秘密にしているのに 

ジェニーさんはikeママンとマスターのことを知っているのでしょうか?


そこに 酔っ払っているであろう 

これもikeママンの友達のミナミでナンバーワンの

キャバクラ嬢のあけみちゃんをかかえて

マスターがikeママン達の席にやってきました





「 キャハハハハ♪目がまわる~~~♪♪ 」






「 まったく 飲みすぎだよ! 

  ジェニーさん洗面室どこ?

  あけみちゃん気持ち悪いって!!  」




「 つきあたり 左よ!

  いい?

  汚したらちゃんと掃除するのよ 

  大理石の便器高かったんだからね! 」




あけみちゃんを脇にかかえマスターが介抱しに連れていきました

ニューハーフの誰かがケーキのろうそくを吹き消す頃には

パーティは最高の盛り上がりを見せていました


クラッカーの派手な音 

みんなの歓声

ふざけあう笑い声にイッキコール・・・・・




「 ・・・・彼はね・・・・・


 アメリカ人とのハーフなのよ・・・・・

 でも父親が誰かわかんないらしいの・・・・   」





その盛り上がりを見ながらジエニーさんがしっとり話し始めました



「 え? そうなんですか? マスターが?  」





「 たぶん 知ってるのはあたしだけしょうね!

  何せ 彼がミナミにきた頃から知っているから


  あの頃はあたしも自分の性癖に気付いたばっかりでね・・・・

  まだ男の格好をしてて 二人でこのミナミで小さなバーの

  雇われバーテンをしていたわ 」




ikeママンはジェニーさんの話しにとても興味が湧きました

まさか こんな所でずっと知りたいと思ってた

マスターの過去が分かるなんて




「 彼は好きになる値打ちのある男よ 

 優しくて思いやりがあるわ

 ミナミではそういう男が

 成功するものなの たとえば厨房の陳さんもね  」





「 陳さんを知っているの? 」




陳さんとは「Zip」の厨房の中国人の板前さんでした





「 陳さんは私の知り合いなのよ 

 障害を抱えているのでどこも雇ってくれなかったけど

 私が頼んだらカズちゃんは即座に引き受けてくれたわ

 彼は不運は人達を雇ってくれるのよ  」




ikeママンもマスターを見てて彼は従業員の扱い方を心得ている

利口な雇い主か 本当に人を好いているか

どちらかだと思っていましたが

やはり後者のようです

ジェニーさんがワインを飲みながらさらに続けます




「 あの店も潰れかけてた前の経営者から

  譲り受けてから彼が経営してから

  見事に盛り返したわ  」




ikeママンはあっけにとられ・・・・

無言のまま聞いていました

本当に何でも知っているジェニーさんとマスターの

歴史の深さを感じました





「 このミナミには虚栄と失望が蔓延している不思議な町よ・・・・・

 しかし 昔ながらの人情や信頼がその裏ではしっかり存在しているの


 カズちゃんはときどきよそよそしくなってしまう所もあるけど

 あんたは彼を打ち解けさせてくれる人なんでしょうね・・・・

  

 最近の彼は本当にリラックスしているように思えるわ    」







「 それは・・・・ 気のせいじゃ・・・・   」




ジェニーさんが声を出して笑いました





「 そういう所好きよ!ike!

  まったく あんたって本当に自分のことわかっていないのね  」





そういうとジェニーさんはまるで獲物を値踏みするかのような目で

ikeママンを見つめ遠慮のない物言いをしました





「 マスターはあんたと所帯をもって 

  新しい店を開きたがっているわ

  「Zip 」みたいなラウンジじゃなくて 本格的なイタリアンレストラン



  そして 私はマスターを今あんたに売り込んでいるのよ   」










え?・・・・・・







ikeママンはあまりの突然の申し出に思考が付いていきませんでした






「 にぶい子ね!

  マスター・・・・彼はあんたにぞっこんよ!

  あんたのために店を一つ増やすって言ってるのよ!

  彼と結婚するとあんたはレストランのオーナー夫人なのよ!」








トクン・・・・ トクン・・・・・








途端にikeママンの頭のなかではオシャレなレストランで

美しく着飾った自分が料理に舌鼓を打っている常連の

お客様に話しかけている光景が浮かびました








トクン・・・・ トクン・・・・・














マスターが・・・・・あたしと?・・・・・・・・



















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ikeママンの純情な感情編No20


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第3章 純情な感情編


No20   (  警報   )












御堂筋の近くのしゃれたレストランの屋外に

しつらえられた二人用のテーブルに座って 

ikeママンは 夕暮れ前のコーヒーの表面に

ちらちら模様を作り出すのを

楽しい気持ちで見つめていました


都会の喧騒が ikeママンと向えに座っているマスターを包んでいます

ikeママンは今二人のあいだに漂う沈黙を心地よく感じていました


こうなることを今までまったく考えていなかったといえば

ウソになります 

ikeママンは肘をつき 向かえに座る

この10歳も年上の男性が

ブラックコーヒーをすすり 片眉を吊り上げて

小冊子を読む姿を見つめていました





「 う~~ん・・・・・・   」




「 何を読んでいるの? 」






ikeママンは興味深げにマスターの次の言葉を待ちました





「 十代の頃から 

 私は自分が男性の注目を集めることに気付いていた

 男たちの甘い言葉や熱い視線にも慣れていた

 そして  そういう男達との思わせぶりな

 やり取りがスリリングなのも良く知っている・・・・


 そういうゲームなのだ

 男は女に惹かれ、

 女はもっと男を惹きつける・・・・・


 そして いろいろな手順を踏んだ結果  

 男は女をベッドに連れて行く・・・・・・・・



 なるほど・・・・・・  」





マスターはちらっとikeママンを見て

小冊子の表紙を見せました

ikeママンは覗き込んでその冊子をみました




「 ジェニーさんの小説なんだ

 自費出版で 買わされたよ    」





二人は大爆笑しました




ちょうどその時 通りかかった女性が 

誘惑するような眼差しで

マスターをじっと見つめていました

明らかにマスターをお気に召した様子でした

ikeママンは立ち去る女性のほうをチラッとみました

いかにもどこかのママ風な黒いドレス姿で

腰をフリフリ去って行きます




「あの人 かなりの美人やったよ 

マスターのことじっと見てた  」




「 そう? 

  気がつかなかったな  

それもういらないのかい?  」





マスターは興味なさそうに言ってikeママンの食べ残した

スパゲッティを指差して言いました




「 ん もうおなかいっぱい   」




「 まったく・・・・・ 貸しなさい  」




そう言うと 

マスターはそのスパゲッティをキレイにたいらげてしまいました




「 食べ物は作ってくれた人に

感謝して食べないといけないよ  」




そう言いながらも 

ikeママンは今まで出会った男性の中で

マスターほどikeママンのことを甘やかす人は

いないと思っていました



ikeママンは楽しく時を過ごしていました

特にマスターと一緒にいることが楽しく感じていました

彼はおもしろくて魅力的な人でした 


最近では

頻繁にこうして二人で食事をしているとき

ikeママンは二人がいっさい仕事の話をしていないことに

気付いていましたが したいとも思いませんでした




そして あの告白から数日・・・・・




マスターはあの時に言った通り 

ikeママンに告白の返事を

要求などしませんでした 



彼は空気のように・・・・・


ごくごく 自然にikeママンの回りに存在しました

ikeママンは完璧にマスターの優しさに甘えていました






あの時・・・・・

誰かの優しさに支えられないときっと 

一人では乗り越えられなかったでしょう

ikeママンはとにかく忙しくしました

よく働き よく遊び よく笑いました

頭の中で鳴り続けている警報をムシしながら・・・・・・






自分が壊れてしまわないように・・・・・





何も考えたくない・・・・・




思い出したくない・・・・・・






 

毎日 ヨレヨレになって 自宅に帰りつくと

ベッドの横の留守録の点滅を見つめます

ikeママンは上着を脱ぎながら 再生を押します








ピッ 「 新しい メッセージ 3件です  」










ピーーー 「 ・・・・・ike・・・・・・

        俺です・・・・Nです・・・・

        一度 会って話しがしたいんだけど・・・・・

        頼むから会ってくれませんか?     」











 ピッ! 「  次のメッセージです! 」












ピーーー 「 ・・・・あの・・・・・



         俺です・・・・・・

         さっきの留守電にも入れたけど・・・・・

         会って話しがしたいんやけど・・・・・・

         いつでも いいから・・・・  


         電話ください・・・・・  」











 ピッ! 「  次のメッセージです! 」















ピーーー 「 ・・・・・ 何回もゴメン・・・・・



         Nです・・・・・・・・



         まだ・・・・・帰ってないかな・・・・・・

         もし このメッセージ聞いたら・・・・・

         本当に何時でもいいんで・・・・・・



         電話ください・・・・・・・・・・



         待ってます・・・・・・・・         」




































ピーーー!! 「  消去しました  」








































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ikeママンの純情な感情編No19



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第3章 純情な感情編


No19   (  思いがけない告白   )












まだ 少し出勤時間には早いと思われる午後・・・・・




ikeママンは 「ZIp 」 の店に向かうエレベーターに乗っていました




まだ どこのお店も開店していない雑居ビルのこの時間は

最上階の8階に近づくにつれ

ピアノの音が鳴り響いていました

預けられている店の鍵を差し込んでドアをあけると

その音はいっそう鮮明にハッキリ聞こえます

 


そう・・・・ 

そのピアノの音は 「 ZIp 」 においてある

木製の古いピアノで

弾いているのは  この店のマスターでした


誰もいないお店で   

タバコの煙の中

大型バイク  ハーレーダビッドソンの横に設置された

木製のピアノを弾く

その彼のシルエットは一枚の絵葉書のようで 

男性がピアノを弾くのを

ikeママンは素直に美しいと思いました



ikeママンが入ってくると軽快に鍵盤を叩いていた

ジャズをやめ

少年のような笑顔でマスターは微笑みました





「 やぁ  早かったね  」





「 ん・・・・・ なんとなく眠れなくて・・・ 」






ikeママンは磨きこまれたテーブルにヴィトンのバッグを置くと

マスターが座っている長いピアノ椅子に向きを変えて

一緒に座りました




「 なにか飲む? 」





「 ううん・・・・・  それよりマスター・・・・・

 もっと 弾いて・・・・・     」





「 リクエストは?  」






「 別れのうた   」






ゆっくり 店内にスローなクラッシックが流れました





ikeママンはこの曲が中学のころから好きでした





放課後 音楽室から聞こえてくる この曲・・・・・


グラウンドでクラブ活動をしている生徒の声・・・・


K子やM子と3人ではしゃいで過ごした日々・・・


放課後 グラウンドを走る 


彼の・・・・・・


N君の姿・・・・・・




あの頃は自分も希望に満ちていて

今思えば一番幸せだったような時間・・・・・




フイにもう枯れたと思っていた涙が一滴頬を伝いました

ikeママンはマスターの肩にもたれ

涙も拭かずジッとピアノを聴いていました




マスターは無言で囁くように・・・・・・

それでいて慰めてくれているようにピアノを引き続けてくれました





「 傷ついているね・・・・・・   」





「 そんなことないよ・・・・・・・  」





「 かわいそうに・・・・・・・・    」







マスターはピアノを弾くのをやめてikeママンの肩をそっと抱きました





「 悲しいことを忘れるには 

  他に楽しいことをかぶせていくといいんだよ   」





マスターはikeママンの瞳をじっと見つめて言いました





「 その点 僕は女性を楽しませる職業だからね

 僕は店の女の子には手を出さないことを決めているんだ

 それを 長年の自分の主義にしてきた 」






マスターの片手がikeママンの後頭部を優しくつかみ

自分に引き寄せ 


イケママンの唇に軽く自分の唇を重ねました・・・・・・・






「 ・・・・・・でも 君は特別だ・・・・・・・    」







あまりにも唐突な出来事だったので 一瞬でも

ikeママンはマスターにキスされたのを

自分の気のせいかと錯覚するほどでした

頭の思考がついていきません






「 傷ついている所をつけこんで悪いけど

 僕もこんな絶好のチャンスを逃すわけにはいかないんだ


 2年前・・・・・・

 コンパニオンでベンツの隣に座って 

 寂しそうに笑ってる君をみつけたのは僕だよ

 

 ikeちゃん・・・・・・

 君にはある種のオーラがある   

 カウンターの中にいても みんな君の存在を

 感じているんだよ    」






ikeママンは半分マスターの言葉を聞いていませんでした

さきほどキスされたのかどうか

まだそれにこだわっていたからでした

マスターはikeママンの頬をなで 

愛しそうに見つめこう言いました






「 まったく・・・・・・・

 わかっているのかな?

 僕は 告白しているんだよ    」





「 こく・・・・・はく・・・・・    」






「 ああ・・・・・ ikeちゃん・・・・・・

 君が好きだよ・・・・・・・         」








好きだという言葉にikeママンの思考は激しく反応しました

人に告白をされて反応したのは 

つい昨日のこと・・・・




この店にくるまでムリヤリ蓋をしていた思いが堰をきって

あふれ出しました・・・・・・



車の中で激しく囁かれた愛のことば・・・・・


ベッドの中で好きだと言われるたびに血が泡立つあの感覚・・・・


彼を自分の体の中心に深くうずめ 

唇では彼の口の中に自分の舌を

差し入れ 上下一体となった幸福・・・・・






「 ああ・・・・・ もう・・・イクっっ・・・・・・           」

ike  好きや・・・・・ 」





せっぱつまった告白・・・・・

絶頂を迎える寸前の彼のせつなそうな顔と荒い息





N君の顔・・・・・・


N君の声・・・・・・


N君の体・・・・・・







なんと次から 次へ ikeママンの心に溢れてきてとまりません

そして ゆみちゃんの罵倒・・・・・・


ikeママンは全身がバラバラになりそうな激しい衝動に駆られていました








「 ・・・・うっ・・・・・・

 ふぅ・・・・・・

 ひっく・・・・・       」






「 わ~~~~!!ikeちゃん!!

 泣かすつもりで言ったんじゃないんだ!!

 返事はゆっくりでいいから!

 

 ね? 


 そうだ!  メシいこう!!

 おなかすいていない?  」




 


マスターの必死の慰めも虚しく 

ikeママンの涙は暫く止まりませんでした

しかし さすがにマスターは大人な振る舞いを見せ

ikeママンが泣き止むまで根気良く付き合ってくれました


さんざん泣いて涙もかれた頃 

ikeママンは急に初めて人前で

こんなに泣いた自分が恥ずかしくなりました・・・・・・


少しバツが悪く感じ出したikeママンは目の前で

頭を撫でてくれていた

マスターをチラッと見つめました

優しいマスターの眼差しに心が癒されます







「 ・・・・・・ん?・・・・・・・   」






「 ・・・・・・おなか・・・・・・・


 すいて  死にそう・・・・・・     」






「 それじゃ、 なんとかしないと ♪   」







マスターは笑ってikeママンの腕を取り 自分の腕にからませて

二人はドアをあけて店をあとにしました














ikeママンは今まで 3度  N君を諦めました・・・・・・














一度目は 中学の頃 彼に北港でフラレた時・・・・・













二度目は 高校を中退して不良になったあの頃・・・・・















そして  三度目は・・・・・・・




















初めて女の喜びと痛みを覚えた

二十歳の秋・・・・・・・・・・




























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ikeママンの純情な感情編No18


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第3章 純情な感情編


No18   (  ダークサイド   )





その日はikeママンはどうやって家に帰ってきたかわかりませんでした

自分の部屋のベッドに入り 

しだいに体の震えが止まり 

ようやく荒い息遣いがおさまった後も

布団の中の暗い闇を見つめていました


さきほど起こったことが現実ではないと

自分に言い聞かせたものの 

現実なのはわかっていました



頭の中で

ついさきほど 

ファミリーレストランでゆみちゃんが泣きながら

好きなだけわめいていた言葉が繰り返し

鳴り響いています





「 私はNさんしかいないんです!

 絶対 Nさんと結婚するつもりです!

 彼はそれだけのことを私にしたんですよ!


 何にもしらないくせに! 」






ゆみちゃんは

ikeママンとN君を引き裂こうと嘘八百を並べたのでしょうか?

真実をN君に確かめてみる必要があるのでしょうか?

さらに 

ゆみちゃんの涙ながらに叫びのような声が頭にこだまします







「 私は彼のお母さんにも

  好かれるように努力してるんです!


 貴方みたいな水商売の女 

 彼のお母さんが許すわけないでしょう?


 酒屋のおかみになれるんですか?

 彼と付き合うことはそういうことなんですよ!


 どうか 遊びなら彼をほっておいて!

 あなたなら 

 いくらでも 他に良さそうな人できるでしょう!! 」





ikeママンは布団の中に丸まって

胸が引き裂かれそうな痛みに絶え

憎悪の念が薄らいでいくのを待ちました

しかしそれは至難の技でした





そして さらに彼女は鼻をならして言いました





「 それに貴方のお父さんのこと

 Nさんのお母さんも知っていますよ!


 親が親なら子も子やわっ!!

 アル中の親に娘は水商売なんて!  」






ikeママンはもう一度ゆみちゃんをひっぱたきました!



今 思えば

彼女の精神は少し異状だったかもしれません

思いっきり叩いた後も 彼女のヒステリーに似た

叫びと罵倒は消えませんでした


ファミリーレストランの従業員やお客の中で もはや 

ikeママン達二人のやり取りを

注目していない人はいませんでした






「 逃げるなやっっ!!  」






話しにならないと決断したikeママンは

たまらずその場を離れ

レジで小銭を投げて

出口の扉をあけた時に

最後の彼女の罵倒が店に響きました






真っ暗な布団の中で息をするにも辛く 

まるで車にでも轢かれたかのように

体のあらゆる部分が痛みました


骨までがズキズキし 

ようやく涙が枯れたかと思うと 

また新たな涙があふれて頬を伝いました


このままだと体の水分がなくなってしまうのではないかと思いました

ikeママンは泣いたり すこし笑ったりして 

「 スター・ウォーズ 」 の

アナキン・スカイウォーカーのように

自分がダークサイドに落ちていくのではないだろうかと思いました



眠ったのかどうかわからないまま時は過ぎ・・・・・



フと 時計を見ると 夕方になっていました

誰かに手ひどく傷つけられたあとは以外と冷静になるもので

このまま 布団の中で一晩過ごしても仕方がないので

ikeママンはヨロヨロ起き出し 出勤の準備をしました




バイクを飛ばし夜のトバリが落ちそうな

ミナミの繁華街のネオンをみると

いつものように少しホッとします





18歳の時に飛びこんだこの世界・・・・・・・




もう自分は・・・・・





あの金魚鉢の金魚のように 

この世界でしか生きていけないのでしょうか?





いつも 

バイクを駐車する三角公園前の

キリスト教会の掲示板のメッセージを

ikeママンはいつまでも眺めていました・・・・・・・





















Each and every person plays

the main character of their own life.





一人一人が、人生の主人公である


















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ikeママンの純情な感情編No17

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第3章 純情な感情編


No17 (    対決     )







ikeママンはN君家から近くのファミレスのテーブルに座っていました

朝日がガラスごしのおおきな窓から差し込みます


眩しさに耐えながら注文したアイスコーヒーの氷が解けていくのを眺めて

なんでこんなことになったのか考えていました


なんとikeママンの目のまえにいるのはあのゆみちゃんです!



そして ついさっきまでN君の部屋で昨晩あんなに熱く愛されたこと

を思い出しながら彼のベッドで眠っていたのに





 彼が・・・・ N君が

 帰ってきたと思ったのに・・・・・・






そこに立っていたのは怪訝そうに顔をしかめたゆみちゃんでした

そして彼女はTシャツ一枚のikeママンを足元から顔まで見回し

非難めいた視線を浴びせて言いました







「 ・・・・・服を・・・・着てくれます?   」













・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








大通りぞいのファミリーレストランで大きな窓側の席から

眩しいぐらいの朝日が差し込みます

夕べわずかな睡眠時間しかとらず一晩中N君と愛し合った


今朝のikeママンの体にはこの朝日はとても刻なものでした

そして間迎えに座ったゆみちゃんの視線・・・・




あの時・・・・・

お店が終わってN君が待ってて 

無理やり車に乗せられて・・・


キスをされた時・・・・・・・・






「 ゆみとは別れた 

  俺が惚れてるのはお前や・・・・ 」







たしかにN君はikeママンにハッキリそう言いました




そして 夕べそれが真実だと 

彼がどれほど自分の事を愛してくれていたか

この体にいやというほど刻まれた今 

ikeママンはゆみちゃんに一歩も

譲る気持ちはありませんでした





「 タバコ・・・・吸ってもいいですか?  」





ゆみちゃんがikeママンの顔を見ずに言いました 

その口調はあきらかに挑戦的でした





「 どうぞ 」





ikeママンもアイスコーヒーを飲みながら答えました

きっと 

N君はゆみちゃんのこういう所を知らないのだろうと思いました






「 ゆうべ・・・・・ Nさん家に泊まったんですか?  」





「 ・・・・・見たら分かると思うけど?   」






ゆみちゃんは眉を吊り上げてさらにikeママンに追求しました





「 やったんですか? 」





「 なんで そんなこといわなアカンの? 」









ikeママンは彼女の撫しつけな質問に睨んで答えました

その睨みはよっちゃん譲りで

ゆみちゃんは少し怯んだ様子を見せました



二人は対象的でした



ゆみちゃんは本当に素朴で小柄で可愛くて化粧などしなくても

世の男性はほっておかないような

純情な雰囲気を醸し出していました


一方ikeママンは昔から 派手な顔つきと体で 

マズは外見で男性に気に入られます

そして長年の経験からこの手の女の子を怒らせるのは得意としていました

ゆみちゃんの顔が怒りに歪み とうとう本性を現しました





「 この ふしだら女!! 

  人の男とって何が楽しいの?



  男に媚を売ってお金を稼いでるくせに!



  殴ったろか!!  」







「 殴れば??   」







パシンっっ!!







途端にikeママンの頬にゆみちゃんの平手がヒットしました!

あまりの痛さに一瞬めまいがしましたが


すかさず 

ikeママンも懇親の力を込めてゆみちゃんの

頬を殴り返しました

ガタンッ とういう椅子の音と共に

彼女はふっとびました!



そのすさまじい音はまだ朝早く

人もまばらなファミリーレストラン中に響きました

ウエイトレスが様子を伺いに お冷を取替えにきました


今や二人の対決は厨房のコックまでカウンターから覗き込み

注目を浴びていました



ゆみちゃんは叩かれた頬を

手で押さえうずくまっていました

同様 ikeママンも頬がジンジンして

腫れていっているのを感じながら
しかし しっかりと彼女を見据えていました




誰を傷つけても 

もはや彼だけは譲れないと決意しながら・・・・





どれぐらい時間がたったのでしょうか・・・・・・



ゆみちゃんの頬から一滴涙がつたい落ちました



すこしikeママンの心に罪悪感がこみ上げていました

彼女は話はじめました







「 Nさんに別れを告げられてから・・・・・


 絶対貴方が原因やと思っていました・・・・・


 昨日もNさんの家いったら GTRは止まってるのに

 部屋の電気は消えてるし

 何回電話しても出ないし

 朝まで家の前で彼が出かけるのを待ってたんです・・・・・  」







なんと!



彼女はikeママンとN君が夢中でお互いの体を貪り

愛し合っている時に

ずっと 家の外でその様子を伺っていたなんて!

ikeママンは信じられませんでした




そして彼女の執念深さに恐れをも抱きました

ゆみちゃんはカバンの中から袋を取り出し 

その中から数個  白いタブレットを

口の中に含み水で流し込みました



ikeママンはイヤな気持ちに襲われながら彼女に聞きました






「 ・・・・・何を飲んでいるの?   」




「 ・・・精神安定剤・・・・・     」






ゆみちゃんはたっぷり間をおいて じっとikeママンを見つめました







涙に光った目が

ikeママンの様子をもらさず焼き付けようとしていました










勝ち誇った様な 

彼女の表情にイヤな予感を感じました








そして彼女はたぶんとって置いていたであろう

最後の切り札を出しました















「  あたし・・・・・・



   Nさんの子供・・・・・・・

   中絶したんです         」































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ikeママンの純情な感情編No16

 




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第3章 純情な感情編


No16 ( つかの間の幸せ )
















「 仕度する 」




ベッドから飛び降りたN君をikeママンは愛しそうに見つめました

彼はギリシャ彫刻そのものでした


裸体を恥ずかしがる様子もなく ひきしまった腰の動きをみつめ

彼は人工の明かりの下より日の光に照らされてるほうが

ステキだなと思いました


十分ほどしてシャワーをあびて

身支度ができた彼がベッドの上で

シーツを体に巻きつけてちょこんと座っているikeママンを

自分の膝の上に乗せました



「 俺が帰ってくるまで 服を着ないように! 」




「 ええ? 風邪をひくわ (笑)  」




「 う~ん・・・では俺のTシャツだけならゆるす! 」






「 バカなこといわんといてって 


Σ(゚д゚;) キャー!!


 ダメ ダメ!それは置いてって~~!!  」






少しムッとしたN君がベッドの下に落ちていた

ikeママンの深紅のヒモパンティーを

Gパンのポケットにつっこんで出かけようとしているのを

必死で取り戻しました


今のN君は中学の頃のやんちゃ顔が見え隠れし

ikeママンの反応を楽しみながら ふざけて靴を履きました




「 あ~~~~!!

 いきたくね~~~!!

やっぱ やめようかな? 行くの!   」




「 行かへんかったら ずっと気にしてるくせに 」





「 ・・・・・そうやな・・・・・ なんでわかる?  」





「 N君が自分のお店をどれほど大切に思っているかは

十分知ってるわ 

だって 中学の初デートで仕事優先で

あたし 貴方にフられたんやで (笑)  」




「 あの頃から馬車馬のように働く

中年のおっさんはいってるんやな


・・・・俺は・・・・・


 おしいことをしたと 後で後悔したよ・・・・   」





ikeママンはドキッとしました




「 ・・・・・本当に? あの頃そう思っていたの?  」





「 ああ  あの時OKしていたらもっと 

この乳を堪能できてたのにってな 」




そういうと 

フイにまた彼はikeママンの胸を両手でわしづかみにしました

そして ikeママンのげんこつが彼の頭にヒットしました



「 いって~~~!  くっそ~~!!

 お前 泣かす!  決定や! 

帰ってきたら骨抜きやからな!


覚えておけよ!    」




そう履き捨てると 

玄関のドアを叩きつけて彼は行ってしまいました





・・・・・怒ったのかな?





少し不安になってひとり取り残された

部屋で玄関を見つめていると

再びドアが開き ひょこっとN君の顔がのぞきました




「 な・・・・・ 何?  」



「 ・・・・わすれもの  」





靴を履いたまま玄関で彼に抱き寄せられ

長い長いキスをしました

重ねた唇と舌から 

彼が本当にikeママンと離れるのを残念に

思っているのが伝わってきました


彼がいなくなると部屋がからっぽになったような気がして

先ほどされたキスでメロメロになりながら

ikeママンはあたりにN君の香りが残っているベッドに再びもぐりこみました


幸い彼はikeママンのこの体をとても気に入ってくれたようでした

胸が大きいのも中学の頃はとてもコンプレックスで

この胸のせいで好きな服が着れなかったり

電車などで心ない中年のおっさんの視線に傷ついたり

イヤなことだらけだったのが 彼に褒められてから

そんなことは小さいことのように思えました



 

  大好きな人に 自分のキライな所 

好きになってもらって

  初めて自分自身が 好きになれたの・・・・





昔よっちゃんがikeママンに言ったセリフを思い出していました




早く彼に帰ってきて欲しい・・・・

あの固くて温かい胸に強く抱きしめられたい

ごはんを作って待っていたらN君は喜ぶでしょうか?

それとも やはり何も着ないでいたほうがいいのでしょうか?

多分後者でしょう 


中学の頃はあんなにHな所はなかったように思えましたが

男性はみんなあんな感じでしょうか?

しかし 

お店のお客様でいやらしい感じの人と比べてみても

同じHでもN君はずっと爽やかで

何よりikeママンへの愛情が

そうさせているのだと素直に感じました





・・・・今日・・・・



お店休もうかな? 

あとで電話しよう・・・・・







というより

ikeママンはもうあのお店に行きたくなくなってしまっていました



夕べ彼に深く抱かれた後

もはや彼以外の男性に親しくするのは

とっても彼に申し訳ない気持ちでいっぱいですし


今のikeママンにとって愛しい男の胸に抱かれること意外

大切なことなんてこの世には存在しませんでした

今ならハッキり彼との未来が描けます






そんな妄想していてどれぐらいたっの頃でしょうか?

ドアをノックする音に

ウトウトしていたikeママンはハッと目覚めました






N君が帰ってきた!!






ikeママンは急いで その辺にあった彼のTシャツをかぶり

玄関で彼を迎え入れようと 駆け足でドアを開けました





「 N君! 早かったね! お帰りなさい!  」





その瞬間 


ikeママンは自分が体から遊離するような感覚に襲われました

目を大きく見開きながらも 

悪夢を見ているような気がしました

心臓が早鐘を打ち手のひらにはイヤな汗をかいて 


その場に氷のように

立ちすくんでしまいました










そう・・・・・・










玄関に立っていたのは・・・・・・













ゆみちゃんでした・・・・・・・































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ikeママンの純情な感情編No15



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第3章 純情な感情編


No15 ( 待ってる )














「何時?・・・・・  」




朝日を浴びて眠そうにN君が片目をこすりながら

ikeママンに聞きました

その片腕はまだikeママンを捕らえて離さないまま 

小さく彼は伸びをしました




「8時  ちょっとまえ・・・・  」




「 2時間か・・・・   」





彼はうめいて枕に顔を摺り寄せて

夕べ夜明け前まで深く愛し合ったのち

眠りについた時間をさかのぼっていたようでした


ikeママンはまるで夕べと体の細胞がすべて

入れ替わったかのような感覚に襲われ

ゆっくりと横たわって動くN君の裸体を眺めていました



朝日を浴びた彼は夜のセクシーさより

逞しく健康的でステキだなと思いました






「 もう帰るんか? 」






「 ん・・・・・ 

 

  こういう時って男が目覚める前に消えるほうが

  いい女かなって思って・・・・・・     」






彼は少し笑って言いました 

まだ眠そうに目はとじたままでした




「 処女が生意気なことを言う・・・・・  」




「 もう ちがうもん・・・・・・    」




パチっと彼が目をあけ 

体を起こしてikeママンを見つめました

その瞳は完璧に目覚め自分が夕べikeママンに

何をしたのかハッキリ自覚したようでした





「 ああ・・・・  そうやったな・・・・・  」





ニッコリ笑った彼がikeママンを後ろから抱きかかえ

もう一度ベッドに押し倒しました


あっさり 服を脱がされ

ブラジャーも取られて彼が首筋にキスをしてきて

ikeママンは焦りました





「  きゃーー!!

   N君待って! 待って! 

   ダメよ 夕べあんなに痛かったのに  」






掛け布団を頭からかぶって

ikeママンに覆いかぶさってきた彼から逃げようと

ikeママンは彼の下で身をよじりました





「 痛いだけやった? 気持ちよくなかった? 」






ピタッと今までふざけてたのをやめた彼が真剣な眼差しで

ikeママンの顔を覗き込んで聞いてきました



とたんにikeママンの顔が熱くなり夕べ彼の腕の中で自分が

どうなったかをムリヤリ思いだしてしまいました

そしてその問いに答えるのは

ikeママンにとってあまりにも

恥ずかしいことのように感じ 

彼のテクニックにも

また 改めて感心しました 

いったいどうやってあんなことを

男性はどこで覚えてくるのでしょう?





「 知ってるくせに・・・・・・   」





これ以上口に出すのも恥ずかしく彼に抱きつくことで

かんべんして欲しいという願いをこめて

ikeママンは彼の首にすがりつきました


N君はikeママンのヒップをつかみ

サラサラの髪にキスをしながら

また ふたたび燃え上がろうをする

自分の欲望を抑えようと努力しているようでした






「 う~~~ん~~・・・・  ( ̄_ ̄ i)



 俺はまだぜんぜん 足れへんぞ~~!!

 もっと お前が俺のものになった証拠っつーか

 実感が欲しいのにナァ~~・・・・

 しゅあ~ないか~~~~

 出血は止まった? ike・・・・・・    」







「 まだ・・・・ 少し・・・・・ってか

 も~~~~!

 おしりさわるのやめて~~~~っっ(。>0<。) 」






「 アホッ! 男はこの丸みにロマンを感じるんや!  」





「 意味わから~~~~ん!!(。>0<。)  」






ikeママンはN君にされるがままに もてあそばれていました

全身を触られまくられ おへそにキスをしながら

くすぐられて じゃれあっていた時でした

N君の携帯が鳴りました





「 もしもし?   ああ  どうしたんや? 」






平然な声で仕事の内容の電話をしている

彼の片手はikeママンの胸をもみまくっていました

くすぐったくて彼の腕の中で

クスクスikeママンはおかしくて笑いをこらえるのに

必死になっていました





「 かんべんしてくれよ~!(-""-;)

 俺今日休みやぞ!

 10分後にいくからまっとけ!!   」





ブツブツ言って携帯を切ったN君は

あきらかに不機嫌になっていました




「  ごめん!ike 

  バイトのヤツが今日の配達でトラブッとるんや

  ちょっとだけ 店に行ってきてええか?    」







パシンとikeママンに手を合わせて

彼が本当に申し訳なさそうに言いました

それに 圧倒されてikeママンも言いました







「 う・・・・うん! 全然ええよ  早く行ってあげて・・・・  」








「 俺が帰ってくるまで 待っててくれる?  」







不安そうに覗き込む彼の顔に

ikeママンは外見の下にひそむ傷つきやすさを感じました

そして かつて中学の頃にikeママンが恋した

少年の面影を色濃く残してる彼の顔をうっとりながめて言いました








「 うん・・・・ 待ってる・・・・   」







「 スグ帰ってくる・・・・・・    」









二人は再び熱くキスをしました






























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ikeママンの純情な感情編No14

 



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第3章 純情な感情編


No14 ( 初めての朝 )












窓の向こうから射す朝の光と

かすかに聞こえてくる外の道を行く車の音に

ikeママンは目覚めました



一瞬ここがどこか分からなかったけど 

すぐに理解できました

ikeママンは横たわったままN君に抱かれていました



眠ったままの彼の香りと静かな寝息を味わって

とても幸福な気持ちでした 

なじみのない感情だったので

幸せだと気付くまで一瞬とまどってしまいましたが

単なる満足感ではなく心から満たされた感じでした・・・・・


横向きになって彼の顔を見ながら夢ではないかと

確認するために夕べのことを思い出していました





「 ひとつになった・・・・・・  」



と告げられたあの時・・・・

彼が入ってきた瞬間・・・・・




ikeママンは緊張し もし痛みが伴うのだったら

その痛みを喜んで受け入れるつもりでしたが


彼が深々と入ってきたあまりのショックには

心の準備ができていませんでした


悲鳴が漏れましたが キスで口をふさがれ 

悲鳴は喉の奥に消えました

ふいに彼の動きが止まり 

暫くして慣れてきた頃ikeママンの目を見つめながら

彼は上からゆっくり動いていきました


ikeママンが少しでも苦しそうな様子を見せれば彼は

すぐに引き返すつもりのようでした

N君はikeママンに微笑みかけました 

穏やかで 優しく 温かい微笑が心に染みました


そして彼は自分のするべきことがわかっていました 

ikeママンが経験したことの無い喜びを

与えることが自分の使命のように

優しさと思いやりをもってikeママンを導こうとしました


男女の間でどんなことが起こり得るかを

ikeママンに教えようとしてくれました

ikeママンもN君に新しい世界を見せてくれ 

未知の経験を熱い思いで受け入れ

与えられたものを同じように返そうとしていました



ひとつにつながったまま さらにN君は

ikeママンをじらし なだめ 愛撫して

全身の性感帯を探索していきました

そうした一つ一つの行為が重なるごとに

少しずつikeママンの体の中心が

激しくなっていきました





「 ike・・・・・・ 脚を俺の肩に・・・・・ 」




「 これは? 痛い?・・・・・・・     」





「 ・・・・・痛くない・・・・・   」





「 では これは?・・・・   」





最後の欲望を共有するために

彼はただならぬ忍耐と愛情を示してくれました


ikeママンはこれまで経験したことのないよう充足感に心を

うずかせながら彼にしがみついていました

互いの心臓は激しく打ち 

重なりあう体はさざ波のようなリズムで

情熱はこれ以上ないほどさらに高まっていきました



今まで新しい感覚に慣れる時間を与えようとして

強烈な力を抑え気味にしていた 彼の体の中で

燃え上がれずにくすぶっている火が

ikeママンにも感じられるぐらい

ソッと扱ってくれていたのですが


しかし ここにきてikeママンの反応が

快感に身をゆだねるほど大丈夫だと確信すると




今だといわんばかりに 

彼の動きは強烈になりました





ikeママンは精一杯彼のリードについていき

彼にしがみついているしかありませんでした

自分の荒い息遣いや 高鳴る胸の鼓動が

耳に届く以外 すべての感覚は

押し寄せる甘い快感に集中していました






「 ああ・・・・ N君もうダメ・・・・  」





「 まだや  」






見えるものはN君の瞳だけでした


そして ついにその時はきました!





ikeママンは背中を弓なりにそらし

絶頂間に貫かれて叫び声をあげました

そして彼も内部を爆発しikeママンの髪に顔を埋めて

彼女の上に崩れ落ちました・・・・・・・・










想像を絶するような愛の行為を思い出しながら


朝日の中ikeママンはそっと起きだし

頬を染めて

脱ぎ捨ててあるワンピースを羽織りました


何か飲み物でも買ってこようと

ベットからそっと離れようとした時

 





グイッと腕をつかまれました










「 ・・・・・・服を着てるやないか・・・・   」










N君が目覚めました・・・・・・・・






























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ikeママンの純情な感情編No13



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第3章 純情な感情編


No13 ( 目をとじておいでよ  )









イケママンは我を忘れるぐらい 

周囲のすべてが 体内のすべてが 動き 変化し

彼と溶け合ってしまいました



しっかり絡み合ってキスを交わし 

愛撫し合い 探り合ってikeママンはN君と

一つになるような間隔に襲われていました


これまでこんな感覚を持ったことはありません

唇を少し離し見上げると彼も頬を染め 息を弾ませていました


目も大きく開いていて

ひるむことなくikeママンの目を見つめ

胸に置かれた手を動かし

二人がぴたりと合わさるまでぐいとikeママンを引き寄せ

胸の頂点を唇で愛撫しだしました



ikeママンは思わず息を飲みましたが  

彼の激しさに内心ではぞくっとしました

彼の指は這うように下へ下り 脚を開かせ 探り

ついに深紅のパンティーを引きはがし 

自分もボクサートランクスを脱ぎました

もう二人の間には何も残されていませんでした





不意に彼がikeママンを熱く見つめ戸惑い気味に言いました






「 ・・・・・あのな・・・・・・

 なるべく 痛い思いはさせたくないねん


 だから・・・・・

 少し イヤかもしれんけど ちょっと我慢して?  」





尋ねる間も与えずにN君がikeママンにまたキスをしました

片手でしっかりとikeママンの胸を押さえ 

彼の唇はおへそを味わいながら

頭を下へずらしていきました






 ・・・・・・何をしようとしているの?・・・・・・





N君の両手がikeママンの脚の内側に触れ 

押し開きました



そして ベッドの足元に押しやられていた 

枕をikeママンのヒップの下に差し入れて

腰の位置を高くしました

何をしようとしているのか見ると

 

彼の茶色い髪がikeママンの両脚の間に

あるではありませんか!





そして・・・・・・








ああ!!  ああ!! なんていうことでしょう!!






彼の舌が少しだけ 1度 2度・・・ 3度と

秘められた部分をかすったかと思うと

次はよりしっかりもっと激しく触れたのでした



何度も 何度も 舌で愛撫し 指で押し開いて奥を吸う・・・・・





ikeママンは全身を貫く強烈な快感から逃れようとしました



ベッドから落ちそうになりますが

N君ががっしり両脚を抑えていて 


思わず 叫びに似た声が漏れました

強烈な快感に自分がこんな声をだすなんて!

ikeママンは喘ぎ! ベッドボードの端を掴むしかありませんでした


過呼吸になるのではと思った瞬間 

ikeママンの頭の中で何かが弾けました

大きく体は跳ね上がり 太腿は痙攣し

キーンと耳を劈く音に全身の血が泡立ち意識が遠のいていきました・・・・











「 ・・・・・ike・・・・・・・・

 お~~いい  ike・・・・・    」









ハッと目を覚ますと いつの間にかN君の顔はikeママンの

横にあり 心配そうにこちらを覗き込んでいます




「 大丈夫か?  飛ばしすぎた?   」 




荒い息を整えながら 

ぐったりしている自分が急に恥ずかしくなりました




ハァ ハァ・・・ 「 ・・・・・・死ぬかと思った・・・・・・  」






「 なんかお前いちいち 可愛いな・・・

 死なれたら困る まだ最後までしてないよ 」





彼がクスッと笑うのが聞こえ

肩にキスされるとikeママンも自然と笑みがこぼれました

そして ありったけの思いで彼にしがみつきました

全身の震えが止まるまで

彼はキツく抱きしめたままでいてくれました





昔少女マンガで読んだベッドシーンは

男女がキスをし裸でベットに横になり

手が重なり・・・・そして窓辺に揺れるカーテン

次のページはもう次の朝になっていました


しかし現実はとても考えられないことが怒っています

こんなことは信じられません

しかし 

N君とならどんなことでもそれが当たり前のように

自然に思えるのです


どんな自分でも彼は愛してくれる 

本当に自分の事を大切にしてくれる


彼は時間をかけて情熱的な愛撫とキスでikeママンに

これだけのものを示してくれました






「 N君 愛してる!! もうずっと前からっっ!! 」





「   俺もや!ike・・・・・・

    ずっと前からこうしたかった・・・・・ 」








微笑みかけた彼の穏やかで・・・・・

優しい笑顔がikeママンの心に染みました






なんて 幸せな時間・・・・・





彼にしがみつきながら ikeママンは心の中でそっと囁きました








「 夢なら どうかさめないで・・・・・   」




































「 あ~~~~~んっっ

 痛いよぉ~~~~~っっ あせる  」






「 力抜いて ike   俺も痛い   」












「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」



「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」

































ハァ 「 ほら・・・・・・ 

   ひとつになった・・・・・・・  」




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ikeママンの純情な感情編No12

 


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第3章 純情な感情編


No12 ( 旅姿六人衆 )








N君の部屋で軋むベッドの上で二人はシーツにくるまっていました



N君はベットボードに上半身起こしてもたれ

そしてikeママンを自分の固い体に添わすように

背後から抱きしめていました

彼の手は柔らかなikeママンの胸を

手のひらですっぽり包み

もう片方の手はikeママンのわき腹から

なめらかな腰の曲線を撫でていました





「 ・・・・ねぇ・・・・・ 何考えてるの?  」





ikeママンは彼の胸に背中をピッタリ当てて

温かい体温を感じながら言いました




「  今は頭は働いてないな・・・・・・



   しいていえば・・・・・ 


処女をイカせれるかどうかって・・・・ 

バシッッ!!   いってッ 」




ikeママンは思いっきりN君のふとももを叩きました

叩いて赤くなった所を撫でながら

少しほっぺたを膨らましました




「 もう・・・・

 ふざけてばっかり!  」




「 ほな マジメな話   」




彼はikeママンの髪を持ち上げて背中にキスをしました

その甘い快感を味わいたくて ikeママンは目をそっと閉じました





「  なんか今まで・・・・色々とゴメン・・・・・・   」





 ikeママンは何も言えず注意深く彼の次の言葉を待ちました




「 お前を傷つけたのではと・・・・

  ずっと心配やったんや


  俺な・・・・・ 本当は今日・・・・・・

 お前に謝るつもりで 店に行ったんや・・・・   」





「 N君・・・・・    」





ikeママンは信じられない彼の突然の告白に驚きました

まさか彼がそんな風に考えていたなんて!




「 なんか海では 

 八つ当たりチックなことしてしまったし・・・・


 素直にお前に謝って 

 そんでオシャレなレストランにでも連れてって


 食事して  告白してって・・・・・ 

  

 それやのに・・・・・・  」





「 それやのに? 」 クスッ





「 なんか 店めちゃくちゃにするし

 お前拉致ってさっさと すっ裸にしてるし




 もう・・・・ 

 マジ  俺 アホ・・・・・・     」





彼は急に自分のしたことを思い出したのか

すっかり 落ち込んで ikeママンの肩におでこを

つけて うなだれていました




「 バカね・・・・・・  」



「 ・・・うん・・・・・・  」






怒られてシュンとしている子供のような彼の

髪がikeママンの頬をくすぐります


ikeママンはこの短気なバカが愛しくてたまりません


悪魔のような魅力です!

こんなかわいい彼をジェニーさんが見たら

何をするか分からないとikeママンは思いました


きっとikeママンは彼がたとえ殺人を犯しても・・・・

世界中の人が彼を悪く言っても 心から彼を憎むことは

とうていできないと思いました




「 あの・・・・

  いつもはあんなカッコしてないのよ?

  今日は特別で 

  ハロゥインで・・・・     」





「 ステージのお前見て・・・・・

  キレイやったよ・・・・・


  まるで 映画かなんか見てるみたいやった

  圧倒的やった 

  花束持って来てるあのクソ外人も

  お前のことうっとりして見てた・・・・・


  それに比べて俺はアホみたいに

  ただ呆然と入り口に突っ立ったままやった・・・・・


  なんか 無償に腹が立って・・・・・      」





深くため息をつきながら彼は続けました





「 でも・・・・・

  お前・・・・・


 昔と何ひとつかわってないな

 こうして抱きしめたら・・・・・・

 すべて分かったよ・・・・・・     」






「 そんなこと言って貰えるなんて・・・・・・


  あたし・・・・

  今まで自分自身に同情しててん・・・・

  純粋にN君を好きやった時とあまりにも

  かけ離れすぎてて・・・・


  あなたに言えないことも沢山してきたし・・・  


  あたしの内面はひどいもんよ・・・・


  K子は親に愛されなかったせいで

  あたしも他人を愛せないんだっていうの

  時々 その通りじゃないかと思うねん・・・・  」





彼は首を軽く振りました





「 お前は情に熱い 優しい女やと思う・・・・ 」



「 どうしてわかるの?  」



「 わかるんや 信じてほしい・・・・  」




ikeママンは彼の顔をじっと見つめました

彼もikeママンを見つめ返しました

少しタレたアーモンド型の茶色い瞳が

ウソではないと語っています


ふいにikeママンの目に涙がにじみました

一粒の熱い涙が頬を伝って落ちました



それは まるで懺悔するような気持ちでした

自分でも何が言いたいのかわかりません

何故かいろんな思いが複雑に溢れてきて

また 涙がこぼれてきました





「 竹田先輩のことだって・・・・・・   」





その時キツク彼がikeママンを抱きしめ

熱いキスをしました






「 もう何も言うな・・・・ 

  ike・・・・

  もうええんや・・・・・



  過去は過去や!



 俺らはこうなる運命やったんや!

 中3の時 

 お前が俺の横に座った時から 

 俺の中に ずっとお前がおった


 俺がどんくさかったから 

 少し回り道したけど



 こうしてお前がここにおる!

 今 俺の腕の中におる!

 

 それがすべてや!


 他の事は俺にまかしといたらええ!  」







N君の言葉が宝物のように一つ一つ心に

染み込んでいきます



なんて 温かい人なのでしょう・・・・



ikeママンの胸は感動で打ち振るえ

声をもらして泣きました

N君は両手でイケママンの顔を挟み

涙でぐちゃぐちゃのikeママンに再びキスをし

まっすぐな瞳を向けて言いました






「 お前が目の前にいるなら いい・・・・・・」

 ゚・:,  。゚  ・:   ,。  ★  ゚・   :,。  ゚・   :,。  ☆゚   ・:,。 ゚・ :,。 ★ ゚





数年かけて・・・・



とうとう二人の心が初めて一つになった気がしました

ikeママンは嗚咽を漏らしながら

彼にしがみつきました

彼も折れるほどキツク抱きしめ今まで抑えていたものが

堰をきったように流れだしたようでした






二人はシーツの中に崩れるように 横になりました

もはやikeママンの心には何の迷いもありませんでした



  この愛を確かなものにしたい・・・・

  今すぐ 彼を自分の中に深く埋めたい・・・・・



きつく彼の首にしがみつき

胸がつぶれるほどに自分の体を押し付けました

間髪入れる間もないほどにN君がまたキスをしました

仰向けに寝かされ ikeママンは熱い背中に

冷たいシーツを心地よく感じました





吐息をついて彼の茶色い髪に指を絡ませ








ささやくように 言いました・・・・・













「 N君・・・・・ 抱いて・・・・・・    」


 ゚・:, 。 ゚・: ,。 ★゚・ :,。 ゚・ :,。 ☆゚・:, 。 ゚・:,。 ★゚

























☆いよいよかぁ~~??


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ikeママンの純情な感情編No10

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第3章 純情な感情編


No10 ( 愛がとまらない )









夜の暗闇にまぎれて

GTRが停車した駐車場の前に

小奇麗な2階建ての白いハイツがありました

ikeママンはびっくりしてN君に言いました




「 N君家って!ここ?? 」




なんと ikeママンの住んでる実家の目と鼻の先でした

こんな近くに彼が一人で暮らしてたなんて

何故今まで一度も偶然道で会ったりしなかったのでしょう?


しかもこの前の道はikeママンがいつも

通勤でバイクで走っている道でした





「 今まで一度も偶然会わなかったな 俺ら・・・・  」





サイドブレーキを引く彼の言葉に

心から同感しながら

ikeママンは辺りを眺めていました


彼が車から降りて前を回って

ikeママンが乗っている助手席のドアを開けました



とたんに何故でしょう? 

今から二人がすることを考えると

急にikeママンは恥ずかしくなりました




「 ? ・・・・どうした?  」




N君が不安な顔つきでikeママンを覗き込んでいます

ikeママンは恥ずかしさを隠すのもあったのか

ふざけて両手を広げていいました





「 お姫様抱っこして!!  」






「  は? ( ̄□ ̄;) !?? 」





「 だって今からあたし達 Hするんでしょ? 

  お姫様抱っこしてくれなきゃイヤ! 」





きっと N君は 

(アホかっお前っ!ヽ(#`Д´#)ノ )と怒って


笑いながらきっと部屋に入れてくれると思っていました

無言のこの空気のまま部屋に入るのは照れくさいだけでした




  ちょっとふざけてみたいだけでした・・・・

  ふざけてみただけだったのに・・・・




突然体が宙に浮き 頭が逆さまになり世界が回りました

ikeママンはおもわず 小さく叫びました

するとN君の顔がikeママンのすぐ近くにあり文字どおりikeママンは

N君にお姫様だっこで抱えられていました





「 ・・・・これでええんか?・・・・・ 」






ぞくぞくするような・・・・・・

今まで聞いたこともない彼の優しい声・・・・


昔からシャイな彼は

いつもikeママンの顔をまともに見たことがありません

しかし 今は真剣な眼差しでkeママンを見つめています

そのしぐさが何よりしっかりikeママンと向き合ってくれようと

してると心の底から感じました・・・・・・


たまらなくなったikeママンは彼にしがみつき 熱いキスをしました




「 うん・・・・うんわかった!

 

  ち・・ちょっとike

  続きは部屋でな!

  このままやったら落としてまう! 

  つーか 外で俺ら何やってるんやろう?


 もちろん 階段は下りてくれるよね? お姫様?  」




 とろけるような顔をしたN君がテレてそう言いました



  「 あま~~い!! 」



意地悪くikeママンは答えました

N君もいつものやんちゃ顔で答えました



「 くっそ~~~!!

いよっしゃ!分かった!


振り落とされるなよ~~~!! 」





「 きゃ~~~~о(ж>▽<) ☆」




N君はikeママンを抱えたまま走り出し

そのまま階段を駆け上りました!



「 げぇ!!おもて~~~~!! 」


「 失礼ね!!がんばれ~(笑)(笑) 」




2階の一番端が彼の部屋らしく

N君はあせってikeママンを抱えたままいいました



「 鍵!! 鍵!! ポケットのケツ!!  」



両手がふさがったままのN君の変わりにi

keママンが彼のおしりのポケットから

鍵を取り出しドアを開けました


暗闇の中電気もつけず 彼はikeママンを抱えたまま

玄関で靴を何とか脱ぎました

ikeママンも自分のカバンをそこらに放り投げました

そして ズカズカと歩いていき 

一番奥のベットにikeママンを放りなげると

N君も待ちきれない様子で激しくキスをしてきました


ikeママンを抱えていたせいでしょうか?

それともこのシチュエーションに興奮してるのでしょうか?

N君の胸はハンマーで内から叩かれているほど

激しく波打っていました




「 ちょっと・・・・N君!!N君!!  」



「   イヤ?・・・・  」 ハァ・・・ハァ・・・




「 ちがう!靴!くつ!  」




「 え? あっ ああ! 」




ikeママンが履いたままのサンダルを

彼は荒い息で脱がせるのに苦戦していました




「 なんや!これ? どうやって脱がすンや?? 」



   足首のストラップを外せばいいだけなのに・・・・




あせってるN君がとっても可愛くて 

とうとうikeママンが自分で外し彼に渡しました

N君はikeママンのサンダルを玄関にポーンと放り投げ

再び覆いかぶさってきました





「 ・・・・・え~っと・・・・・ 何か飲む?  」




クスッ 「 今さら?  」



クスッ 「 そりゃそうだ! 」






二人は少し笑い 

お互いが同じ気持ちなのを感じました






そして 強く抱き合い 






熱くキスをしながら






ベッドの海に深く・・・・・








深く沈んでいきました・・・・・・



















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13 : 00 : 32 | ikeママンの純情な感情編No10 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

ikeママンの純情な感情編No11


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第3章 純情な感情編


No11 ( ベッドの中の真実 )






二階下の車の従来音が

N君の窓のガラスを通して聞こえるのと・・・・

二人の鼓動だけが暗い部屋に響きました・・・・・




とうとう現実から離れ二人だけの世界に閉じこもり

N君の部屋の窓から月明かりが差し込み 

二人はベットの上で抱き合っていました


ikeママンは髪が背中に触れるほどのけぞり 

その首筋にN君が熱くキスをしていました




  息をするのも忘れるほど心地いい・・・・




N君はikeママンに優しくキスをしながら

ゆっくりとGジャンを脱がし

ワンピースの胸のボタンを一つずつ外しました

途端にikeママンは恥ずかしくなり少し抵抗しましたが

じれったくなった彼は

一気に頭からすっぽりワンピースを剥ぎ取ってしまいました


二人の熱い体に挟まれていたワンピは見事に取りさらわれ

ikeママンはこれは夢ではなく現実なのだと

自分に言い聞かせ続けなければなりませんでした




  目の前にいるのは本物のN君だと・・・・・・・・




N君の目を見つめながらikeママンは

彼のシャツのボタンを外し それを脱がせました

シャツはベットの下に落ち 

次に彼のジーンズに手をのばしました

気恥ずかしい思いもありましたが

同時にワクワクしてもいました

ikeママンがベルトのバックルを外すのにまごついていると

N君が代わって外しはじめました・・・・・




月明かりに・・・・・・

銀色に浮かぶ彼の体は見事で 

昔 美術室で見た ギリシャ彫刻のようでした




  男の人の体を見て美しいと思うなんて・・・・・




N君はikeママンの黒のレースのブラジャーの紐に指をかけ

すばやく取り去ってしましました

今やikeママンは上半身がむき出しになり見につけているのは

紐で結ぶタイプの

深紅のレースのトング(超ビキニパンティ)だけでした





  あ~~ん!!

  上下バラバラや~~ん!! (。>0<。)

  こんなことなら

  白のレース着けて来るんやった~~!!(。>0<。)





「 おおっっ!!キラキラ 」



しかし 

N君はこの姿が気に入ったのか 

目はランランと輝き

ikeママンの下着姿に歓声を上げていました


とたんにikeママンは彼に胸を見られてるのが恥ずかしくなり

すばやく上体を起こし 盾のようにシーツを体に当てました





「・・・・・・??・・・・  なぜ 隠す?    」





N君は不思議そうにikeママンの顔を覗き込んでいました

心臓があまりにも激しく打っていたので

ikeママンはN君が何を言ったのか

聞こえていませんでした

そこで 

幸せをかき消すような不安を読み取って言いました





「 胸・・・・・・ 大きすぎると思うの・・・・・  」




「 とんでもないっっ!!Σ(。`Д´。)ノ 」





N君はハンマーで殴られたようなショックを隠せないようでした

なぜかトランクス姿のまま正座をしたikeママンを見つめる

彼の目に 気遣わしげな表情が浮かびました






「 ひとつ聞くけど・・・・  

  

 お前 もしかして 初めて?    」








     ウッ!!∑( ̄Д ̄;;




これはikeママンには大打撃でした



そう  

二十歳にもなって男性経験が無いのは

ikeママンにとってコンプレックスになっていましたし

お店のお客様でもその手の話が好きな人もいます


しかし 

経験が無いikeママンには

今ひとつその話に踏み込めなく 

経験のあるフリをするしかなかったのです


事態が飲み込めたN君の顔は

キツネにつままれた様な顔になり

放心状態の彼を見て途端にikeママンは不安になりました





どうしよう・・・・・

めんどうくさいと思われた?

初めてじゃないとウソをついたほうが

よかったんやろか?・・・ (><;)






「 ぶっ・・・・・・

 わははははははははははっっ~!!」







なぜか突然N君が大爆笑をし始めました!



肘をついてトランクス姿で大笑いをする彼の行動に

ikeママンは戸惑いました

いったい何がそんなにおかしいのか訳がわかりません





「 おっまえ 

  処女であのダンスは反則やろ~~(笑)」




途端にikeママンの顔は真っ赤になりました

ポールに巻きつき腰を揺らす自分の姿を思い出し

たしかにあのショーを見た誰がikeママンが未経験だ思うでしょう




「 あはははは・・・・・あ~あ・・・・・   」



  

笑いすぎて目に浮かんだ涙をぬぐいながらN君は力が抜けたのか

フ~~~~~~~~ッと後ろに倒れこみました





「 俺・・・・・・てっきり大ベテランかと・・・・・・

 勢いで家に連れて来たのはいいけど

 失望されたらどうしようかと

 しょっぱなからガンガンに攻めなアカンとかやな~ (笑)

 いろいろ 考えてやな~~~ (笑)  」




 

そして 体を横にしてくっくっくっと小さく彼はまだ笑っています





「 人をアバズレみたいに・・・・・

  笑いすぎなんですけど・・・・・       」




ikeママンは真っ赤になりシーツを固く体に巻き

ベッドの隅に ねこのように小さくなりました

なんと そんな事を彼が考えていたなんて

びっくりしました もちろんガンガンに攻められてたら

きっと ikeママンは死んでいたことでしょう・・・・・




「 まぁ・・・・・いいや・・・・  」





N君は枕にもたれ大きく両腕を広げました

そして手首をクイッと動かし

( おいで おいで )とikeママンに合図しました



その彼の腕のなかはikeママンにとって魅惑ゾーンで

思わず体が引き寄せられてしまいます








N君は ikeママンを愛しくてたまらない

といった感じで

見つめていいました














「 おいでike

  夜は長い・・・・・・  」


   ゚・:, 。゚・:,。 ★゚・:,。 ゚・:,。☆゚・:,。 ゚・:,。 ★゚


















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ikeママンの純情な感情編No9

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第3章 純情な感情編


No9 ( 信号まちのKISS )












深夜の御堂筋・・・・


二人はGTRの中にいました・・・・・


ハザードランプの点滅の音・・・・


車の外は町の車道をタクシーがよぎっていく風の音が聞こえました





ikeママンの世界にはN君しか存在しませんでした



N君の体は岩のように頑丈で

腕は力強くikeママンを抱きしめていました

唇を重ねられ

激しい舌の動きに身を震わせて失神しそうでした


彼の男らしさに圧倒され自分の弱さを思わずにはいられません

今夜だけは自分を抑えられず

ikeママンはN君への溢れんばかりの思いに身をまかせていました





N君の熱い舌がikeママンの舌に絡むとカッと体が熱くなり

希望がめくるめく欲望に変わります





  もっと 彼に触れてほしい・・・・・






ikeママンは口の中でN君が暴れ回っているのを感じながら

病みつきになるのではと かすかに思っていました

N君は肺の中の空気をすべてしぼりとろうするようにキスを続け


ikeママンが快感のあまり汗ぐっしょりになって身悶えるまで

愛撫をやめませんでした





「  イヤがることはしたくない・・・・・・

   どうしても帰らなアカン?     」






永遠の時が流れてる気がしているikeママンに

彼は急に理性的な質問を投げかけてきました

この後に及んでとても憎いとikeママンは思いました

もう すでに 彼に逆らえるはずもないのに・・・・





「 うん・・・・・ いいえ・・・・ 」




迷いに揺れながらikeママンはN君の髪をなでました

ずっと触りたいと思ってた彼の茶色い髪の感覚を

手で味わいながら小さくつぶやきました






「  帰りたくない・・・・・   」



「   なら 帰るな     」






次のキスは今までよりもっと長く激しく情熱的でした

ikeママンは理性を忘れ 

焦がれるようなあえぎ声が喉からもれました

何も言わなくても 

彼の思いは炎のように激しく深くikeママンに伝わってきました

これまで 自分は理性を失うような人間ではなかった


しかし現実に今 彼の激しい溺れるような愛を全身に受けて

言葉では言い表せない感情に圧倒されて

ikeママンは何も考えれなくなっていました





その時



車の外で大きくクラクションの音が響きました!

あの音はあきらかにこのGTRに向けて鳴らされたものでした




「 くそっ!! タクシーのヤツ!!場所変える!  」





彼はキスをやめikeママンから少し離れて顔をあげました

手のひらを彼の胸に押し当てると 彼のその鼓動の早さに

ikeママンは目を見開きました





 N君も私と同じように緊張して興奮してるのだろうか・・・・




N君はテレているのかすばやく車を発進させ

ikeママンもシートのリクライニングを起し

前のフロントガラスをボ~ッと見つめていました


N君にグチャグチャにされたせいで 髪もボサボサで

唇も少し腫れてるような気がします




雨が降っているのか・・・・・・・ 





フロンドガラスのワイパーが揺れ動いていました

ikeママンはそのワイパーを見つめながら

さっきの出来事はもしかしたら幻だったのではと考えだしました

だってあまりにも突然で現実味がありませんし

今の彼は何事もなかったかのように運転をしています


何かしゃべったらさっきのキスがすべて

ikeママンの妄想のような気がして

一言も話せないままでいました・・・・・・




車内はスタンダードのバラードが流れていました

フと信号待ちで停車しているとき 

N君がikeママンの顔を覗き込みました





「 何考えてる? 」



「 ・・・N君は?  」



「 キスしたい   」






テレながらも初めてikeママンの方から唇を重ねました

また再び後ろの車から発進の催促のクラクションが鳴り響きます

N君は笑って 

ikeママンを抱き寄せたまま車を発進させました




「 夢じゃないな! 俺ら!  」





その言葉に彼もikeママンと同じことを考えていたのだと嬉しくなりました




「 どこかへ向かってるの?     」



「 別に・・・・・ ただ走ってるだけ  」





N君がikeママンの頭の頂点にキスをして言いました




「 ホテル行く? 」





「 ・・・・・・なんか・・・・・・・

 そのセリフ 昔聞いたような気がする  」


   ☆ikeママンの初恋No11(どうする?)を見てね~♪







「 よく覚えてんな!(笑) あの時は冗談! 」





「 じゃあ 今は?   」





「 本気! 」





その言葉にikeママンはドキンとしました 

真剣な顔で車を走らせる彼を見つめていると

彼が心からikeママンを欲しているのを感じました

そして ikeママンも心から彼の気持ちに答えたいと思うのでした





「 いや・・・・・


  別に どこでもええねんで?

  二人っきりになれる所なら・・・・・

  お前が好きな所 どこでも      」






コホンと一つ咳をしてあわててN君は言い直しました 

その顔は暗闇でも赤くなっているのに気付きました

先ほどの激しさとは打って変わって 

いつものシャイな彼はとっても可愛く中学の時を思わせます

ikeママンは愛しさがつのり

今すぐ運転している彼を押し倒したくなりました





「・・・・N君家がいい・・・・   」




「 俺ん家?? きたね~ぞ!!  」




「 でも・・・・・ずっと行きたかってん・・・・ 」





ikeママンは上目づかいで彼に抱かれたままお願いの目をしました




「 ぜんぜんOK! 」





それを見たN君がアクセルを強く踏みました 

しかし 先ほどから 

ikeママンを抱いたままミッションのギアを変えるのに

苦労しているN君は小さくつぶやきました





「 オートマ・・・・買おうかな?  」







ikeママンはすごくおかしくなって笑ってしまいました






「 やっと 笑ったな・・・・・

  怒った顔もかわいいけど・・・・・・・  」







しんじられない言葉が彼から出ました!







気が付くと 嬉しそうなN君の顔が近くにあり 信号待ちの間

二人はまた熱くキスを交わしました

そしてまた後ろの車からクラクションを鳴らされるのでした












  私をかわいいと思ってくれてるの?・・・・・・・

   ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,
















ikeママンの甘く切ない思いを乗せたまま 

GTRは夜の闇を彼の家に向けて疾走しました













 





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12 : 52 : 36 | ikeママンの純情な感情編No9 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

ikeママンの純情な感情編No8

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第3章 純情な感情編


No8 ( 御堂筋のケンカ )








ikeママンは膝が崩れ落ちそうになりました




目の前であのN君がさきほどからikeママンに絡んできた

酔っ払いを追い払っています!


一瞬で先ほどステージをメチャクチャにされた怒りがこみ上げてきて

ikeママンは酔っ払いとN君を置いて

足早に御堂筋をタクシー乗り場に向かって歩き出しました



「 おい!おい! こらっ!待て! 」




N君があとから駆け足で追いかけてきました

そして大またでズカズカ歩くikeママンの肩をつかみました



「 離して!! 」




「 ダメだ!! 送る! 」





N君はきっぱり答えikeママンの手首を固く握り締め 

来た方向とまったく逆の道を力強く引っ張っていきました

ikeママンは全身の力を込めて抵抗しました





「あんなことするなんてっ!! 

 クビになるとこやったわっ!! 」





ikeママンは泣かんばかりになじりました

N君はそしらぬ顔でikeママンの手首をひっぱっていきます




  こんなことは許せない!ありえへん!!



ikeママンの怒りは頂点に達しました





「 もうあたし達昔にもどれないんじゃなかったんっ? 」



「 あれは中学の時と今は違うって意味や!! 」





N君も振り向いて声を荒げました



「 だからどうなんよっっ!

今まで私に何があったか何にも知らんくせにっっ! 」



「 知ってるわっっ!  」




「 どうせ 噂話なんでしょ!! N君こそ

 一度も私に会いに来なかったじゃないっっ!!

 あたしは何回もN君家の前で

 呼び鈴押す気力と格闘しててんで!! 」






「 俺かて 会いに行ったわっっ!! 」





「 え? 」






振り向いて怒鳴った彼の以外な言葉に

ikeママンはぎょっとしました

N君の茶色い瞳の奥が明らかに怒りに満ちています

体から発散する熱気がここまで感じられます





「 何度も! 何度も!

 お前に会いに行った!! 

 お前のおっちゃんから

 何も聞いてへんのかっっ!!  」






「 そんなこと一言も聞いてないわっ!! 」






N君はまっすぐikeママンの顔を見つめています

怒鳴り返したikeママンも

彼の表情から真実を探ろうとします





「 ・・・・どうやら 

  俺はお前の親父に嫌われたみたいやな

  とにかく 来いっっ!! 

  ここじゃ話しにならんっっ!!  」




N君は再び乱暴にikeママンの手を引っ張り歩き出しました




「 いやよっっ!!どこに行くっていうのよ!!! 」




ikeママンも力いっぱい抵抗しました




深夜の御堂筋 

大声で怒鳴りあってるカップルは ちょっとした酔っ払いの

見ものになっていました

御堂筋ぞいに見慣れたガンメタのGTRが

主人に自分の居場所を教えるかのように

ハザードを炊いて合図しています

N君の片手にはGTRのキーがありました

そこでikeママンは初めて

彼が向おうとしていた所が認識できました




「  一人で帰らして!! 」





「 許さん!!乗れ!! 」




「 おいおい~

  兄ちゃん無理強いはいかんなぁ~

  警察いくかぁ~~?? 」



GTRの前でもみ合っていると

酔っ払いのサラリーマンが二人を見かねて仲裁に入ってきました





「 えっ?あっ!! 違うんですよ! コイツは連れで・・・ 」







「 助けて~~っっ!!

  殺される~っ!!(`Д´) 」






何故がN君に逆らいたい気持ちでいっぱいで

ikeママンは大声で叫びました



「 アッ アホッ!!Σ(゚д゚;) 

  何ちゅうこと言うんやっ!!

 イヤッ マジちがうんすよっっ

 ほんまに連れですからっっ!!  」




慌てて言い訳する彼に抑えられながらも車に押し込められ

N君も運転席にすべり込みました

チャイルドロックを掛けられ 

中からドアは一切開きません!!




「 こんなことするなんてっっ!! 

  降ろしてっっ

  車 壊すでっっ!!   」





「 ああっっ!! 

  やれるもんならやってみろっっ!! 」




二人はにらみ合い 興奮しすぎて 

車の中は荒い息づかいが木霊しました


こんなことをしている自分が信じられない!

この2ヶ月あんなに忘れようと必死だったのに

それに今夜の彼の行動も許せない!! 

ステージをメチャクチャにし

私の意志を無視して車に押し込めるなんて



いや

それは 正確ではありません・・・・



もっと激しく抵抗して大声をあげれば 

N君もしかたなく手を離していたでしょう

認めたくありませんが 

ikeママンは心の片隅で言われるままに彼に従ったのでした

激しい怒りは深い悲しみに変わり・・・・

力つきたikeママンの目からは涙がこぼれていました




「 ・・・・・N君には・・・・・・・


  ゆみちゃんがおるやん・・・・・・

  もう  私の事はほっといてよ・・・・・・  」




  

本当にそれでいいの?

ikeママンはたった今自分が口にした言葉に

傷つき激しく動揺していました

わずかに残っている理性と勇気をかき集めて 

最後の声を絞り出しました




「 ・・・・・・お願い・・・・・ 一人で帰らして・・・・・ 」





その時 突然ikeママンが座っているリクライニングシートが倒され

ikeママンは背中から落ちるように仰向けになりました

何が起こったかわからないでいるうちに

N君がikeママンの上に覆いかぶさり


彼の唇がikeママンの唇に重なりました!










「 ん~~~~~~っっ!! 」










事の事態が飲み込めません!




ikeママンは手足をバタつかせ必死で抵抗しました

早く逃れなくては 

ikeママンはN君が自分を軽蔑しているのは確信していました

たとえ髪の毛一本でもさわらせるべきではありません


ところが 

ぞっとしたことにikeママンは彼に触れてもらうのを

本当は心のそこで待ち望んでいたことを悟りました

彼はikeママンの両手を上に押さえつけ

車の横に肘をつき 

片足はikeママンの両足の間に押し入り 

そして彼の鋼のような体全身でガッチリikeママンを押さえ込んでいます

すでに二人の唇が重なり長い時間が過ぎたように感じました

そしてikeママンから意思も抵抗もぬぐい去ったように思われた頃



やっと N君が唇を少し話し あえぎながら 

かすれた声で挑むように言いました











「 ゆみとは別れた

  

 俺が惚れてるのはお前や!」










空耳ではないかと疑いました



必死で現実に立ち返ろうとしても彼の茶色いまっすぐな目が

ikeママンをフワフワ浮きあがらせます

こうなったら逆にN君が抑えてくれているのが

とてもありがたく思うのでした





「 ・・・・・ウソ・・・・・・  」




「  これでも?     」






N君はikeママンが逆らう気力を失っているのにつけこんで

さらに激しくキスで攻めました

甘いうずきが体中に広がり 

ikeママンの自制心は跡形もなく消し飛びました

がっちり両手を押さえていた彼の手が離れ

ikeママンの顔に触れ 喉をなでおろし

Gジャンの下の胸にあてがわれました

ikeママンはすべてが夢のように感じられ 

頭がくらくらして

周囲がゆっくり回転してるようで








こんな経験は初めてでした・・・・・・・・








「 俺がまちがってるなら 

  そう言ってくれ・・・・・   」








N君の唇がikeママンの耳に触れながら 甘くささやきました

そのハスキーな声と言葉が体中を走りぬけ

甘く燃え上がり

ikeママンをのけぞらせました




















その時     ikeママンは

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,










こたえの代わりに

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。














彼の首に腕をまわしたのでした・・・・・・・

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,




























☆やっちまったなぁ~♪


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ikeママンの純情な感情編No7

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第3章 純情な感情編


No7 ( 涙のショーガールパート2 )











「本当に すいませんでしたっっ!! 」





「zip」のステージ裏でikeママンは深々と頭を下げていました



目には涙が今にも下を向いた床にこぼれ落ちそうでしたが

なんとか自制心でそれを止めていました

ikeママンの目の前には腕を組んで

口を一文字に結んだジェニーさんが立っていて

あきらかに怒っています



目を閉じれば先ほどの悪夢が頭をよぎります



ikeママンはあの大乱闘の時に

すかさずジェニーさんにステージから引っ込められました

その後 すぐに 

即興でジェニーさん率いるニューハーフダンサーズの

ラインダンスのおかげで

舞台は再び盛り上がっていました



N君やM子たけし君はあの後どうなったか

ikeママンはとても知りたかったけど

もちろんステージ裏に引っ込められた

ikeママンには知る術もありませんでした




「 ・・・・あたしはね ike ・・・

  ステージをメチャクチャにされたことで

  怒っているのではないのよ   」





ジェニーさんがタバコに火をつけたまま

不機嫌な口調で言いました

ikeママンは何も言えず次の言葉を待ちました




「 こんな商売だし 

  ショーではマナーの悪い客が

  興奮してステージにあがることはよくあることよ!


  でも 

  その客をあしらえる技もあたしはアンタに教えているはずよ 」




「 はい・・・・・  」





「 どんな 妨害が入っても観客を楽しませようとする心

  それが プロっていうものでしょ!


  あんた あの時・・・・

  いいえ! 

  あのタレ目の彼が店に現れてから

  そのプロ根性をすっかり忘れていたでしょう? 」





ジェニーさんの言うとおりでした 


本当に今日のikeママンは

今まで自分が水商売で築き上げてきたものが

彼の出現で粉々になってしまっているのを感じていました






「 あんた あのタレ目の彼に惚れてるでしょう? 」





ジェニーさんの言葉に

ikeママンは心臓が激しく脈打ちました




「 いえ    あの・・・・・  」




言葉に困りました 



彼への思いは・・・・・



今のikeママンにはとても複雑で惚れてると一言で

片付けられるものではありませんでした

ジェニーさんはikeママンの態度を見て大きくため息をつきました




「 何も言わなくても分かるわよ・・・・

  同じですもの! 」





「 ・・・・・・・・・  」





「 しかし 

 あのタレ目のキュートボーイもやってくれるわね!

 あんなにかわいい顔してるのに 

 なんて激しいんでしょう!


 ああ! 若いっていいわぁ~~キラキラ 」






体をくねらせて悶えているジェニーさんを

ikeママンはジト目で見つめていました

どうやら N君はジェニーさんに気に入られたようです




そうです 彼は・・・・





N君には・・・・

昔からあのジャニーズバリの甘いフェイスの裏には

思いもよらない彼の中身の激しさがありました

そしてそれがまた 悪魔のような魅力で

ikeママンをひきつけるのです


あんなことをされたのにまだ彼のことを思うと胸が苦しくなる

ikeママンは本当に重症だと思いました


ここから聞こえるステージの歓声はどうやらうまくいっているようで

中途半端に踊ってしまったikeママンは

本当に今日お金を払って見に来てくれたお客様に

申し訳ない気持ちでいっぱいになりました




「 仕事とプライベートをキッチリ分けないと 

  この商売でやっていくにはキツイわよ・・・・ 」





ikeママンは動揺しました 

今回の件で沢山の人に迷惑をかけてしまった・・・

そして 今のジェニーさんの言葉・・・・・

もしかしたら ikeママンはクビになるのでしょうか?




「 まぁ 終わってしまったものはしかたないわ・・・・

  少し これでも飲んで落ち着きなさい   」





俯いて黙ってしまったikeママンに同情してくれたのでしょうか?

ジェニーさんがシャンパンをくれました

けれど ikeママンはすっかり落ち込んで

そのシャンパンを飲み干す気にもなりませんでした






「 僕にも シャンパンくれるかい? 」






「 マスター!! 」

「 マスター!! 」




疲れた顔のマスターが楽屋に入ってきました

とたんにikeママンの体には緊張が走りました





「 彼には帰ってもらったよ 

  あばれるから少し手荒なマネを

  しなきゃいけなったけどね

  残念ながら 彼は今後出入り禁止だ・・・・・

  ライアンも帰ったよ  

  かなり気を悪くしてたけどね     」

   





「 あら  残念!  」






怒った顔のマスターにジェニーさんが言いました

ikeママンはマスターの(手荒なマネ)という言葉を聞いて

N君の体が心配になりました







「器物破損に営業妨害! 

 損害賠償をめぐって訴えてもいいんだよ 」






「 あのっ!! 

 弁償します!!


 私がお店で壊れた物は全部弁償しますからっっ!!

 だからっ! 彼を訴えないでください!! 」





必死で懇願するikeママンを見て 

マスターは

ikeママンの内に秘めた気持ちを見抜いたようでした


ジェニーさんはため息をついてステージの様子を見に行きました

楽屋にマスターと二人残されて

ikeママンはとても惨めな気持ちになりました








「 マスター・・・・・あたし・・・・クビですか?  」





そう一言いうとなぜかikeママンは

今まで我慢していた涙がついにこみ上げてきました

俯いたまま死刑宣告のようにマスターの答えを待ちました




マシターは探るようにikeママンの顔を覗き込み

そしてやっと印象的な笑みをうかべて

ikeママンのアゴをつかみ自分に向かせて

とても 優しい声で言いました







 

「 いてくれなきゃ困る・・・・・・   」









マスターはikeママンの頬をそっと撫でて 

こぼれる涙を指でそっとぬぐいました








「 あんなにキレイだったメイクが涙でグチャグチャだね・・・・

  今日はシャワーを浴びてもう帰っていいよ

  送ろうか?    」







「 いえ・・・・・・ タクシーで帰ります・・・・・  」






「 そう ・・・・・

  では 明日は少し早く出勤して僕とランチを食べること!

  それで損害賠償のことは無しということで


  いいね!   」





「 ・・・・・ありがとう・・・・・マスター・・・・・・ 」




           

ikeママンはこのキレイな顔だちのマスターにとても感謝しました

マスターには外国人の血が入っているのかもしれない

以前からそうずっと思っていたikeママンは今の

マスターの言葉が決して営業トークではなく

本心で言ってくれているのだと感じました




シャワーを浴びてメイクを落とし 

水色のキャミワンピにGジャンをはおり

素足に足クビまでのサンダルをはいて 

まだ盛り上がっているお店の後ろを

静かに横切りエレベーターに乗って「zip 」を後にしました




お客の誰にも引き止められずに通りにでて

ひっかけ橋をかなり走ってから立ち止まり

ikeママンは人込みを見回し 

きらめくネオンを見ました

泣きたかったけどこんな道ばたで泣くわけにもいきません





 とにかく帰ろう・・・・・



 帰って思いっきり泣いてから 

 明日M子に電話しよう・・・





眠らない町 


ミナミはあちらこちらで酔っ払いがひしめき合っていました

近くで酔っ払って叫んでいた二人組みのサラリーマンが

ikeママンを見つけて絡んできました





「 ねぇ~~!ねぇ~~!

  お姉さん可愛いネェ~~☆

  俺らと飲みに行こうよぉ~♪

  ひらぱーいこう♪  ひらぱー♪   」





千鳥足のサラリーマンは 

ikeママンの肩をつかみ完璧に

浮かれていました








 「 離してよ!!  」





  ああっ うっとおしい!! 

  やっぱりマスターに送ってもらったらよかった





深夜のこんな時間にはよくあることです

ikeママンは足早にタクシー乗り場まで急ごうとしました

しかし その酔っ払いサラリーマンはしつこくて

ikeママンの肩を離しませんでした





先ほどのステージの乱闘から興奮さめやらないのか

カッと頭に血が上ったikeママンは


持っているカバンでその酔っ払いを殴ってやろうと思い





カバンをその酔っ払いに叩きつけようとした時でした










「 やめろっ!! 俺の連れや! 」











一瞬でikeママンは全身硬直しました







振り返るまでもありません




声を聞いただけでこれほどの

重みをikeママンに与える人物は

ただ一人・・・・・・







ikeママンは顔を上げ 振り返りました







そこには


唇を少し切って 険しい顔をした 

N君が酔っ払いの襟首をつかんでいました








ikeママンは心に一瞬愛しさの灯がともりましたが

すぐに先ほどの怒りでかき消されてしまったのでした・・・・



















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ikeママンの純情な感情編No6

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第3章 純情な感情編


No6 ( 涙のショーガール )










こんな気持ちになるなんてどうかしてると思いました・・・・



「ZIP」のハロウィンパーティーのショータイム真っ最中

ステージに立っているikeママンは

一瞬踊りを忘れてしまっていました・・・・




このまま呆然と突っ立っているわけにはいけません

舞台袖でジェニーさんの恐い顔を見ながら

まるっきりリズムにのっていないのを自覚しました 

やっとの思いで足を動かし 気もそぞろに腰を揺らし

改めてムードを作り踊り出しました





 N君に見られただけでこれほど意識するとは・・・・・




あと1フレーズで今夜のステージは終わる・・・・

ikeママンは必死で踊りました






ふとikeママンは通路のひとつで

人影が動くのに気付きました


観客がそちらに気を取られています

その人影がステージへの踏み台に飛び乗るのが

ikeママンの目に飛びこんできました






まさかっ!!




なんということでしょう!




こんなことはありえません!







ステージに飛び乗り 

ズカズカこちらにやってくるのは






あの N君でした!






ikeママンは立ち尽くし

やっとのことでポールにつかまり彼に向かって発狂しました







「 ステージからおりて!!」









怒りにこわばったN君の顔が近づいてきて 

ikeママンの手首をつかみました







「来るンや! 話がある! 」





N君が叫びました






「放してっ!! 」






ikeママンも叫びました






混乱して足も声も震えていました





ステージの袖で

ジェニーさんが奇声をあげ何やら叫んでします

あきらかに妨害が入って

観客は一斉にブーイングの嵐でした


DJブースは 「何事か?」  と曲を垂れ流しています 








Hey!! Do not touch her!!」

   ( おい! 彼女にさわるな! )








突然 ダースベーダーがステージから這い上がり

N君の襟をつかみました!








「 No!!  stops!! Ryan!! 」

      (やめて! ライアン!)







ikeママンは泣きそうになって懇願しました







「・・・・・ダースベーダーに知り合いはおらんぞっっ

  触るなっっ  怒りマーク   」





N君も怒りに燃えていました







「 It   will   be  thoughtless. 

Descend from the stage.!! 」


  (非常識だぞ! ステージからおりろ!! )






「 何訳わからんこと

  ごちゃごちゃ言うとんじゃ!!

  ここは日本や!

  日本語しゃべれっっ!! 」






バキッ!! 






激しく肉がぶつかる音がしました

同時に歓声がワッと沸きました

N君はライアンの右頬に向かって 炸裂パンチを食らわしました

ライアンが宙に浮きステージの下に吹っ飛びました

ikeママンは開いた口がふさがらず

信じられない光景に失神しそうでした!






「 アホッ!マジ ヤバイっって! 」






たけし君が叫びながらステージからN君を引きずりおろしました

体制を立て直したライアンがステージ下でN君に飛び掛りました





キャーーーーー!!

ガッシャーン!!







「  good!  Hit it.  Ryan ! 」


   (いいぞ! やっちまえ! ライアン!)





ジェダイの格好をしたライアンの連れのジャックが

ファイティングポーズで二人を呷ります!





「 白いシャツの方が強いぞ! 」




「10$   bet on win   of  Ryan!!」

 (ライアンが勝つ方に10$だ!)




「 白いシャツに5$だ!!  」





その回りを囲んだ仮装した客が

1$札を数枚手にあげて呷っています



そして また N君が吹っ飛びました!


たけし君がなにか叫びました!


テーブルがなぎ倒され!


女性客の叫び声!


グラスが派手に割れる音がそこらじゅうに

響いています!

 



観客席はN君とライアンを囲んで広がり 

ボクシング観戦のようになっています



さっきから必死に探してたM子は入り口に非難していたので

ikeママンは胸をなでおろしました





  ああっ!

  どうか 3人とも逃げてくれますように!





いつでも観客はハプニングは大好物です!



ikeママンが踊っているより盛り上りは最高潮でした

DJブーズも面白おかしく 

激しい曲を流し始め



もはや ステージ上のikeママンを見てる観客は誰一人としていません










怒涛の野次や口笛の中










 


ikeママンはこめかみに両指をあてて


キツク目を閉じ

いっそのこのまま気絶してしまいたいのでした・・・・




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ikeママンの純情な感情編No5

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第3章 純情な感情編


No5 ( ショーガール )











ikeママンは慣れた手つきで目のアイラインを強めに描いていました

こうすると目が断然大きく見えます 

まぶたは金色にキラキラ輝き

先ほどの猫のメイクとはうってつけ変わって

唇もモンローのように赤く大胆に色づき

ステージではこれくらいハデな方が断然美しく見えるのでした




衣装部屋からカーテンを空けジェニーさんがドレッサーで

鏡とにらめっこしているikeママンにいいました






「ホラ!ikeこれつけなさい! あんたのために特注よ! 」





ジェニーさんが渡してくれたショー用のブラジャーをつけ

びっくりしました





「 どう? 」





「 ち・・・・乳がのっかってて・・・・・

 メロンみたい! キモイ~~~!!  」





「 ばかね! それがハリウッドブラよ! 

  はやくこのコルセットもつけなさい! 」





今はもはやikeママンの胸は自分の胸ではありませんでした

胸の谷間で地面がみえないのです!


下着一つでこんなに体系がかわるとはびっくりしました

赤のレースにエナメルのボディスーツ うち太腿の青アザを隠す

ためにガーターベルトに網タイツをピッチリ履きました


そしてこのコルセットはとてもキツくショーが終わる頃には

ikeママンは酸欠になっているかもしれないと思いました






「 わぁ~!! ikeちゃん!ステキだぁ~!! 」






マスターが楽屋に激励にきてくれました





「 ラスベガスのショーガール風に仕上げてみたわ! 

さぁ思いっきり暴れてきて頂戴! 」








「 ショータイムだ! 」









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





DJyukiさんがショータイムを告げ


なにやら叫び 

観客の歓声がここまで聞こえます

ダンサーの一人がステージに向かい

早足で急ぎながらikeママンの前を通ります!






「 ああ!神様どうか 失敗しませんように! 」





「 がんばって! 」




「 ikeちゃんもね! 」





「いそいで! いそいで! 」




ジェニーさんがダンサーの背中をひっぱたいています!


ikeママンも自分の出番がくる間  

衣装の最終チェックで鏡の前で腰を激しく振り

ヒップをおおう小さな布切れに縫い付けられた人口宝石が

落ちないか何回も確認しました


オープニングで踊り終えたダンサー達が

早くも息を弾ませながら帰ってきました





「シャンパンちょうだい!!ああっ! 気絶しそう!! 」





「 素晴らしかったわ! アンタ達 最高!! 」






ダンサー達は大げさにあえぎながら大興奮でした

ジェニーさんも拍手で興奮しています



割れんばかりの拍手に歓声 

ステージ周辺の熱気はここまで伝っています





 きっと ショーは上手くいってる・・・・




そうこうしているうちに 早くもikeママンの出番が回ってきました

着付け係に 靴を渡されたikeママンは

磨き上げられたステージですべらないようにするために

すばやく靴底につばをつけました 

それから階段を上がりカーテンの袖で待機している間に

気を沈めるために2~3回深呼吸をしました






  このどこかにN君がいて私を見てる・・・・・







ikeママンは頭をブンブン振ってその思考をムリヤリ停止させました

場内にDJyukiiさんのMCがikeママンを紹介します



ikeママンはカーテンを勢いよく払い ステージに飛び出しました!



まぶしいライトの中 助走をつけてジャンプし

一番高い位置でポールをつかみ

クルクルと高速でまわりながら

出来る限り上体を後ろにそって

ゆっくり沈んでいきます






  まだ・・・マダ・・・・まだいける






息を止めて 倒れる寸前ギリギリまで・・・

限界まで 

背中をそらしi頭のてっぺんが一瞬床につくと

勢い良く立ち上がり 体制を建て直し 髪を振り乱し

大胆な視線を観客に向けます



 

最初の出だしは今までで最高のものでした



おおきな歓声と口笛 叫びがホール内に割れんばかりに響きました

舞台袖でジエニーさんのガッツポーズが見えます


ikeママンは酸欠にならなように大きく息を吸い休憩のために

色っぽくポールにもたれかかります


ジャネットのメロディが流れ舞台は軽快さから

一気にシリアスにかわりました


幕間は8分 



ikeママンは腰をしなやかにくねらせポールに巻きついていきました


ポールに片足を絡ませ 全身を上下にくねらせた

その姿は誰がみても

ベットで愛し合っているikeママンを妄想させることでしょう

そんな 官能ダンスは見かけとは反対に以外とハードで

最初飛ばしすぎたせいで

ikeママンはもう息があがってきているのを感じていました


歓声からため息が聞こえます 

大胆に無我夢中で体をくねらせ






ホール中央にふと目を向けるとN君の姿が映りました



壁にもたれ腕を組み白のシャツの彼は

今は仮装だらけの人ごみで返って目立っていました


そして あきらかに彼は軽蔑の眼差しでikeママンを見ていました

ikeママンは彼に見つめられてると思った途端

胃がきゅっと縮みました







どうしたことでしょう?








そこから 

まるっきりそこからリズムに乗れていない自分を自覚しました

動きがおかしいikeママンを観客も不自然に思ってきたのでしょうか

歓声は自然にざわめきに変わってきました


舞台袖でジェニーさんがヒステリーを起こしているのを感じました



N君はまっすぐ刺しぬくような目線でikeママンを睨んでいます






しかも彼の軽蔑の表情は強くなる一方です







彼はどうしてあんな目でikeママンを見るのでしょう?








急に帰りたい気持ちになりました











彼からの視線を逃れたい できるだけ遠くに逃げ出したい





きらびやかなスポットライトを浴び 

激しい音楽と歓声の中












とうとう ikeママンはステージに棒立ちになってしまいました・・・・・

























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ikeママンの純情な感情編No4

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第3章 純情な感情編


No4 ( ハロゥインの夜No2 )













ikeママンは入り口に腕を組んでじっと立ってるN君を見つめました・・・・




彼もikeママンをただひたすらジッと見ていました・・・・

いえ    

見ているというより睨んでいるとさえ感じます



 

彼の口元は真一文字に引かれて

眉には大きくしわが寄っていました

今のikeママンには

ホールの客の誰の姿も目に入りませんでした


イケママンは静かに人ごみを横切り 

ホールを駆け出し

従業員用のトイレに逃げ込み

力のぬけた震えている両手で

体を抱くようにしてしゃがみこみました







  もうすぐ ショーが始まる・・・・








早急に考えなければいけないのに  何も考えられない

ikeママンは胃がざわつき気分が悪くなりました




  早くここを出て行かなければ・・・・





接客しなければと思っても

体がいうことを聞きません・・・






「 どうして・・・・・ ここに・・・・・  」






ikeママンは小さくつぶやきました・・・・

たけし君が連れてきたといいました

では  彼は自分の意思できたのでしょうか? 

それともムリヤリ?


そう・・・・あの海での出来事は誰にも言っていませんでした

ikeママンは後悔しました 

あの自分ではフラれたと思っている事を

M子にでも話していれば 

彼をここに連れてくることは無かったでしょう







  もう・・・・

  私とは関わりあいたくないんじゃなかったの??






今のikeママンには

N君が何を考えているかさっぱりわかりませんでした


しかし 何事もなかったかのように 

ニッコリ笑って友達なんかできるわけがありません!


ましてや彼がikeママンの客になって

自分が接客するなんて拷問のようなものでした




立ち上がり トイレの鏡を見ました

我にかえったikeママンの猫の姿は滑稽なものでした

ikeママンは目を閉じ 涙をこらえました





  私は今は勤務中・・・・

  いつまでもここに閉じこもっているわけにもいかない・・・・






接客しなければ でないと 私のために来てくださってる

お客様に申し訳ない・・・・・


ikeママンはN君を無視する決意をしました



そして これから今までで一番辛くなるであろう

接客・・・・

ショータイムに思いを寄せ 背筋を伸ばしてトイレから出ました


ホールに出てみると先ほどよりも混雑していて 

ikeママンは完璧に条例規制に反していると思いました

人ごみでひしめきあったホールは今にも床がぬけそうでした

ikeママンの耳に騒音と笑い声と 

グラスのぶつかる音が聞こえました


ikeママンはレジでボーイに集客名簿を見せてもらい

自分の客がどのくらい来ているのか把握しながら

ゆっくりホールを回り

それぞれ変装している客を探す大変な作業にうつりました






「 ikeちゃ~~ん!!捜したよ~☆ 」







たけしがいつもの軽妙な態度で近づいてきました








「 たけしくん骸骨にあってるね 」







  しっかりしなきゃ! 

  彼にかかわらなかったらいいことだ!





ikeママンはすでに自分を取り戻し

営業スマイルで楽しそうに振る舞っていました





「何の話をしてるの? 」




魔女のM子が近づいてきてたけしの腕に腕をからませました




「 見てよ!あの女の人! 」





何気なくホールを見回したikeママンは目を丸くしました


なんと!   


さきほどのニューハーフの女性が

片方の胸を露出させていました




「 彼女!片乳の葉っぱをなくしてしまったんやわ! 」





ikeママンは適当に答えました


たけしとM子がダンスフロアに目を向けた途端

DJYukiさんがなにやらマイクで叫び

ご機嫌なダンスミュージックが流れてきました

客波はいっそう乱れだしました




「 まぁ! なんてこと!

  あんたは見たらアカンで!たけし  」




M子はたけしの目に手をあてました




「 え~~???

  M子ちゃん俺の楽しみを取らんといてよ~ 」






「 あの人 ニューハーフやで  」







「 ニューハーフ!! 」

「 ニューハーフ!! 」







二人がびっくりして顔を見合って叫び大笑いしていました





その二人を置いてまたikeママンは別の

客を探し出しました

急に周囲の雑音が絶えがたくなり

時間が経つにつれて 

猫耳のカチューシャもきつくなってきました





あと少しでショータイムが始まります 

ikeママンは早々に準備するフリをして楽屋にひきこもろうと思いました





ところが   いきなり誰かに尻尾がひっぱられ 

あやうくikeママンは転びそうになりました

ikeママンは必死で体制を早急に立て直しました




振り返って見なくても

誰かが先ほどからじっと見つめているのに

ikeママンは気付いていました

強烈な視線を肩甲骨のあたりに感じていましたし

ikeママンは 引っ張っている人物に覚悟を決めて目を向けました








「 ・・・・・しっぽを離してくれない?   N君・・・・・  」








ikeママンは気持ちを引き締め 少し顔をしかめました







「 なんや  ここは精神病院か? 」 







久しぶりに聞く・・・・・・

少しハスキーで深みのあるなめらかな彼の声に

ikeママンの背筋はゾクッとしました




N君は真っ白のシャツにブラックジーンズ・・・・そして

首元にはシルバーのチェーンをつけていて

仮装はしていませんでした


彼は手首にikeママンの猫の衣装のしっぽを巻きつけ

怒りに燃える彼の目とikeママンの目がぶつかりました






「 ハロウィンパーティよ!

 仮装していないから 逆にすごく目立ってるわ!

 よく 入れてもらえたね! 

場違いやで!  」






ikeママンのとげのある言葉にあきらかにN君は気を悪くしていました

なぜかikeママンは彼を怒らしたい衝動にかられていました





いっそのことメチャクチャ

嫌われたらスッキリするかしら?






でも もう この滑稽な姿ですでにあきれられていることでしょう







「 どうしてきたの?ことわればよかったのに 」







「 どこに行こうと俺の勝手やろ

 これ以上乱れたら法律違反やぞ!  」






「パーティーはまだ序の口やわ! 」







ikeママンは何故か彼に逆らいたい気持ちでいっぱいでした

彼からムリヤリ尻尾を取り戻し 

N君に背中を向けました







「 どこに行くんや!! 」






N君が叫びました

ikeママンはくるっと振り向き 彼にはっきり言いました










「 ショータイムがあるの!  」























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ikeママン純情な感情編No3

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第3章 純情な感情編


No3 ( ハロウィンの夜 )




「ちょっと~!ike!!準備はいい? 」



「 まって!まって

  髭をどっかに置き忘れてきちゃったぁ~!!」




ベリーダンサーのようなカッコをしたジェニーちゃんが

ikeママンの準備をせかします

ikeママンは店の控え室件 楽屋のドレッサーの前で念入りに化粧をしながら

どこかに置いた猫の髭を捜していました



今夜はいよいよ ハロウィン パーティ当日




数日前から着々と準備をしてきたikeママン初めスタッフ一同も

開店前から店の前には仮装をした客の

長蛇の列に予想以上の興奮を覚えていました



あと数時間したら

自分があのステージに立ってポールダンスを踊る・・・・


それを思うと今からikeママンは吐き気を覚えるのでした


開いたドアを2回ノックしながら 

アラブの石油王に扮装したマスターが入ってきました



「 やぁ~!そんなクッションに座ってると

  本当の猫のように見えるよ~♪ 」








猫の姿をしたikeママンは‘にゃ~お‘と

泣きまねをしてみました






「 これで髭があれば完璧なのに どっかにいっちゃった!

  あっ! あったあった!   」






茶色い縞模様のボディスーツは

ぴったりと体のラインが出ていて

露出するよりある意味セクシーでした

フワフワの猫耳のカチューシャをつけて

髪はきつく巻いて アイラインは猫のように

目じりが跳ね上がっています 


そして最後に上唇の上に長い髭をつけました






「今すぐ 劇団四季に入れそうだね~(笑) 」






「 ダンスのセンスが無いから (キャッツ)は踊れないわ! 」





横でかわいいと褒めるマスターに嫉妬したジェニーさんがi

ikeママンに嫌味を言いました

ドンドンとホールの爆音がここまで響いてきます

ikeママンは弾むような足どりでくるりとターンし 

ホールに向かいながらマスターに聞きました






「 客の入りは? 」






マスターはにっこり微笑んで言いました







「 超満員☆☆ 」







ドンドンドンドン




ホールを見渡すと 

大きなスピーカーが割れんばかりに振動させ

爆音を鳴らしていました



ダンスホールの中心には七色に輝くストロボライトが炸裂し 

リズムに合わせて揺れる仮装した 

悪魔や天使・魔法使いがいて 

裸に近い格好をしてる女性は

ジェニーさんのお店のニューハーフの人たちでした



DJブースでは軍隊のカッコをしたDJyukiさんが

立て揺れにレコードを回し

周囲のテーブルでは

人々が笑いさざめきながら酒を飲んでいました





どこも超満員で 

あとでikeママンが踊るせり出したステージには

今は一般の仮装したお客がお立ち台で踊っていました





入り口には 幽霊・バカ殿 ・花魁と扮装した客や

よっぱらいがひしめきあい

どう見ても寝巻き姿の男性が

ナース姿の女性に倒れ掛かっていました







「 いいカンジにクレイジーやなぁ~~~♪о(ж>▽<)y ☆ 」






ikeママンはそうつぶやいて 

自分のお客はどこにいるか捜そうと

目を丸くして見渡しました


みんな仮装しているので誰が誰かわかりませんし 

でもそれを捜し当てるのも楽しみでした

天使の格好の美容師の順ちゃんや 

シンデレラ姿のNo1キャバ嬢のあけみちゃん達をからかい

またホールをゆっくり回りました






その時 

ikeママンの目の前に突然大きな花束が現れました



ikeママンに花束をくれたのは 

背の高いダーズベーダーでした



びっくりして口が聞けなくなったikeママンを笑いながら

ベーダーはその頭を取りました


「  ライアン!! 」






なんと ダースベーダーの中身はikeママンのお客のライアンでした

「 こんなにセクシーな猫はみたことないデス!! 」








爆音に負けないくらい 大声でライアンが叫びました









「 おどかさないで!

 ホースでやっけつけられるのかと思ったわ!  」

 







「 ホースを使うなら このまま連れて帰って飼いたいデスね

 キャットフードのメーカーは何がいいデスか? 」







「 しつけがなってないかもよ! 

 さぁ  あっちで何か飲みましょう!   」









ikeママンとライアンは大笑いしながら踊り狂う人ごみを横切って

開いているテーブルに着きました





すぐ近くでライアンの連れのジャックは

ジェダイのカッコでニューハーフのお姉さんをくどいていました

なんとこのお姉さんは 全裸に肝心な所を葉っぱ3枚

だけで隠しているだけでした







「 花束をありがとうライアン!

 とってもキレイね  嬉しいわ!  」






ikeママンは今日ショーに立つことを知っている

ライアンの心使いがとても嬉しく感じました



ライアンはぴったりレオタード素材の

ikeママンの体の曲線に賛美の眼差しを向け

嬉しそうにニッコリ微笑んでいました

そして たまらなくなったのか 

ライアンが少し強引にikeママンの肩を抱き寄せ

そっと 耳打ちしました






「 僕の子猫ちゃん!



  ショーが終わったら真っ先に僕の所に来てクダさい

  そして 

  僕のためにそのかわいい喉をゴロゴロ言わせてくれまセンか? 」

  







「 ステージが終わったら興奮してひっかくかもしれないわよ! 」






二人はクスクス笑ってジョーダンを飛ばしあっていました

その時 

見慣れない魔女とガイコツの二人がi

ikeママン達に近寄ってきました





その二人を見て 

更にikeママンは奇声をあげて興奮しました








「 M子!!たけし君!!  」






ikeママンは笑いがなかなか止まりませんでした

たけしは骸骨の衣装に身を包んで首から爪まで黒ずくめで

蛍光ホワイトで描かれた骸骨の輪郭が

ブラックライトに光っていました




「 本当にたけし君なの? 」





「 俺の他に誰がおるんよ!M子ちゃんの魔女も俺が決めたンや! 」






 

「 おまねきありがとう~☆ すっごい所やね

まるでマイケルジャクソンのスリラーのプロモみたい! 」






「 ああ!そう!それコンセプトなんやって(笑)

 イカしてるなぁ! その魔女! 」







「 ドンキホーテで買ってン♪ 本当はロミオとジュリエットに

したかってんけど たけしがつまんないって~ 」





M子が不満そうにいいました

M子の鼻にはとんがってひん曲がった魔女の鼻がついていました






「 まだ 完成形じゃないンや! イボもつけて 

  歯も本当は黒く塗りたい所なんやけど

  M子ちゃんがこれ以上イヤやっていうから~! 」






ikeママンは大爆笑でした

そして たけしの後にフと視線をやりました



















ドクン

















全身の血が逆流しました!




まわりが踊り続けている中で 

ikeママンはその場に立ち尽くしました










「 ああ   連れてきたんや! 」







たけしがikeママンの様子に気を利かせたつもりでしょうか?

ikeママンに笑いながらそう言いました

その言葉をどこか遠くの耳の奥で聞きました







ikeママンの目が入り口に立った人物を射抜きました






ikeママンは身じろぎもできず 


ショックで凍りついてしまいました














魔女や骸骨に視線をやって


最後に猫を見据えて





そこにはikeママンに劣らないほど 









ショックを受けたような













N君が立っていました・・・・・・




















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