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番外編M子の海岸物語act3

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 キラキラライン2

  海岸

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 3

 

 

次の日 意を決して手紙を持って学校に行ったら

ikeちゃんは休みやった・・・・ それがウチをさらに不安にさせた

K子ちゃんがお弁当の時にグループに入れてくれたけど

ウチはうわの空でちっとも楽しくなかった

 

放課後 学校が終わってからウチはikeちゃんの家に行こうと

元町に向かった・・・・

この町に来るのは2回目やけど

ikeちゃん家に行くのにはこのガラの悪い商店街を通らなアカンかった

古ぼけたアーケードの中にお店が沢山あって なんか店員も怖かった・・・

そして 派手なネオンのレンタルビデオ屋の前でヤンキーっぽい女の子達が

たむろっていた・・・・

ウチの中学の子達じゃないわ・・・・

 

 

ああっ!  イヤっイヤッ!  ガラ悪い!!

みんな ビーバップハイスクールや!

なんで あんな所にツバ吐いてるんやろう? しかも何回も?

ツバってそんなにたまるもの?

こんな所さっさと抜けてikeちゃんの所行こう!

 

 

 

・・・・ikeちゃんは・・・・許してくれるやろか・・・・・

昨日 ウチが言ったこと・・・・・・

 

 

 

「 ちょっと! 待ち!  」

 

 

 

いきなり誰かに肩をつかまれた!

ふりかえると さっきまでレンタルビデオ屋の前で座ってた

女の子のグループの一人だった

 

 

 

 

「 自分! さっき

 ウチらにメンチ切ってたやろ? 」

 

 

 

 

メンチ? メンチって何? 何言ってんの? この子頭おかしいんちゃう?

(☆ ハイ 関西の少しガラの悪い言い方で にらむ と言う意味です )

 

 

 

 

「 メンチ・・・・・ きってないけど・・・・・  」

 

ウチは訳わからず答えた

 

 

 

「 うそつけやぁ~!!お前今メンチ切ってたやろがぁ~!!

どこの 中学じゃ!ゴルァ!! 」  

 

 

 

「 いたいっ!! 」

 

 

次にもう一人の女の子に髪の毛を引っ張られた!

そして ウチのカバン取られてしまってん!

そのカバンにはikeちゃんの手紙が入ってるのに!!

 

 

 

「 おお~~コイツ! 2万も持ってるで~!!

金持ち~~☆☆ 」

 

 

お金が欲しいならあげるからっ!!

手紙だけは返してっ!!

 

 

「 やめて!! 返してよ!! 」

 

 

その時 突然クラクションを鳴らしながら

白いバイクがウチらの中に割って入ってきてん!

 

 

 

金髪に細い体 

白の原付バイクには炎のペイントがしてあった・・・・

 

 

 

そのバイクに乗ってる子は・・・・・

 

 

 

 

 

坂上 ヨシノやった・・・・・

 

 

 

 

「 自分ら 何やってるん? 」

 

 

 

 

「 よっちゃん せんぱいっっ!!! 」

 

 

 

 

うちにからんで来てた3人は 坂上ヨシノを見るなり声色を変えた!

そして あきらかに坂上ヨシノを羨望の眼差しで見てた・・・

この子ら年下やったん??

それに坂上ヨシノ・・・・ヘルメットもかぶらないで・・・・

 

っていうかっ

 

 

 

無免許やんっ!!!

 Σ(゚Д゚ノ)ノ

 

 

 

 

 

「 この子 知り合いやねんけど

 なんか したん ? 」

 

 

 

「そ~~なんですかぁ~!!

知らないですいませんでしたぁ~!

あっ これ 落ちてたから 拾ってあげたよ! 」

 

 

 

そう言ってうちにからんで来てた子達は

うちから取り上げたお金とバックをウチに返した

何が拾ったじゃ!!お前らが今ぶんどったんやろ!

そして今度の集会を楽しみにしてるやら

自分達なら 根性で逃げれるやら何やら

坂上ヨシノにたっぷり自分達を売り込んでから去っていった

 

うちはいきなり坂上ヨシノと二人っきりになって

たちまち緊張が全身に走った・・・・・

男子を保健室送りにした坂上ヨシノ・・・・

さっきの不良達も一目置いてた・・・・

 

 

「 自分みたいなん こんな所ウロついてたら

 カツアゲどころか身ぐるみ全部剥されるで

 ikeちゃん家に行くん?  」

 

 

 

 

 坂上ヨシノはウチのこと知ってた・・・・

そして おもむろにポケットからタバコを出して吸い始めた!

 

 

 

タッ!!タバコ??  405

 

 

 

 

 

無免許にタバコに金パツに・・・・

なんかすごいな コイツ・・・・もはや

同じ人間とは思えんわ・・・・・

 

 

 

 

「今日・・・・・ikeちゃん学校休んだから・・・・・ 」

 

 

 

うちはカバンを握り締めて エイリアンヨシノに言った・・・・

 

 

 

 「 今は止めとき! ikeちゃんの親父が寝てるから

起こしたら 機嫌悪くなってなぐられるのikeちゃんやから 」

 

 

 

 

 「 え? ikeちゃんのお父さん寝てるの?

具合でも悪いの? それで学校休んだの?

お父さんの看病するために?  」

 

 

 

それに ikeちゃんの事を殴るって・・・・・

ありえへん! 

ウチは親父にもなぐられたことないのにっっ! Byアムロ・レイ

 

 

 

 

「 なんと・・・・・

何も言ってへんのか・・・・・   」

 

 

 

坂上ヨシノはびっくりした顔でウチを見てから

何か一人でブツブツ言い出した・・・・

これじゃムリもないとか 何でこんなん相手にしとるんやとか・・・

 

 

 

 フッ 

「 何も知らんねんな! ikeちゃんはアル中の親父の

    代わりに今日と明日はバイトしてんねん!

    学校には言いなや!   」

 

 

うちはびっくりした!

そんな事 ikeちゃんは一言もウチに言うてくれへんかった!

 

 

「 ああ バイトっていうても知り合いのおばちゃんの所で

チャリンコのブレーキ作るの手伝ってるだけや! 

だから ikeちゃんに用があるんやったら

学校来るまで待っとき!! 」

 

 

 そう言うと 坂上ヨシノはバイクのエンジンをかけた

 

 

 

「 ほな! さいなら! 」

 

 

ウチの前からバイクが排気音を立ててすべるように

発信した!

 

 

 

 

「 よ・・・・よっちゃん!! 」

 

 

 

 

うちは思わず叫んでいた!!

たぶんウチの顔は真っ赤やったと思う!

なぜ ikeちゃんが呼ぶように坂上ヨシノのことを

そう呼んだのか自分でもわからんかった

坂上ヨシノはバイクのブレーキをかけて

 

 

 

「 ああん? 」

 

 

 

と眉間にしわを寄せて振り向き

不思議なものをみるような目つきでウチを睨んだ

 

 

 

 

「 あの・・・・・

助けてくれてありがとう!! 」

 

 

 

 ウチはこれをいうのが精一杯やった・・・・・

 

 

坂上ヨシノは暫くジーっとウチを見ていた・・・・

そして おもいっきり高慢な笑顔でこう言った

 

 

 

 

 

「 ばいばい! M子!  」

 

 

 

 

 

 

 

坂上ヨシノは白いバイクにまたがって 商店街を

我がもの顔で走り抜けていった

 ウチは坂上ヨシノの姿が見えなくなっても

いつまでも いなくなったヨシノの残像を見つめていた

 

 

 

結局 その日ウチはikeちゃん家には行かなかった

また   長い詩を書いた・・・・

 

 それだけじゃ 飽き足らず 

白馬にまたがった 騎士の絵を描いた

その騎士の顔は 坂上ヨシノそっくりだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

軽蔑してたハズなのに・・・・・

 

 

 

 

ちょっぴり憧れてたんやろか・・・・・

 

 

 

授業に出ないあの子・・・・・・

 

 

 

 

コスモス色のルージュー・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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06 : 51 : 36 | 番外編M子の海岸物語act3 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑

番外編M子の海岸物語act2

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 キラキラライン2

  海岸

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 2

 

 

 

 

やぁ!   ウチは M子!

中学3年間 通信簿の (性格等の観察) 欄には 

 

「 思い込みが激しい 」

 

と書かれ続けた子やねん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 「 おはよう! フミヤ!

昨夜の夢の中の貴方はステキやったわ! 」

 

壁にかざってあるフミヤのポスターにキスしてる時に家の玄関チャイムが鳴った

 

「 まいど~☆ 」

 

「相変わらずでかい家やなぁ~ 」

 

 

この二人は K子とikeちゃん! ウチの親友やねん!

K子と仲良くなったきっかけは素晴らしいもんやった

あの頃 ウチはikeちゃんと仲良くなったばかりですごく浮かれててん

毎日 「ikeちゃん日記 」 をつけてたほどやし 

ikeちゃんのカッコイイと思う態度とかセリフは全部ひかえてた

そう うちはikeちゃんをカリスマ視してたし

むしろ ikeちゃんになりたかってん

本当の彼女の心の中の悲しみとかも知らずに・・・・

 

 

うちのママから 「 M子ちゃんと仲良くしてね♪ 」 と高級クッキーの

お土産を受け取らなかったのも ikeちゃんが初めてやった

 

 

「 そんな ええもん 貰ってかえったら・・・・

 父がヘンに思いますから・・・・ 」

 

 

 

あの時のママの顔ったら (笑) 

てっきりこれでikeちゃんを手なずけられると思ったんや

なんしか うちはikeちゃんの親友になったつもりやったんや

ikeちゃんには何でも話してたし 

どこ行くにも一緒に行ったし  そうよトイレさえも

 

ikeちゃんは友達が多かった

いつも 廊下で声かけられて そのたび立ち話しすんねん!

そんな時 人見知りするウチは 

少し離れた所でイライラしながらikeちゃんを待った

そんで そのあとその子とどういう関係なんか問いただすねん

そうよ ウチはikeちゃんのすべてを把握しとく必要があった 

だってそれが親友やろ?

 

 

坂上ヨシノ  もその一人やった・・・・・

 

 

こいつはすごっく 評判が悪くてめったに学校に 来ないし

スカートもめっちゃ長いし 髪の毛 金パツやし

白の三っ折り靴下でないとアカンのに ピンクの靴下とか履いてくるし 

セーラーの襟もつけてない! 校則違反しまくりや!

先生もあきれている 

ウワサでは入学早々に 腕にあるアザを男子にからかわれて

椅子でめった打ちにして保健室送りにしたそうや 

マシでやばいヤツやった みんなムシしてたし

学校なんかこなかったらええのに・・・・・

でも たまに 坂上ヨシノが学校にきたら 

ikeちゃんは休み時間とかヨシノの教室にいってしまう・・・・

 

 

  ikeちゃん・・・・・

  あたしは親友ちゃうの? 

  坂上ヨシノなんかよりあたしのほうがikeちゃんの友達にふさわしい・・・

  これは親友として ikeちゃんには友達を選んでもらわなアカン 

  そうよ! ikeちゃんのために 一言いわなアカン!

 

 

その日の放課後まで待ってウチは一緒に帰る時に

意を決してikeちゃんに言ったんや

坂上ヨシノなんかと付き合うなと・・・・・・

 

 

 

「 ・・・・・・・よっちゃんは 

 M子ちゃんが思ってるほど悪い子ちゃうで? 」

 

 

この後に及んでikeちゃんは坂上ヨシノをかばった

でも ウチもこの事に感しては一歩も譲るつもりはなかった

 

 

 「 だって坂上ヨシノはまともに学校来ないし 

  服装かって違反しまくりやん!

 あんな子と仲良くしてたら ikeちゃんも同類に見られるで! 」

 

 

「 同類って・・・・ 不良ってこと?

 あたしは誰にどう思われてもベツにかまへんで

 なんで M子ちゃんがそこまでよっちゃんの事悪く言うのが

 わからへんわ!  M子ちゃん よっちゃんとしゃべったことないやろ? 」

 

 

 

 なぜ ikeちゃんにはこのことが分からないんだろう

なぜ  ikeちゃんはあんな下品で不良な女と付き合うのだろう

あの女に感しては ikeちゃんはまるで見知らぬ他人のようになって

ウチから遠ざかってしまう・・・・

ウチはイラだち  寂しく  泣きたかった もう言葉が止まらなかった

 

 

「 だって あの子 入学したとき 同じクラスの男子

 保健室送りにしたやんか! みんな噂してるで!

 いくら 自分の腕のアザの事でからかわれたからと言って

 そんな 野蛮な事!  人を傷つけるなんて!!

 

 

ましてや ・・・バンッッ!!!

 

 

 

突然の大きな音にウチはびっくりした

そして言葉はそこで途切れてしまった・・・・・

その大きな音は・・・・・

ikeちゃんが 自分のカバンを地面にたたきつけたからだった!

はじめて ウチはikeちゃんに睨まれて・・・・・背筋がゾッとした

 

 

 

「 あんなぁ・・・・・・

一回言おうと思ってたんやけど・・・ 」

 

 

 

 

ikeちゃんは まちがいなく怒ってた

 

 

 

「 あたしはアンタのヒーローでも

 アイドルでも   ましてや

 アンタの言うこと何でも聞いてくれる

 パパやママとも 違うんやで!!  」

 

 

 

 

・・・・何を言われてるのか理解できへんかった・・・・

今は坂上ヨシノのことを言ってるのに・・・・・

何でそこでうちのパパやママが出てくるの?

 

 

 

「 それに

 よっちゃんがやってへんかったら・・・・

 うちがその男子ボコボコにしてたわっ!

そしたら あたしも野蛮やから同類やなっ!! 」

 

 

 

そう言って ikeちゃんはウチを置いて帰っていった・・・・

 

 

 

 

 

 

 これは・・・・ケンカなの?・・・

 そうなの?? ikeちゃん・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「 M子? あけなさい!!

 どうしたの? ママに話してちょうだい!! 」

 

 

 

「 どうしたね? ママ ?  」

 

 

「 ああ パパお帰りなさい!

それが・・・・ M子が学校から帰ってから

部屋に閉じこもりっきりで・・・・・ 出てこないのよ・・・・ 」

 

 

 

その日 うちは一晩中泣いた・・・・・

もう ikeちゃんはウチと口聞いてくれへんかもしれへん

ウチは坂上ヨシノなんか絶対好きになられへん!

ウチから ikeちゃんを奪った!

あの女さえいなかったらウチとikeちゃんは本当にうまくいってたのに!

明日からウチはクラスでも一人になるんやろか・・・・

お弁当はK子ちゃんのグループに入れてもらおうか・・・・

でも・・・・それしたらみんなウチらがケンカしてんのわかってしまう

どうしよう・・・・ 明日学校行きたくない・・・・・ ikeちゃんに会うのが怖い・・・・

 

 

その晩うちは徹夜でikeちゃんに手紙を書いた・・・・

長い長い手紙やった・・・・ FANレターを書くのがうちの特技やったから

文章はどのアイドルに書く時よりもスラスラ出てきた

初めてあった時のikeちゃんの印象・・・・

ikeちゃんの冗談や してくれたこと・・・・

そして 心から悪いと思ってること・・・・

ikeちゃんは絶交かもしれんけど 

ウチはいつまでも友達でいたいこと・・・

 

 

チャッカーズの Firends and Dream の BGMも手伝って

ウチはさらに盛り上がった

永遠の友に対しての別れの詩も書いたし

ikeちゃんから貰った物を部屋中から集めて

一つ一つ眺めながら思い出にふけった

明日この手紙を明日渡すシュミレーションも一晩中した

 

 

 

 

 

 

 泣きながら・・・・・・

 

 

 

 

 

 

そう・・・・たとえこれが最後でも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウチはM子!

中学3年間 通信簿の (性格等の観察) 欄には 

 

 

 

「思い込みが激しい 」

 

 

 

 

と書かれ続けた子やねん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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 ☆act3を読む

 

 

 

 

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06 : 39 : 20 | 番外編M子の海岸物語act2 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑

番外編M子の海岸物語act1

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  海岸

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 1

 

 

 

やぁ!まいど! M子です!

みんな 元気? 暑いけど体調壊したりしてない?

当初この初恋シリーズが始まった頃は2~3回の連載で終わる予定だったんで

超 脇役のウチらの名前はM子とかK子とかイニシャルやけど

本当はうちらにもちゃんとした名前があるんやで!

まったく作者のikeママンが安易な考えで

今だけよかったらええわ主義でやってるからこんなことになるんや!

 

でも今さらフルネーム語っても もうイニシャルが定着してしまってるしな

この件についてはikeママンとまたゆっくり詰めるわ

そんなことはおいといて 

みんなikeちゃんとN君の話し 続き 聞きたいと思うけど

今回は ウチの話し聞いてくれる? 

 

OK?? 

 

 

ほな 初めよ!

 

 

ウチが始めて男性を好きになったんは小6の時の 

アニメ 「キャンディキャンデイ 」 のアンソニーやねん!!

彼は完璧な王子様やったわ! 白馬にまたがってる金髪の彼を見たとき

心臓が止まるかとおもったわ! 

本気でウチはアンソニーと結婚したかってん!!

彼が馬から落馬して死んだ時にはウチは一週間泣いたわ・・・・

そしてウチの初恋も終わったの・・・

 

 

次にウチが恋したのは

「 機動戦士ガンダムの シァア・アズナブル 

あの シャアの声に一発で参ってしまったウチは

族にいう  「 オタク 」  の道に走ってしまったわ

シャァの衣装をつくったり 夏コミケに言ったりもしたし 

彼のセリフはすべて空で言えるわ

どうやら 熱くなるタイプみたいやねん

でも みんなも分かるやろ?二次元の男に恋する気持ち!

 

でも中2の時 

今までの恋はすべて幻やったと思うほどの男性に出会ってん!

 

 

それは 「チェッカーズのフミヤ」

 

TVのブラウン管の中で歌う彼はセクシーで

この人こそ  ウチの運命の相手やと思ったわ! 

それからは彼の出演するTV番組は全部チェックしたし

振り付けも コーラスのパートも完璧に覚えたわ!

フミヤがやってたオールナイト・ニッポンの公開録画も

新幹線使って東京まで行ったし

コンサートツアーは学校休んでついてったものよ!

 

そう   何回も言うけど  熱くなるタイプ やねん! 

 

フミヤの実家のお母さんとも電話で話したし

フミヤが明菜とウワサになった時も私は信じへんかった 

だってこんなに私が思ってるんやもん・・・

いつかフミヤは気付くの・・・・

ステージの上で・・・・・自分を熱く見てる

自分のステージには必ず来てる私を・・・・

そしてステージから降りてきてウチを連れ出したフミヤは

 

ウチをみつめて言うの・・・・・

 

「ずっと 君のこと知ってたよ・・・・とっても可愛い子がいるってメンバーの

 中でもうわさしてたんだ・・・・君の瞳はあの空に瞬く星のようだ・・・

 僕と結婚してくれるかい? これからは僕のラブソングは

 すべて君だけのものだよ・・・・ 」

 そして私たちはキャンディのような甘KISSをした・・・・

 そして 海の見える部屋で 揺れるレースのカーテンのベッドで

 夜明けのコーヒーを飲むの・・・・・

 

 これが 最近のウチのお気に入りの妄想☆

 

 

 

 

さて 

ウチらの住んでる町は格差が激しくて 

1号線を挟んで山の方は富裕層の高級住宅街

住んでる住民は町のそこそこの金持ちや議員さんとかやねん

ウチの家は1号線のすぐ上の山脇に建ってる屋敷やねん

そんで 山側と反対に一号線を挟んでふもと側

(元町) と呼ばれてる一画は生活保護や貧乏な人達が住む

すこし ガラのわるいタウン ikeちゃんとK子の家はそこにあるねん

 

 

ママはウチを私立のお嬢様学校に入れたがったけど

一代で会社を成功させ財を築いたパパが

 

「 地元に友達がおるほうが何かと便利や 」

と言うて地元の公立に行くことになったんよ

家が金持ちやからというてええことばっかりではなかったわ

昔はウチが小さい頃にぜんそくで死にかけて

3歳まで生きられへんって言われててんて!

でも 今は完治してこのとおりピンピンや!

だからパパはウチがこうして元気に生きててくれてるだけでええって

あたりまえの様に過保護に育てられてん

 

小学生の頃 学校の友達が 家に遊びに来た時に ママが

高級ケーキやらなんやらで 友達をもてなしたんよ

そのもてなし方は凄まじくて 持ち帰りに百貨店の

缶入りクッキーを渡すほどやった

そして最後にママは必ず連れて来た友達みんなに言うねん

 

「 M子ちゃんと いつまでも仲良くしてね♪ 」

 

それから 学校の友達は 遊ぶ時かならず

 

「 M子ちゃん家で遊ぼう! 」

 

と言うようになった!! 遊ぶ子全員! ほんでうちは

小・中と友達誰一人 家に呼んでもらったことなかった・・・・

そう・・・ ウチは友達やと思ってたけどその子らからしたら

うちはただの金持ちの利用できる子やってん・・・・・

 

 

 

中3の時にできた 友達がある日ウチに言った

その子は貸してた 英語のノートを返すついでに

放課後その子の家で一緒に遊ぼうと・・・・・

その子はウチの家のこともよく知っていた

それなのにウチの家じゃなくて 初めて友達の家に呼ばれた!

ウチは本当に嬉しくて放課後が待ち通しかった

そして ウチは初めて元町に足を踏み入れた!

その友達の家は小さな木造のアパートやった

恐ろしく狭いけど居心地良くキチンと整理されていた

少し アルコールの匂いのする家だった

 

 

 

 

 

 

 

「 M子ちゃん家に比べたら小さくてはずかしいけど・・・ 」

 

 

 

 

 

彼女はテレながら言った

 

 

 

 

 

「 すばらしいよ! 」

 

 

 

 

 

 

ウチは本当の気持ちで言った

玄関につったったまま動けなかった・・・・

なんか・・・・ガラにもなく感動してたんや・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「  何してんの?はやく入っておいでよ! 」

 

 

 

 

 

 

 

ikeちゃんはニコッと笑ってそう言ったんや・・・・・

 

 

  

 

 

 

  

 

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 キラキラライン2

   act 2 へ続く☆

☆この物語は実話をモデルにしたフィクションです☆

 

 

 

 

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06 : 20 : 24 | 番外編M子の海岸物語act1 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑

二十の再会☆No25

  

 

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 キラキラライン2

 

 No  25  (  彼の本音  )

 

 

 

 

 

「すこし 歩くか  」

 

 

「 うん! 」

 

 

暗くなった砂浜に 二人はあてもなくゆっくり歩きだしました 

砂が食い込んで歩きにくいのか

N君はサンダルを脱いで手に持ちました

それをみてikeママンも同様にマネをしました

日が沈んでずいぶんたつ砂は 昼間とちがい

少し冷たく感じましたし

足をつけた海の水も昼間とちがいずいぶん冷たく感じました

ikeママンは海の空気を胸いっぱいに吸い込み

頬にかかる髪を払いのけながら 

数歩先行く  N君の背中をじっと見つめていました

そして このままずっと朝まで二人でどこまでも歩きたいと思いました

 

 

 

「 何がおかしい? 」

 

 

N君が聞きました

 

 

 

「 いえ  楽しいの 」

 

 

ikeママンは答えました

 

 

ザザ・・・・ン  ザァー・・・ン  ザ・・・ン

 

 

 

ikeママンは昔もこうして海辺をN君の背中を見て歩いたのを

思い出しました

 

 

 

 

「 ねぇ  懐かしいね  昔も私 N君の背中見ながら

こうして 海を歩いた  」

 

 

 

 

「 いつ? 」

 

 

 

 

「 ほら! 忘れたん? 中3の時 初めて北港でデートしたやん!

一日中遊んで楽しかったぁ~~♪  」

 

 

 

 

「 ああ・・・・ ずいぶん昔の事 覚えてるんやな・・・・  」

 

 

 

 

「 その あと私が家の鍵なくして・・・・

N君がおうちの倉庫に連れてってくれて  

私すごく N君が頼りになる人やなぁ~って思ってん 」

 

 

 

そして今夜の出来事も・・・・

お酒をかわりに飲んでくれたり

花火で火傷しないよううにかばってくれたり

彼は昔よりも数段逞しく そして頼りになる人だと

ikeママンは感じていました

上機嫌でikeママンは次々と昔話しをしました

 

 

 

「もう・・・・昔のことやろ! それ!  」

 

 

 

N君は両ポケットに手をつっこみ 軽く波を蹴り上げました

 

 

 

「 あら? 昔のことやけど私にとってはすごく

  大切な思い出なんよ~♪ 

  N君はそうでもないかもしれんけどっ! 」

 

 

ikeママンはその瞬間ゆみちゃんのことが頭に浮かび

少し意地悪っぽくN君に言ってみました

その言い方は明らかに嫉妬してましたし

彼女を作ったN君を攻めてるように聞こえたかもしれません

 

 

すると 今まで黙って聞いていたN君がクルッと振り向き

ikeママンをジッと見つめて言いました

 

 

 

「 では  お前にひとつ 聞く ! 」

 

 

 

「 え? 」

 

 

明らかにN君の口調はさっきと変わりました

ikeママンはその言葉に一瞬ドキッとしました

 

 

 

「 同じことは 二度といわん! 」

 

 

 

「 中学卒業してから お前に電話したくて

  俺は 何度も電話の前で凍った! 」

 

 

 

ザ・・・・ン  ザザ・・・・・ン  ザ・・・・ン

 

 

 

 

「 お前が高校辞めたと聞いたとき

何もしてやれない 自分がハラ立たしかった! 」

 

 

 

ikeママンは動けませんでした 

全身の血が逆流するような感覚に襲われました

N君の声は少し怒りが混ざっていたような気がしました

 

 

 

「 俺はもう必要とされてないんやと思った・・・・・

 でも 5年たって お前は突然俺の前に現れて

 何もなかったように笑う!  」

 

 

 

 

 

ザブ・・ン   ザァ・・・・ザン   ザ・・・ン

 

 

 

 

 

「 だから 俺も普通にしようと勤めた!

 でも お前は本当にそれでええんか! 」

 

 

「 どうして 今まで 

  連絡してこなかった? 」

 

 

 

 

 

もはや ikeママンは全身震えていました 

首のうしろから何故が冷や汗が出ていました

N君の一言 一言が胸に突き刺さりました

 

 

 

 

 

 

「 それとも 

竹田といちゃつくので

 忙しかったか? 」

 

 

 

ザァッン・・・・・・・

 

 

 

 

ドクンッと全身の血がひいた気がしました

この一言はikeママンには決定的でした 

 体に大砲を打ち込まれたような衝撃が走りました

 

 

 

 

 N君・・・・・・知ってるの?・・・・・

 

 

 

 

 

N君が持ち出した話題に不意をつかれて

ikeママンは突然口がきけなくなったような気がしました

頭の中には言葉が鳴り響いているのに 舌がこわばって動かないのでした

 

 

 

 何か話さなければ・・・・・

 

 

 

 

必死に頭の中で考えました

突き刺すまなざしでN君はikeママンをみてました

 

 

 

 

「 え・・・・N君・・・酔ってる?・・・ 」

 

 

 

場を和ますつもりで 少し半笑いで言ってみました

 

 

「 ・・・・シラフで言えるかよ・・・・

 こんな 女々しい話し・・・・   」

 

 

 

重い沈黙が広がりikeママンの鼓動は激しく揺れていました

どうしてこんな話しになってしまったのでしょう?

気軽でさりげない雰囲気を保つつもりだったのに

ふと目の前に影が出き 見上げるとN君がikeママンのすぐ近くに

立っていました

 

 

 

   何?・・・・・・

 

 

 

月が陰り N君の顔にもゆるかに半分影ができました

その表情には彼の考えは読み取れませんでした

N君はikeママンに接近しすぎてるし 彼の唇は目と鼻の先にありました

ikeママンの耳の中でドクドクと鼓動が鳴り響いていました

 

N君は怒っているのでしょうか?

こんな時なのに彼の体のラインはひどく悩ましくて

彼のシャンプーの匂いが鼻をかすめてikeママンの全身が熱くなりました

彼の広い肩をなでて・・・・

その豊かな茶色い髪に手を差し入れたい衝動が走りました

 

もはや N君の唇はikeママンの唇の数センチの所に迫っていました

 

あと 少しでも近づいたら彼にKISSし  

その みごとな広い肩や背中をまさぐってしまうでしょう

でも ikeママンはその場に凍りついたように身動きできず

ただ ただ 彼の唇を見つめるだけでした

 

最後の瞬間になって 二人の間に強い潮風が吹きました

その時 初めてN君は自分が何をしようとしてるか悟ったように

顔をそらしました 自制心を取り戻したものの 瞳にはまっすぐ

刺しつらぬくような視線をikeママンに向けていました

 

 

 

「  N・・・・・ く・・・・・ん?  」

 

 

 

ikeママンは戸惑ってたずねました

 

 

ikeママンから数センチ顔をずらし

口を開いた時の彼の声は恐ろしく冷たいものでした

 

 

 

 

「 ・・・・もう・・・・・

  ガキの頃とはちがうんや・・・・ 」

 

 

 

 

 

数センチの彼の顔が離れていき

ikeママンは目を閉じました・・・・・

 

 

ikeママンは立ち尽くしたまま 後ろに去っていく彼を

振り向き見つめることはできませんでした・・・・・

 

 

 

 

 

 

ザ・・・・・ン  ザザァア・・・・・ン ザ・・・ン

 

 

 

 

一人で渚に立って・・・・・・

寄せる波に吐息だけが残りました

ikeママンの涙が砂に染みていきました・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜   ikeママンは・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝まで テントにもどりませんでした・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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 ☆ikeママン純情な感情編に続きます☆
  横のカテゴリから読めます


  ☆番外編 M子の海岸物語も読んでね☆

 

 

 

テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

06 : 29 : 59 | 二十の再会☆No25 | トラックバック(0) | コメント(11) | page top↑

二十の再会☆No24

  

 

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 No  24  (星空のビリー・ホリディ)


  

 

 

 

 

 

「第一回!

陣地取り花火ウォーズ~~~!! 」

 

 

 

うぉ~~~!!!429352

パチパチパチッ!!

 

 

N君とたけしが額にタオルをハチマキのように巻いて

仁王立ちで叫びました

そしてそのハチマキにはロケット花火が2本挿さっていて

どうやら二人は昼間のビーチバレーの乱闘の

決着をこの花火でつけようとしていたのでした

 

 

「せいれ~~~つ!!! 」

 

 

たけしがビジッと言いました

たけしはハチマキにロケット花火を突き刺し腕を後ろにくんで

軍隊のような口調で話しはじめました

 

「 諸君!!敵は守りを固めはじめた!

もうひといきで敵は我が軍におちるっ!!

今から 隊長のありがたい話しがある!

心して聞くように!! 

それでは・・・・ 隊長・・・・我が軍の兵隊に

一言どうぞ・・・ 」

 

 

 

「・・・・うむ・・・・ 」

 

 

 

N君が後ろに手を組んで軍隊のようにツカツカ歩いてきました

そしてN君の頭にも額にハチマキ・ロケット花火が挿してありました

N君はikeママン達に向かって真剣な顔で言いました・・・・・

 

 

 

「 すまんが・・・・みんなの命をくれ・・・・  」

 

 

 

「 ブライト? あれブライトのセリフやんかっ! 」

 

 

「 うん・・・・ガンダム好きやねんね・・・・ 」

 

 

 

「 なぁ・・・・そろそろバカらしくなってきたんやけど 

このバカ騒ぎに

うちらが付き合う義理はあんの? 」

 

 

 

M子がうんざりしながらikeママンに言いました

 

「同感やわ・・・・適当に抜けてシャワーいこか・・・・ 」

 

 

 

まーくんに好感を持っていたK子は

さっさと敵軍まーくん隊に行っていまいましたし

のこされたM子・ikeママン・たけし 他走り屋チーム数人

がN君の軍隊にムリヤリ所属されてました

陣頭指揮はやんちゃ代表で

もちろん気合いバリバリのN君でした

 

「 ねぇ N君・・・・ゆみちゃんは? 」

 

 

「 あいつは車の中や 

花火があたって火傷したら危ないやろ?

だから 非難させたんや!  」

 

 

 

・・・あたしらは 火傷してもええんかよ・・(#`-_ゝ-)

 

 

 

その時さっそく第一陣まーくん部隊からの攻撃が初まりました!

 

 

ヒューンッ!!ヒュンヒュンヒュン!

 

 

 

ロケット花火が矢のように飛んできました!!

 

 

「 うわ~~っ!! 」

 

 

「 ギャーーー!! 髪こげた~~?? 」

 

 

「 何? くっせ~~!! 」

 

 

「 ひるむな!! こっちも攻撃や!! 」

 

 

さっきまで 皆で囲んでカレーを食べてた

おおきなスチール製の

レジャーテーブルを盾にして隠れ

ikeママン達は次々にロケット花火に火をつけて 

それをN君達が

まーくん部隊のいる陣地に投げ込んでいました 

 

 

「 どんどん! 投げろ!総攻撃じゃ!! 」

 

 

N君が本当に嬉しそうに叫びました 

また一本のロケット花火がikeママンの頭上をかすめました

 ※(注) あぶないんでマネしないようにしましょう!

 

 

 

「 もうイヤーッ!あたし いち抜ける!! 」

 

 

「 あっ 俺も!俺も! 」

 

 

「 ゆび火傷した~~!! 」

 

 

ここらへんがしおどきだとikeママンもみんなに続いて

抜けようとした時でした 

ikeママンの顔の脇を何か熱い物が

飛んできて目の前に落ちました 

真っ暗闇に導火線がバチバチ火花を上げていました!

 

 

「 バッ!! バクチクっ?? 」

 

 

 

 

 何でこんなものまで~!!

 あぶね~っ!Σ(゚∇゚|||)

 

 

 

 

 

ikeママンは火傷をするのを覚悟したときでした!!

N君がどこからともなく飛んできてバクチクを蹴り飛ばしました

 

 

 

パーン!!313

バチバチバチバチッッ!420

 

 

 

 

「大丈夫かっ! 」

 

 

N君が笑いながらikeママンの頭をつかみ引っ込めさせました

二人に向かって2本のロケット花火が飛んできたからでした

何本ものロケット花火を受けてすっかり表面のこげた

レジャーテーブルの影にかくれて

今や敵軍と戦っているのはikeママンとN君だけでした

みんなテントで休憩しながら 遠まきに

この様子を笑いながら見ていました

 

 

「なぁなぁ これ♪ 」

 

N君が30連発の打ち上げ花火を手にニカーッと笑っていました

 

 

「 ホンマ楽しそうやな359 

 

 

「俺が突撃したらお前みんなの所に走って逃げろよ! 」

 

 

「 ラジャ!218 

 

 

そしてN君が勢いよく 盾になってるテーブルを蹴り倒し

まーくんにむかって行きました

最初逃げてたまーくんも途中で形勢逆転し

今度は N君がまーくんに打ち上げ花火を向けられて

追いかけられていました

 

N君がアチコチに飛ぶまーくんの連発花火を

ジャンプしたりして本当に器用に交わしているのを見て

みんな大笑いしていました

 

 

※(注) 20歳の大人が本気で遊んでいます!

くれぐれもマネしないようにしましょう

 

 

 

「 あ~~~ビーサン溶けて穴あいた~! 」

 

 

 

「 アホやな~ それじゃ歩けないやん!

そこのコンビニで買ったるわ!ほらっ!いくでっ!たけし! 」

 

 

 

「 ガリガリ君も買って~♪ M子ちゃ~ん♪ 」

 

 

たけしとM子はみんな見えなくなった所で手をつないで

コンビにまで歩いていました

それを見てK子とikeママンは顔を見合わせて笑いました

どうやら あの二人はうまくいきそうでした

大騒ぎの中 初めて経験するとっても楽しい夜は

波の音と共にふけていきました・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ザザン・・・・    ザーン・・・ザン

 

 

 

 

どれぐらい時間が過ぎたのでしょう?

ikeママンは波の音に目が覚めました  

同じテントの中で M子・K子が熟睡していました

ikeママンはBaby Gの腕時計を見ました

 

 

「 3時・・・・・か・・・・・  」

 

 

普段ならこの時間は「zip 」 で働いている時間です

 

 

 

 

  こんな時間に寝れるわけないなぁ~

  アカン・・・・ 髪 メッチャ火薬臭い・・・・

  シャワー行こ・・・ 彡(-ω-;)

 

 

 

テントから少し歩いた所にある簡易的なコインシャワー室は

こんな時間だけに誰もいませんでたし 

やっぱり電気はついてても

不気味だったので急いで髪を洗って汗を落としました

 

 

 

 

 

ザザン・・・・    ザーン・・・ ササァ・・・・・ン

さっきより波は少し高くなっていました

 

 

 

 

 いや~~ん なんか怖なってきた~~

  早よもどろ・・・・ (((=ω=)))ブルブル

 

 

 

シャワー室から出た所でikeママンの前に突然人影が現れました!

 

 

 

「 キヤッ! 」

 

 

「 うわっ?? 

びっくりしたぁ~~!! 」

 

 

 

ikeママンの前に立っていたのはN君でした!

 

 

 

「 お前かっ!ビビらすなよ~!!なんでこんな時間に?? 」

 

 

 

 

「 N君こそ!!」

 

 

 

 

「 俺か? 

俺は髪の毛が火薬臭くて寝られへんかったから・・・ 」

 

 

 

「 あたしも・・・・ 」

 

 

 

 

 二人は一瞬見合って笑いました

濡れた髪の毛に首にタオルがかかっていて

N君の手には缶ビールがありました

 

 

 

 

「 まだ 飲んでんのぉ~~??(笑) 」

 

 

 

 

「 あれは寝る前の一杯♪ これは寝起きの一杯 ♪ 」

 

 

 

ikeママンはおかしくて笑ってしまいました 

N君も上機嫌で笑っていました

 

 

 

 

「 ・・・・・あの ・・・・ ゆみちゃんは? 」

 

 

 

「 お前って! 

俺の顔見たら そればっかり! 寝てるよ!

さすがに この時間やからな!  」

 

 

 

テントに向かってikeママンとN君は

しばらく歩き出しましたが

ちょうど 別れる分岐点でピタッと止まりました

 

 

 

 

「 あ~・・・・ それじゃ・・・・  」

 

 

 

 

「 ・・・うん・・・・おやすみ・・・  」

 

 

 

 

 

ikeママンはゆみちゃんが寝ているテントの方に向かって歩いていく

N君の背中をみて 胸が押しつぶされそうになりました

明日になればもう彼に逢えなくなります・・・・・

 

 

 

次に逢う口実すら思い浮かばないikeママンのこの寂しさは

言葉には言い表せませんでした 

 

 

 

 

   ・・・・もう・・・・逢えない・・・・・

 

 

 

 

 

せつなくて・・・・

 その場に立ちつくしたまま・・・・・

うつむいて涙がでるのをこらえていました

 

 

 

 

 

ザ・・・・・ン    ザザァ・・・・ン   ザザーン

 

 

 

 その時 テントに向かっていたN君が足を止め

クルッと振りむいて言いました

 

 

 「 おいっ! 上見てみろ 」

 

ikeママンは言われるがままに砂浜の夜空を見上げました

 

 

 

 

 

 

 

「 う・・・・わぁ~~~!! 」

 

 

 

夜空には満天の星が浮かんでキラキラしていました

 

 

 

 

「 なに? これ~~?超きれい~~☆ 」

 

 

 

 

「大阪じゃ こうはイカンなぁ~ 」

 

しばらく ikeママンとN君はその場に立ちすくんで夜空を見上げていました

 

 

 

 

ザ・・・・・・ン    ザザ・・・ン

 

 

 「 マジ 降ってきそうやな・・・・・  」

 

 

 

 

「  うん・・・・   」

 

 

 

 

「 あんまり キレイやから・・・・・  」

 

 

 

 

N君はikeママンにほほえんで言いました

 

 

 

 

 

 

 

 

「 少し 歩くか? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その言葉にikeママンの心は踊り

おもわずN君に駆け寄りました・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


  

 

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06 : 52 : 36 | 二十の再会☆No24 | トラックバック(0) | コメント(14) | page top↑

二十の再会☆No23

  

 

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 No  23   (    リゾ・ラバ    )

 

 

 

 

 

 

「 私達 N君の中学の同級生やってん! 」

 

 

「知ってます・・・・・Nさんの卒アル(卒業アルバム)みましたら・・・・ 」

特にikeさん・・・・・   

どれもみんな一緒に写ってますよね・・・・・ 」

 

 

「あっ  そうなんや・・・・・

いや~~~ なんか恥かしいなぁ~(困) 」

 

 

 

「どんな人かなって・・・・・ずっと 思ってましたし・・・・・・

逢いたかったんです 」

 

 

ゆみちゃんはそう言うと挑むような目つきでikeママンを見ました

ゆみちゃんはもうこれ以上

ikeママンと楽しく会話はしたくないだろうと感じました

 

 

 

「 あれー?!カレー食ってるんかぁ~??ハラへった~~!! 」

 

 

N君達が両手いっぱいに花火を抱えて戻ってきました

とたんにゆみちゃんがN君に駆け寄り 

まるで主有権を主張するように 腕をN君の腕にからませました

 

 

「 うぉっ? どうした? ゆみ! 」

 

 

「・・・・トイレ・・・・・暗くて怖いからついて来て・・・・ 」

 

 

N君はされるがままにゆみちゃんに引っ張られていきました

 

 

 

 「 ほらな!言うたやろ?  」

 

 

M子がもどってきたikeママンの肩をポンッと叩いて言いました

 

 

「 まぁ彼女のことは気にせんと

ikeちゃんは遠慮せんとN君としゃべりや!

友達やねんから! 」

 

 

「 そうや!そうや!仲良くしよう思たら初めから話しかけてくるって!

はなから うちらと仲良くする気はないで! あの子 

しかしやってくれるなぁ~!かわいい顔して  」

 

 

「 ん・・・・ ねぇ このことN君には・・・・ 」

 

 

 

「言うわけないって! 女の悪口は男に嫌われるだけやからな!

特にN君 何も気付いてないやろしね  」

 

 

ikeママンはなんだか胸の底がザワザワしました

そして 仲良くなれると思って

ゆみちゃんにヘラヘラ話しかけた自分が

なんてまぬけなんだろうと情けなく思ってしまいました

 

 

真っ暗な夜の波は静かに打ち寄せていました

そんなikeママンの心とは裏腹に夕食を終えて血気はやる若者達は

どんどんヒートアップしていきました

 

 

 

「 はい!!ど~も~~!! まーくんで~す! 」

「山下で~す! 二人合わせて!」

 

 

 

「金たわしで~~す!!☆」

 

 

 

「 イエーーー!ピューッッ!ピュー!!♪ 」 438

 

パチパチパチッ 「ええぞ~~~!! 」

 

 

キャンプファイヤー用の焚き火を囲んで まーくん達の余興も始まりました

 

 

「 ものまねしまっす!! 

サザンの桑田の声で地下鉄御堂筋線の車内放送!! 」

 

 

 

まーくん達コンビの金たわしは以外とおもしろかったのでみんな大爆笑でした

特にK子は涙を流して笑っていました

すこし 離れた所でN君とゆみちゃんも大笑いしていました

 

 

そしてまーくん走り屋チームがゲームもやり始めました

 

 

「 ダーツでイッキ 63

たいか~~~~い354354

 

 

 

まーくんの走り屋仲間の作ってきたこのゲームは

なんとダーツゲームで景品か 焼酎イッキ かの過酷なゲームでした

彼らの持ってきた一升瓶の 焼酎のラベルには筆で荒々しく

「 男山 」 と書かれてて 信じられないネーミングのものでした

 

 

 

 

「ハイっ! 次順番  ikeちゃ~ん ♪

 ダーツで赤が出たら景品!

黒がでたら?  男山 イッキ~~~!! 」

 

 

 

まーくんの相方の山下君がおたまを持って司会をします

もうすでにM子・たけし・N君は  男山 を

イッキに飲まされてヒーヒー言ってました

 

 

 

  ~~神様~~~!!当たりませんように! 

  えいっ!(>.<) y

 

 

ikeママンは懇親の力を込めてダーツをなげました!

クルクル回るボードに勢い良く投げたダーツが刺さりました!

 

 

 

 

「 ハイッ☆ハズレーー!!

男山イッキ~~~決定!!! 」

 

 

 

「いっやぁ~~~!!

こんなん飲んだことないっ~~

!(> <)  」

 

 

 

お酒が飲めないikeママンはマジ泣きそうでした!

 

 

 

「夏のお譲さん~!!

水着がとっても似合うよ~♪

刺激的サァ~♪

イッキをしてよ~~♪

ハイッ☆イッキ☆イッキ☆ 」

 

 

 

15人全員のイッキコールが鳴り止みません!

M子やまーくん達も一緒にコールをしながらゲラゲラ笑っています

ゲームは最高潮に盛り上がっています!!

 

 

 

 

「イッキ☆ イッキ♪ イッキ☆ 」

 

 

 

 

   ・・・・これで飲まなきゃ 

   場の雰囲気が~~

   ええいっ! 

  あとはもう知らんっっ!!!(>.<) 

 

 

 

 

 

 

 

「イッキ☆ イッキ♪ イッキ」

 

 

 

 

ikeママンが覚悟を決めて

なみなみと入った 男山 のグラスをもって

飲もうとした時でしたっ!!

 

 

 

突然横の誰かにそのグラスを奪われました!

 

 

その横の誰かはikeママンの飲む筈だった焼酎をイッキに飲みほして 

ダンッと乱暴にテーブルに空のグラスをたたきつけました!!

 

 

 

 

「  げぇ~~~~っっ!!

キッツゥ~~☆☆!!! 」

 

 

 

 

 

N君でした・・・・

 

 

 

 

「 こら~~~!!N!!なに人のヤツ飲んどるんじゃ!

ゲームにならんやろ~~~!!! 」

 

 

 

司会の山下君が叫びました 

 

 

 

「 うるっせ~~~!!っ 飲みたかったんじゃっ!!

オラッ!! もっとつがんかぁ~~い!!  」

 

 

 

「全部う~そさっ ♪ ♪ 

そんなも~んさっ ♪ 

今のイッキは まぼろしぃ~ ♪

あっ それそれそれそれっっ♪ 

イッキ!イッキ!イッキ!☆☆☆  」

 

 

 

走り屋連中のイッキコールに囲まれて 大騒ぎの中 

なんとN君は立て続けに

ストレートの焼酎 男山 を3杯もイッキしてしまいました

 

 

 

 

   うそっ・・・・かわりに飲んでくれた・・・・

 

 

 

 

 

 ikeママンはアゴがはずれる前に口を閉じて呆然としたまま

N君をみつめていました

心の奥から信じられないほど彼に対して愛しさが湧いてきました

みんな盛り上がり過ぎて さっきのN君の態度を不信に思う人はいませんでした

ikeママンは軽く感動しているのでしょうか?

熱くなった頬を押さえてドキドキが治まりませんでした・・・・・

 

 

 

    アカンで・・・・・・

    N君・・・・・・

    こんなん

    好きになれってゆうてるようなもんや・・・・

 

 

 

 

 

 

ikeママンはギュッと目と閉じました

妄想では今すぐ駆けていって後ろからN君に抱き付いて・・・・

めちゃくちゃ 好きって言って 顔中KISSして

海に向かって 「 N君好きだぁ~~~っ! 」 って叫んで!

そんで 彼を拉致って   監禁して鎖でつないで 半笑いで

・・・・・ そんでそんで・・・・・

 

 

 

 

 

「 あ~あ! Nに おいしい所 もってかれたなぁ~! 」

 

 

 

 

気がつくとさっきまで一緒に騒いでた 

まーくんがikeママンの横に座っていて

ikeママンの妄想はそこで打ち切られました

 

 

 

「 え? 」

 

 

 

ikeママンは突然話しかけられてびっくりしました

 

 

「 ikeちゃんが泣き入った所で俺がカッコよく男山飲むはずだったのに

そんで ikeちゃんが (まーくんカッコイイ~238

俺に惚れるの ♪  」

 

 

「 また そんなうまいこと言って~(笑) 

N君はただ・・・ 飲みたかっただけよ・・・きっと・・ 

ってゆうか もう みんなバカばっかり! 」

 

 

 

ikeママンの視線の先には大騒ぎしてるN君達がいました

なぜかたけしは (わははは) と笑いながら 

シャチのゴムボートで

 

シャチ 

☆こんなの

 

 

みんなをどついてまわっていました

 

 

 

 

「 さすが 酒屋の息子やな あんだけ飲んでても

ビクともせんな!アイツ! 」

 

 

たけしからシャチのゴムボートを奪いとり 

今度はN君がみんなを殴り出しました 

きっとみんな酔っているのでしょう  

男性陣は以上に楽しそうでした

 

 

 

 

 

 

「 おっと・・・・気ぃつけや・・・・ 」

 

 

 

 

 

まーくんがikeママンの肩を抱き そっと耳うちしました 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒソッ   「 見てるで・・・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り向くと すごい形相で

ikeママンをにらんでいるゆみちゃんがいました・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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06 : 48 : 05 | 二十の再会☆No23 | トラックバック(0) | コメント(22) | page top↑

二十の再会No22

  

 

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 No  22  (  ラブ・パッション  )

 

 

 

 

 

海の潮風に吹かれながら 二人はジャレあい 

N君に思わずikeママンは引き寄せられてしまいました・・・・

 

 

N君がここに自分と一緒にいるのが夢のようでした

波が寄せては引き 日差しはさっきよりもずっと強くなりました

N君につかまれた肩から熱いものがikeママンの全身にめぐりました

全身緊張が走り  鼓動がどんどん早くなります

 

ikeママンはじっとN君の顔を見つめていました 

N君は濡れた髪が垂れ下がり なめらかな肌が光って見えました

髪の雫がikeママンの首すじから胸元につたい落ち

N君の視線がikeママンの首筋から胸元のしずくに移りました

太陽と砂のせいかikeママンの肌は敏感になっているような感じがしました

いや  たぶん N君がそばにいるからかもしれない・・・・

外側だけではなく心の中もN君を敏感に感じていました

 

 

「 お前・・・・・・・ 」

 

 

 

 

 

 

ikeママンはドキドキして彼の次の言葉を待ちました・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「 水着 エロすぎっ! ☆☆ 」

 

 

 

 

 

   ハッ??? (=_=)

 

 

 

 

 ikeママンは目が点になりました

 

 

 

「 何か羽織っといたほうがええぞっ! それ 」

 

 

 

N君は思いがけない捨てセリフを残して去っていきました

ikeママンは途端になんだか侮辱されたような気持ちになりました

このビキニは今日のために新しく購入したものでした

白の三角ビキニはハイビスカスがついててikeママン的にお気に入りだし

下はジーンズのホットパンツだし

ビキニのなかでもいやらしく見えない健康的なものを自分で選んだつもりでした

 

 

 

 

  なによ!なによ!  (:`θ´)/

  みんなビキニやのになんであたしだけエロいとかいわれなアカン訳?

  あたしN君の彼女でも何でもないのに   

  どんなカッコしようとあたしの自由やん!!

   そうよ!!   言うこと聞くわけ無いやん!!359

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くして 沖でボート遊びしていたM子K子達が帰ってきました

 

「 あれ~??ikeちゃん この暑いのに何長袖着てんの? 」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・べつに・・・・ 」

 

 

 

 

「 たけしがまたお肉焼くんやって! なんかここ来てから

食べて・  遊んで ・食べてばっかり (笑) 」

 

 

「それが キャンプってもんよ~ ♪ ikeちゃん野菜持ってきて 」 

 

 

ikeママンの視線の先には波打ち際で遊んでる 

N君とゆみちゃんの姿が映りました

ikeママンはボーッとして野菜の入った器を手から取り落としそうになりました

k子があわててikeママンから器を奪い取りました

 

「 そそっかしいんだから! 」

 

 

K子は野菜の器をテーブルの上に置きました

 

 

「・・・・K子・・・・ 」

 

「 うん? また氷が足りなくなりそうね  」

 

 

 

「 あたし・・・・中学の時から ・・・ ずっとN君が好きだったの・・・・

そう・・・・ きっと今でも・・・・・・ 」

 

 

 

「 やっと素直になったな!  知ってるわ!ベイビー!

誰かに氷を買ってきてもらわないと  」  

 

 

「 どうして知ってるの・・・?・・・・ 」

 

 

ikeママンはK子の肩におでこをつけて言いました

 

 

「 あたしは たった今気付いたばかりやのに・・・・・ 」

 

 

「 どんだけ ニブイのよ!  私はあんたらを中学の時からみてるのよ

それに 最近のあんた達もね 「 ZIp 」 のNo1が 中学生みたいな

片思いしてるって  客に聞かせてやりたいわね!! 」

 

 

 

 

K子がikeママンの髪を優しくなでました

 

「 ・・・・・辛いね ・・・・  」

 

「 ・・・・うん ・・・・・   」

 

 

K子がイケママンの腰に腕を回して一緒にベンチの隅に座りました

 

 

「 こんな風に 友達同士で大勢で遊ぶのってステキよね・・・・  」

 

 

K子にもたれながらikeママンは言いました

 

 

「 うん・・・・そうね・・・・・  

5年もブランクあるねんからしゃーないやん!

N君に彼女がおるって知ってても彼を好きでおるかどうかは

ikeちゃんんの自由やん! それに今日は彼女も来るって聞いててんから

ホンマに嫌やったら来んかったらええ話しやったやろ?

イジイジしとらんと ここは一発割り切って友達で思いっきり楽しむのが

ええ女ってもんちゃう?  」

 

K子は缶ビールを開けながら言いました

 

「 人間には・・・自分で自分の周囲に線をひく人もおるねん  」

 

「 そういう人達は自分にはその線を踏み越える権利がないと思ってるのよ

ikeちゃんがいったい何にそんなに遠慮してんのか私には分からんけど・・ 」

 

 

ikeママンはポンッとK子の肩を叩いて言いました 

 

 

「 ええ女やで・・・・K子 ・・・・  」

 

 

「 ほほほほほ♪ ありがと! ほな私とまーくんの事協力してね! 」

 

 

「 ・・・・・ラジャ・・・・・  」

 

 

 

夜になって夕日は水平線の彼方に沈みかけ 

鮮やかな夕焼けに染まり 空は紫とグレーに暮れなずんでいました

 

キャンプ場にはランタンの明かりが灯り出し

辺りはとてもロマンティックで幻想的になりました

K子に胸のうちを打ち明けたせいかikeママンは昼間ほど

落ち込んでいなく この時間にはすっかりN君にも友達のフリをして

意識しないでしゃべれる様になっていました

 

「 さぁ~~! みんな~♪ カレーが出来ましたよ~♪ 」

 

K子の言葉にまーくんの走り屋仲間の連中が 空腹を次々に訴えて

テーブルになだれ込んできました 大きな3つの設置されたテーブルは

あっという間に人でいっぱいになりました

 

 

「 あれ? N君達あの3人は? 」

 

「 ああ~~!! アイツらは花火買いにいったよ~! 」

 

夜から合流したまーくんの相方の山下くんがカレーをがっつきながら言いました

 

 

「 え~~~??? 花火までするの? ことこん遊ぶつもりやな? 」

 

 

 

一番隅っこのテーブルにポツンとゆみちゃんが座ってるのが

ikeママンの目に入ってきました

 

 

・・・・・ホンマにほったらかしにされてるんやな・・・・・

 

 

ikeママンはお皿にカレーを盛り 

テーブルの横のクーラーBOXから飲み物を二つ取り出しました

 

 

 

「 ・・・・ほっときなよ・・・・・  

全然手伝わへんくせに食べるのだけは

いっちょ前に食べてやんで! 」

 

 

M子は小声でikeママンに言いました 

M子は本当にゆみちゃんが気に入らないようでした

その訳は具合が悪そうなゆみちゃんを

たけしがとっても気遣うからだとikeママンは思っていました

それに なんだかM子は将来うるさい姑になりそうだなと

ちょっぴりおかしくなりました

 

 

 まーくんが連れて来た走り屋仲間には女の子も数人いて

その頃にはikeママン達も一緒にカレーを作ったりで

すっかり仲良くなっていたのですが 

ずっとたけし君とN君に守られるようにされてた

ゆみちゃんとはまだ一言も話しをしていませんでした

 

 

M子にそう言われても なんとなくikeママンは気になって

カレーと飲み物を差し出しながらゆみちゃんに話しかけました

 

 

 

「 ・・・・食べる?・・・・  」

 

 

 

「 ・・・・・すいません・・・・・・・ 」

 

 

 

「 まったく あの連中帰ってこないね~・・・

あ・・・ あの 私達 N君と中学一緒やってん! 」

 

 

 

ゆみちゃんは 口をつけないで カレーをまぜながら言いました

 

 

 

「 ・・・・・知ってます・・・・・・・ 

Nさんの中学の時の 卒アル (卒業アルバム)

見ましたから・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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06 : 25 : 50 | 二十の再会☆No22 | トラックバック(0) | コメント(18) | page top↑

二十の初恋☆No21

  

 

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 No  21  (  太陽は罪なヤツ )

 

 

 

ここは和歌山リゾートキャンプ場 

 

浜辺では男性陣がバーベキューの肉をめぐって

ビーチバレーで勝負しているんですが 

なんだか以外と大人気ない彼らはビーチバレーを通り越して

だんだん格闘技になりかけていました

 

 

それをよそにikeママン達のトークもちがう意味で熱くなっていました

 

 

「つきあってんの?? 」

「つきあってんの?? 」

 

K子とikeママンに詰め寄られM子は顔を赤くしていました 

 

 

「 ・・・・つきあってくれとは・・・言われてるけど・・・・」 

 

「それで? 」 

 

「何て答えたん? 」

 

 

ikeママンとK子はM子に10センチの距離ですごんでいます 

 

 

「 ・・・・顔が・・・・タイプじゃないねん・・・・ 」 

 

 

 

 

  ハァ?359

 

 

 

ikeママンとK子は鼻から思いっきり息を吸って大声でいいました

 

 

 

 

「 ドアホッ!! (:`θ´)/ 」

「 ドアホッ!! (:`θ´)/ 」

 

 

「 あんな!ええか!M子 たしかにアンタは昔から面食いやったけど 

男は顔じゃないでっっ!! 」

 

 

 

「そ~や! そ~や! 」

 

 

「たけし君はあんなにアンタに優しくしてくれてるやないのっっ!!

あんなに惚れられて答えられへんのやったら 

めっちゃ残酷やで! 」 

 

 

 

「 まったくもって その通りや! 」 

 

 

キレてるK子の横で ikeママンは腕をくんで首を縦にブンブン振っていました  

 

 

「 なによ~~!そういうikeちゃんかってすましてるけど

胸中おだやかじゃないんちゃう?? 」 

 

 

「えっ?? なにが?  」 

 

 

話の風向きがこっちにむいてikeママンはちょっとビビリました   

 

 

 

 

ズイッ 「 とっちゃいなよ!! 」 

 

M子の顔がikeママンの5センチ前にきました! 

そのM子の顔はなにか たくらんでる顔でした 

 

 

「 5年ぶりにキセキの再会やん!

この和歌山の海で再び恋心に火がついてもおかしないんちゃうん? 」 

 

どしっと首から腕を組まれ K子にもすごまれました 

 

 

「 大丈夫や! 乳ではikeちゃん勝ってる! 」 

 

 

 

「 そんな問題じゃないやろっ~!! 」 

 

 

 

ikeママンはダァ~っと二人を振りほどきました 

 

 

「 アホかっ!彼女おる人間にけしかけてどうするんよ! 

あんたら何かたくらんでるやろっ!! 」 

 

 

「 べっつに~~~???  (-O-)  」

「 べっつに~~~???  (-O-)  」

 

 

M子K子が外人リアクションでふざけていました 

 

「 でも N君ぬきの話し 

ikeちゃんもうちょっと自分の思ってること言わんと 

言葉に出さな人間ってわからんもんやで! 」 

 

K子が真剣な顔で言いました 

 

 

「 そうやで!これでも心配してんねんで!うちら! 

ああっちょっと!! 大変! 見て! 」 

 

 

 

 

 「え? キャー!あれ何してんの?? 」

 

 

 

なんとビーチバレーをしてるはずの男性陣が砂塵を巻き上げて大乱闘です 

中でも さっきから何故が集中攻撃でボールをぶつけられてた

N君がキレているのでしょうか? 

片っ端からみんなを海にほうり投げています 

たけしに羽交い絞めにされ口から血を流したN君が

こっちにひっぱって来られます! 

まーくん他走り屋チームがヤイヤイはやし立てていました 

 

 

「あははは~☆ホンマ大人げないなぁ~☆中学のまんまやね! N君達 」 

 

 

M子が笑っていいました 

 

 

「 ほな! ikeちゃん!うちらはさっさと消えるから! 」

 

 

「 え? ちょっと待ってよ!! 」

 

 

あっという間に二人はまーくん達がいる

バレーコートに走っていってしまいました

ikeママンの視線のさきにはたけしにひっぱられてやってくるN君がいました

 

 

 

「 あれ~~?M子ちゃん達は?ちょっと~ikeちゃ~ん 

こいつ手当てしたってよ~  熱くなりずぎやねん!! 」

 

 

たけしがまだ興奮さめやらぬN君を ひっぱってきました

 

 

「 くっそ~~っ あいつら~~ ただじゃおかんっっ!! 」

 

ハァハァ息を切らしながら 

N君がikeママンの前のベンチシートにドサッと座りました

とたんにikeママンの胃がキュッとひきつりました

 M子達とあんな話しをしたせいか 必要以上に

自分が彼を意識していると感じました

 

 

 

「 俺ちょっと ゆみちゃんの様子みてくるわ! 

手当て終わったらお前も来いよ~ 」

 

 

「 すまんな!たけし ! 」

 

 

たけしがいそいそと走って車のほうに行きました

 

 

「 ・・・彼女・・・ゆみちゃんどうしたの? 」

 

 

「 ああ・・・・ちょっと熱さにやられたみたいや 今 車で寝てるねん 

あんま体 丈夫じゃないからな・・・・ 」

 

 

海で濡れた髪のN君・・・ 赤黒ツートン模様のひざまでのサーフパンツ 

裸の上半身は 毎日のお酒の配達で筋肉がついたのでしょうか?

以外とがっしりした厚い胸板をしていました

そして炎天下の下で暴れていた彼の肌は日焼けして

なめらかなサテンのように光っていました

ikeママンは初めて男の人をセクシーだと思いました

 

 

 

「 なんでもないって・・・・・ 」 

 

 

N君が言い張りました

 

 

 「 血が出てるじゃない・・・・見せて・・・ 」

 

 

 「 ほな 早よしてくれっ  俺は連中の息の根止めなアカンねん!  」

 

N君は観念したかのようにおとなしくなって 

目を閉じて切れた唇を差し出しました

その唇を見てikeママンの背筋を心地よい興奮が駆け抜けました

 

 

 

 いったい なぜ自分はこの人にこれだけ反応するんだろう・・・?

 

 

 

すましてるN君をみてたらなんだかムカついてきました

ikeママンはマキロンをコットン多めにしみこませてN君の唇につけました

 

 

「 ビーチバレーって たしか対戦相手を

海にほうり投げてもいいルールやった? 」

 

 

「 このあたりではええことになっとるんや   イチッ!! 」

 

 

マキロンが染みてN君はひるんで呻き声をあげました

 

 

クスクス 「 我慢して 弱虫ね  」

 

 

「 お前わざとやってるやろっ?? それマキロンビショビショやないかっ!

つけすぎやねん! 」

 

 

N君がikeママンの手首をつかんで辞めさせようとしました

 

 

 

「 あ~ ほら まだ血でてるやん!(笑)

あとちょっとやから~ っ! 」

 

 

 

「 もうええっ 言うてるやろ!! お前自分につけとけっ 」

 

 

 

「 いや~~~!!やめて~~!!(笑) 」

 

 

 

 

灼熱の太陽の下  上半身はだかのN君が

ジャレてikeママンのビキニからむき出しの肩を

つかんで引き寄せました!

 

 

 

 

 

 

白い砂浜に波がしぶきを上げて打ち寄せて

海は どこまでも深いブルーでした・・・・・・

 

 

 

 

 

  

 

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06 : 04 : 54 | 二十の初恋☆No21 | トラックバック(0) | コメント(16) | page top↑

二十の再会☆No20

  

 

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 No  20  (  真夏の果実  )

 

 

 

 

 

「手の返しがポイントなんや 」 

 

 

「 この間はタイミングが大事って言ってなかった? 」 

 

 

「 タイミングも無論重要や!

肉を焼くにはあまたの繊細なテクニックが要求されるんや! 」

 

 

「そやけど いったいいつになったら食えるンや? え? 肉奉行? 」

 

 

バーベキューコンロで厚焼きステーキを

真剣に焼くたけしにN君がカラのお皿をつきつけて言いました 

 

 

「 ほらほら追加の催促がきたぞ~☆  」 

 

 

まーくんが口をもごもごしながら汚れたお皿をもってやってきました 

 

 

「 お前らっ 肉ばっかり食うな! 野菜食え! 

ええかっ!今から肉は整理券くばるぞ!! 」 

 

 

 

「 あははは たけしくん全然食べれてないね~☆

こっちのコンロで焼きソバ作るわな~(笑) 」 

 

 

「ikeちゃ~ん 優しいなぁ~ そうなの!俺全然食べれてないのよ~☆ 」 

 

 

たけしが肉を焼くパテをikeママンに渡しながら泣きが入っていました  

和歌山のオートキャンプ場で 総勢15人の大人数のキャンプは

みんな初対面なのにまるで以前から知っていうようなフレンドリーさで

ikeママンはとっても楽しんでいました 

 

ただひとつのことをのぞいて・・・・ 

 

「 なんか火力弱いんですけど~! 誰か~?? 」  

 

「 おおっ 俺のフーミンにまかせとけっ! 」 

 

N君が大きな細川ふみえの水着姿のうちわで炭を扇ぎだしました 

するとどんどん火力が強まってきました

 

「 すご~い!! 今のうちにジャンジヤン焼こう~!! 」 

 

「 なっ!フーミンは特別や! 」 

 

「 どうしたん?それ? 」  

 

「  来る途中そこのコンビニで買ったんや! 」 

 

ikeママンやM子K子達は焼きそばを 焼きながら大爆笑でした!

するとN君が出来上がったばかりの焼きソバを二つもって歩き出しました  

その先にはみんなより少し離れた所のパラソルの下で

N君の彼女がポツリと座っていました

なぜかN君はヒナに餌を運ぶ親鳥のように見えました

 

 

  そう・・・・ただ一つのことを除いて・・・・・

 

 

「 なんか・・・・仲ええな~ あの二人 」 

K子が焼きソバ用のキャベツをザクザク切りながら言いました

 

 

「 そうでもないらしいで! 」 

 

 

M子は何もしないで見てるだけでしたがボソッと言いました 

 

 

 

「 あんた何知ってんのよ! 」 

 

 

 

K子とikeママンがM子につめよりました!! 

 

M子はニヤッと笑いました

 

 

 

「 みんな~~☆男ども~~☆ 第一回肉争奪戦!

ビーチバレー大会やるぞ~~~!! 」

 

 

 

まーくんが本格的なビーチバレーネットを張って男性陣に呼びかけました

 

 

 

「 なんかな たけしはN君と高校からずっと仲良いやろ? 

だからたけしもゆみちゃんのこと良く知ってるし仲良いねん 」

 

 

M子が肉をめぐってビーチバレーで暴れている

たけし達の雄叫びを無視して言いました

イケママン達は焼きソバを焼きながらだんだん

過激になるビーチバレーを見ていました

 

 

「まぁ それはよくある話しやわなぁ~ あっ汚い手を使うわね! 」 

 

 

「 他にどんな手があるん?  ああ~~!!

たけし君は明日一日足をひきずることになりそうね! 」 

 

 

「 うん そう ikeちゃんその水着かわいいね♪ 」

 

「 ありがとう~♪ K子のも可愛いね♪  」

 

 

「 ちょっと!聞いてる? なんかあのゆみちゃんって子

すごく寂しがりやでかまって欲しいタイプやねんて!

でもN君は実家の酒屋さんの仕事もあるし

週末は走り屋仲間と遊ぶことが多いみたいらしいねん! 」

 

 

 

「 たしかにあの走りはかなり走りこんでなムリやろね・・・ 

ああっ!!ひどいっ!あれは痛いわぁ~~!! 」 

 

 

「 だからこのために薬箱を持ってきてくれってまーくんに言われてたんよ!

うわっ!今顔面でうけたで! ちょっとN君血でてる~?? 」 

 

「 んで かまってもらわれへん ゆみちゃんの不満はどこにくると思う? 」 

 

 

 

M子が真剣な顔をして言いました

 

 

 

 

「 どこ? 」 

「 どこ? 」  

 

 

 

 

「  たけしやんか!! 」 

 

 

はは~ん!と

ikeママンとK子はM子がゆみちゃんをあまり良く思ってない訳がピンッときました  

 

 

「 おるおる~ そういう子! 自分の彼氏の愚痴を彼の友達に言うヤツ! 

でもそれやったらまーくんとかの方が優しくしてくれそうやけど? 」 

 

 

「 まーくんは女の子には誰にでも優しいけど

そういう重たいのはさけるんちゃう? 」 

 

 

「そうやな!逆に純粋熱血たけし君のほうが熱くなってくれそうやもんね!

( 俺がNにもっとゆみちゃん大事にするように言うたるわっ! ) とかさ 」

 

 

 K子がたけしの口真似でいいました

 

 

 

「そう!! まさにその通りなんよ! 

私と おるときもなんか ゆみちゃんからたけしに電話かかってきて

N君と一緒におるか?って聞くんよ!!

それってどうよ??」

 

 

ikeママンは昔・・・・かなり・・・昔にN君に言われたことを思い出してました

 

 

あの日・・・・中学の時 N君と始めてデートして初めてフラレた時のこと・・・・

今日と同じ海の風とつらそうな彼の声・・・・

(  ikeママンの初恋No10 をみてね♪   )

 

「もし・・・・・・つきあっても・・・・・休みの日とか・・・遊んでやられへんし  

そんなにかまってやられへんと思う・・・・」

 

 

 

 

「 ・・・・きっと・・・・不安なんちゃうかな・・・・ゆみちゃん・・・ 」

 

 

 N君はあんな性格ですからこまめに女の子に

かまう人ではありません

ikeママンはなんとなくゆみちゃんに同情のような感情が

産まれていました

 

 

 

 「 つーかさ!! あんた

 たけし君とつきあってんの?? 」

 

 

 

 

K子がM子に問いただしました この件についてはikeママンも

以前から 聞きたかったのでK子と一緒にニヤニヤしながら

聞きました 

 

 

 

 

 

「 つきあってくれとはいわれてるけど・・・・・ 」

 

 

 

 

M子が顔を赤らめてモジモジしながら言いました

 

 

 

 

 

 

  「 けど 何よ?? 」

  「 けど 何よ?? 」

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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07 : 46 : 02 | 二十の再会☆No20 | トラックバック(0) | コメント(15) | page top↑

二十の再会☆No19

  

 

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 No  19  (  素顔を見せるわ  )

 

 

 

 

 

「ちがう ちがう やっぱり説明書では反対だよ!!たけし 」

「おかしいなぁ~??これであってるハズなんやけどなぁ~? 」

 

M子やたけしの声でikeママンは目を覚ましました 

フワッと海の香りや湿気にikeママンはここがどこかすぐに思い出しました 

ここは 和歌山県のとあるオートキャンプ場

キレイな海のうしろには車ごと寝泊りできるキレイな芝生に

設備が整っていて  まるでトレンディドラマに出てきそうな所でした

さっきまで仕事だったikeママンはさすがに疲れてたのか

行きの道中ほとんど寝てしまいまいした  

そして今 まーくんのアルテッツアの中で目を覚まし 

今夜寝泊りするテントを建てるのにヤイヤイ言ってる

M子達の所に近づいていきました

 

 

 「 あっ   ikeちゃん 起きた?  おはよ~♪ 」

 

 

「 ごめんね~何も手伝わずに・・・  すっかり寝込んじゃって!

 何か手伝うよ! つーかさっきから何騒いでんの?  」 

 

 

「  たけしのテントの張り方がおかしいの!

ねぇ やっぱりまーくんに聞いてみよう! 

お~い  まーく~ん !!」

 

 

 

まーくんがバーベキュー用の炭の箱をもってこっちにやってきました 

 

 

 

「 いや~~~!!人数もこんだけおったら

みんなそれぞれ勝手なことして収集つかんなぁ~

って・・・   ほんでお前らは何騒いでるん? 」 

 

 

「ちゃうねん!説明書通りやったら おかしいねん! 」 

 

 

「 ああっ これは反対や !

こっちが表や!

でないと雨降った時に倒れるで! 」 

 

 

「 ほら~~やっぱり! たけしがおかしい事言うから~! 」 

 

 

「 え~~そんなん言うんやったらM子ちゃん自分で立てる? 」 

 

 

たけしがプクッと膨れてピグをM子に渡しました

そのしぐさが可愛いかったので  5人は一斉に笑いました

なんだかM子とたけしがいい感じなのは良いことだと思い

ikeママンはK子と顔を見合わせました 

 

 

「 ああっ!! 来た来た!! 遅いぞっ!!

 N~~!! 」

 

 

ikeママンはその言葉にドキリとしました 

要約  到着したN君はなんとおおきなクーラーBOXを 

二つずつも両肩にかけてこちらにやってきました

 

 

「 まいど~♪ N酒店でぇ~す♪  

開いてるクーラーBOX持ってきた? 」

 

 

「  ああ!! そこに5箱あるやろ? 」

 

 

まーくんとN君は次々と手際よくクーラーBOXに

缶ビールを詰め込み初めました

 

 

 

「  すごーい!!これ全部ビールや酎ハイ?  」 

 

 

「 また めっちゃ持ってきたなぁ~!N!

昼からのバーベキューも 本格的やから楽しみにしててな☆ 

おい! N!お前らのテントも建てといたぞ~♪ 一本くれ~☆  」 

 

テントを設営し終わったたけしがビールを飲みながら言いました

 

「 すご~い!本格的やね!!男の人が働いてる所って逞しくて

ステキやなぁ~☆ 」

 

K子が尊敬のまなざしで言いました 本当にK子の言葉には

ikeママンも同意権でした

 

 

 

3人男  「  え? そう?  」

 

 

 

まーくん・たけし・N君 の3人が得意気に

ボディビルダーのようなポーズで決めています

また それを見てikeママン達は大笑いしました

 

 

 

   いや~ん♪ 楽しいなぁ~♪ (⌒v⌒ )

 

 

N君が来ただけで ikeママンのテンションはあの太陽のように

熱くなりました・・・・・

彼のお決まりの 白いTシャツにベージュのコットン半パン

黒のビーチサンダルさえも 彼が履くと とても逞しく見えました 

N君がikeママンと目があうとニカッと笑って言いました

 

 

 

「 おっす  ♪ 」

 

 

 

 

 くしゃっとなくなるその目は中学時代の少年Nを思い出させ

とたんにikeママンは心臓をわし掴みされた気分になります

 

 

 

 

   ・・・・殺人的やな・・・・・その笑顔・・・・・・

            (,,・`ω´・)

 

 

 

 

「 あれ~??N君後ろの子・・・・誰・・・・? 」 

 

 

K子がいった言葉にikeママンも含め全員後ろを振り向きました 

するとショートカットのかわいい女の子が小走りにやってきて

N君の後ろに隠れました  

 

 

「 ・・・・彼女?・・・ 」 

 

 

ikeママンがN君に聞きました 

 

 

 

「  ああ  ゆみっていうんや仲良うしたってや! 

ほら ゆみ!挨拶しぃ  」

 

 

するとN君の後ろからヒョコッと顔をだして彼女が小さい声で言いました

 

 「 ・・・・始めまして・・・ 」 

 

 

かわいいとはこういう子の事を言うのでしょうか・・・・ 

明るい色の首までのショートカットは

ゆるくパーマがあたってて天使みたいでした

ちいさな顔につぶらな瞳・・・

それに左目の下に泣きホクロ・・・

バンビっぽいその雰囲気は思わず守りたくなるような

気持ちに男性をさせることでしょう

 

 

 

「 こりゃまた 対照的やな・・・ 」 

 

 

 

 

 

ボソッとK子が言いました

一体誰と比べてそう言ってるのか分かっていたので

ikeママンは聞こえないフリをしました・・・・・

 

 

 

 

 

ikeママンのテンションはあの冷たい缶ビールのように

一気に冷めてしまいました・・・・

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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07 : 37 : 44 | 二十の再会☆No19 | トラックバック(0) | コメント(20) | page top↑

二十の再会☆No18

  

 

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 No  18  (  嵐をおこして  )

 

 

1990年代初頭の大阪は難波の週末・・・

すこし歩いただけでも体が汗でベトつく8月の蒸し熱い晩でした

 

 

近くの道頓堀は なにわ座で新しい芝居が公演されたのもあって

心斎橋は暑さなど関係なく 人で溢れていました

明るい街の灯りに背を向けて 

ikeママンはクラブ 「ZIp」 のカウンターの中にいました 

お酒が強くないikeママンはいつものウーロン茶のグラスを片手に

さりげなくカウンターに寄りかかって なじみの客の愚痴に耳をかたむけてました 

 

 

このなじみの客は  近くの駅前留学の英語講師の ジャック

そして祖国のオーストラリアから同じく講師として呼び寄せた

ジャックの友人で 少し日本語が苦手でシャイな青年 ライアン 

 「 ZIp 」 は場所柄とマスターの気質もあって 多くの外国人客も

週末にはここでボトルをおろします

ikeママンはこの二人が来ると必ず 映画 「 プライベート・ライアン 」と 

このライアンをかけてマシンガンで二人を打ち抜く素振りをしてみたり

軍隊コントしてライアンをいじって遊んでいました 

そして これが この二人にとてもウケるのです

ジャックはお店の先輩お姉さん達と楽しそうにダーツをして遊んでいます 

そしてカウンターに残ったのはライアンとikeママンだけでした

 

 

 「・・・ike・・・今日職場でイヤなこと ありまシタ・・・聞いてくれマスカ? 」  

 

 

「 Shure ! ( もちろん ) 」 

 

 

ikeママンは顔を傾けて ライアンに言いました

ここで外人さんを相手にしているうちに

軽い片言の英語ぐらいは話せるようになっていました 

つづりを書けと言われれば書けませんが 

考えてみれば3歳の子供でも耳にした言葉を話すことができます 

会話だけなら英語がうまくなりたければ外人の恋人を

持つのが一番てっとり早いと当時は考えていました 

 

 

 

そしてここからikeママンの本当の仕事が始まります

マスターから仕込まれたとっておきの・・・・・

 

 

 

「 日本の人はおかしいデス  ・・・ボク・・・・

いつも生徒のみなさんにクスクス笑われマス・・・

でも何がおかしいか話してくれまセン・・・

何も解らず 笑われるのは嫌デス・・・ 」

 

 

ライアンは黒ビールを片手に話します

金髪の下の彼の青い目がとても寂しそうに写りました

 

 

「 あなたがステキだからよ  」

 

 

 

ikeママンは肘をついてカウンターにもたれ微笑みながら言います 

ライアンはikeママンの言葉にポッと赤くなります

白人さんは色素がうすくその様は肌の下の血管まで見えそうなくらいに

赤くなります 

 

 

 

「・・・・それは・・・ウソデス・・・・ 」

 

 

 

「 あら ウソは言わないわ! あたしが生徒なら きっと

ライアンに恋するわ! そして会えたら嬉しくてクスクス

笑うかも(笑)   」

 

 

 

これは マスターから教わったのですが

外人さんと接客する場合関西弁より標準語のほうが

彼らにはしっくりくるそうなのです なぜなら標準語で

日本語を勉強するからだそうです

 

 

そして 

このあたりからライアンはikeママンを意識しはじめます

ライアンの青い瞳がikeママンの顔から下に視線を移します 

キャミソールワンピからムキ出しの肩・・・・そして胸もとに

これも先輩のお姉さんから教わって実行しているのですが

ikeママンの 肩・・鎖骨・・・胸もとにはパールのハイライトが塗ってあって

それがブラックライトの下では妖艶に美しく光ります 

そしてikeママンはここぞとばかりに魅力を振り撒きます 

親身になってライアンの話しを聞き 

ライアンの心の隙間にスルリと入り込みます 

 

 

ikeママンを忘れないように・・・

またikeママンに逢いたくなるように・・・・ 

 

 

それからお店は超満員になってikeママンは他のお客様の相手に忙しくなります 

他のお客様の接客をしている時にも

ikeママンはライアンの視線を全身に浴びています

フィに ライアンを見つめると 彼は目が合って焦ったのかまた真っ赤になります

 

 

ジッと10秒見つめ・・・・

 

ikeママンは表情を緩めライアンに背中を見せます

背中を向けられライアンは遠慮なくikeママンを見つめられます

そして・・・・ その背中は・・・・とてもライアンを全身で誘っているのでした

 

 

ジャックとライアンが帰る時にikeママンはエレベーターまでお見送りに行きます

ライアンに先に行くように言われているのでしょう

ジャックは一人だけエレベーターに乗って降りてしまいました

二人きりになって ライアンがikeママンの両手の先をそっとつかんで言います

 

 

 ike・・・・・このあと 時間ありまスカ・・・ ?? 」

 

 

ライアンがこの様に切り出すのをikeママンは予想は付いていました

そしてこの言葉を言われたのはライアンが初めてではありませんでした

ikeママンは目を大きく見開いてジッとライアンを見つめ

以外な事を言われたかのように振る舞います

 

 

 

「 ボク・・・・ikeがお店終わるまで どこかで待っていマス

もっと ikeと話しがシタイ・・・・・ 」

 

 

 

「  まぁ!

まぁ・・・・・・ライアン・・・・・

嬉しいわ・・・・・・ とても・・・・

嬉しいのだけど・・・・   」

 

 

 

ikeママンは目を潤ませふしめがちに斜め下を見て

うるんだ唇に手をやってとても困って見せます

 

 

 

「 まだ ・・・・・ 仕事が・・・・・  」

 

 

 

 

「 イヤッ!いいんデス! ボク・・・また来マス!

今度・・・・ いつくれば・・・ikeに会えまスカ?

ボクなにかプレゼント持ってきマス・・・・

ikeの喜ぶ顔が見タイ・・・・ 」

 

 

 

ikeママンはライアンの頬を優しく撫でて最後の暗示をかけます

 

 

 

「 来週の水曜日に・・・・

今日の話しの続きを聞かせてくれたら

他に何もいらないわ・・・・ 」

 

 

 

 

ライアンを乗せたエレベーターのドアが閉まりました

そしてikeママンの手の中には

ライアンの自宅と職場のTEL番が書かれたメモがありました

来週の水曜日にはライアンはジャックを誘わずに一人で来ると

ikeママンは確信していました

 

 

 

「ikeちゃ~ん!! お疲れ~あがっていいよぉ~♪ 」

 

 

「 おつかれさま~っす!! いや~外人さんはストレートっすね!

思ったより手間どっちゃった! 見送り何分だった? 」

 

 

「 30分!! 時間かかったね~! 」

 

 

「 ZIp 」 では見送りは10~20分以内と決まっているのです

なぜなら その間他のお客様をお待たせすることになりますし

そのお客様をお相手するお姉さんをまた手配しないといけないからです

そう お客はライアン一人だけではありません

 

「 いっけっちゃん!♪ 」

 

 

洗面室で顔を洗って化粧を落としてるikeママンの横に気が付くと

マスターが立っていました 

 

 

「今日これから この間の中学の友達とキャンプ行くって言ってたよね!

これごほうび!

ライアン専属にできそうだね! 」

 

 

 

マスターの指の間に挟まってるのは 3つ折りにされた諭吉が2枚でした

うそのようですがバブリーなあの当初は 誠意や思いやりのかわりに

現金が本当に飛びかっていました

 

 

 

「 ありがとう!マスター!! 」

 

 

 

ikeママンは私服に着替え  ジーパンのポケットに

お札をしのばせ夜の街に飛び出しました

そして店の前に止めてある ikeママンの愛車 スポーツJOG

( ミニバイクで通称ヤンキーJOG )

に飛び乗ると御堂筋を疾走しだしました

 

 

  今から帰って・・・シャワーあびて 待ち合わせの場所にギリギリ間に合うな

 

 

難波からikeママンの家までは夜中バイクを飛ばせば20分で帰れます

いそいで海に行く用意をしてまた再びバイクにまたがり

 

 

 

 

 

待ち合わせの場所 

この間みんなで食事をした1号線のビックリドンキーの駐車場に向かいました

 

 

 

「 ikeちゃ~~ん!! おそっ~~~い!こっち! こっち!  」

K子が手を振って言いました!もうすでにM子 K子は来ていました

 

 

 「ごめんごめん! ちょっとお店忙しくて~!しかし!集まったね~ 」

 

 

「 俺らとまーくん所の走り屋チームいれて総勢12人や! 」

 

 

たけしが楽しそうにいいました!見渡すとドンキーの駐車場には

走り屋らしい車が沢山駐車していました 

 

 

 「 N は酒もってくるから 現地で合流するって!

 ikeちゃん荷物かして!それとみんなに紹介するわ! 」

 

 

 まーくんがikeママンの荷物を預かりながらいいました

びっくりドンキーの駐車場で各自初めての人達と一通り挨拶して

それぞれの車に乗り込みました ikeママンとK子はまーくんのアルテッツァ

に乗せてもらいました

 

 

 

「 ほな!いこか~!! 一回〇〇のインターで休憩なぁ~!

事故のないように 何かあったら俺の携帯電話して! 」

 

 

まーくんが今回のリーダー的な存在なのでしょう皆に指示していました

たくさんのスポーツカーが一般道を走っているのはとっても見ものでした

 

 

 

ikeママンはこんな大勢でキャンプとか海とか行くのは初めてでした

っていうか  今までヤンキーだったのでこんなアウトドア的なことは

したことがなくて  わくわくしていました・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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07 : 35 : 15 | 二十の再会☆No18 | トラックバック(0) | コメント(24) | page top↑

二十の再会☆No17

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 No  17  (  天国と地獄  )

 

 

 

「 ねぇ ikeちゃん まーくんってさ よしもと入ってるんやって! 」

 

「え~~~???そうなん?すっご~い!! 」

 

ikeママンは尊敬のまなざしでまーくんを見つめました 

関西ではカッコイイとか優しいより  「おもしろい」  が

何より女性にモテる要素なのです

 

 

「 まだ かけ出しやけどね NSCの〇期生やねん! 」

 

 

「じゃぁ 将来お笑いタレントなるねんやぁ~ 

あたし今からサイン貰っとこうかな 」

 

 

M子もうっとりしていいました

 

 

「あ~ 俺なんかハラへってきた たけし!お前何か食った? 」

 

「ううん  この400gハンバーグどうや?めっちゃでっかいからびっくりすんで」

 

 

「 びっくりドンキーだけにっ! 」

「 びっくりドンキーだけにっ! 」

 

 

二人は目をくわっと目を見開いて最後を同時に強調して言うと

ガハハと笑いお互いを 「 おもろい おもろい 」 と称えあっていました

そんな二人を無視して女性陣はまーくんに質問を浴びせまくってました

 

「へぇ~ じゃあ コンビでやってんのぉ~」

 

「うん 相方おるよ! 」

 

「俺はお前が昔から相方やっ!なっ!たけし! 」

 

「なっ! N!高校ん時からやからな! 」

 

 

またN君とたけし二人は肩を組んでお互いをたたえ会っていました

 

 

「 え~  んじゃ 今ここでネタやってよ~☆ 」

 

 

M子がまーくんに興味深々で言いました

 

 

「 ちょっと ここで? それって医者にすぐ病気治せって

いうてんのと一緒やで~♪」

 

 

「おっ  それ俺も見たい! 」

 

「 俺も! 俺も! 」

 

 

やっとN君とたけしも食いついてきました

 

「でも 俺もともとつっこみやし 今度相方つれてくるよ 」

 

 

「 じゃぁ コンビ名は? 」

 

5人は一斉にまーくんの答えに期待しました

 

 

「 ・・・・・金たわし・・・・・ 」

 

 

 

5人 「 金たわしぃ??? 」

 

 

 

5人は一斉に笑いました

 

 

「なんか めっちゃこすられそうやな~!!」

 

「売れそうにないで!まーくん! 」

 

「どっちが(金)で どっちが(たわし)なん?(笑) 」

 

「 くそ~~!!お前ら今にみてろよ~!有名になって

「金たわしさん!サインして~」って言うてきても

絶対したれへんからなっ!! 」

 

 

「 あっ! ハンバーグきた! 」

 

 

週末の夜もあって店内は賑やかでしたがikeママン達の

テーブルだけ一段と盛り上がっていました!

ikeママンは久しぶりに学生時分に戻ったみたいで

とっても楽しんでいました

 

 

「 なぁ それちょうだい! 」

 

 

N君がikeママンの注文したソフトクリームをじっと見つめて言いました

 

「 これ 欲しいの? 」

 

 

「 うん 」

 

 

  ・・・・これ食べたら・・・間接ちゅ~なんですけど

  って中学生かっ!あたしは! (-ω-;)

 

 

少し顔が赤くなるのを感じながらikeママンはソフトクリームを

Nくんに渡しました するとほとんど食べられてしまいました

 

 

「 あ~~~~!!もうな~~~い!! 」

 

 

「 もう1個 注文したらええやんけっ!

セコイな~! お前!

すいませ~んソフトひとつ! 」

 

 

 それなら 初めから自分の分注文したらええやんっっ!

 意地悪な所は中学の時と全然かわってないなっ!!

        (  #`-_ゝ- )

 

ikeママンがいじけていると 注文したソフトクリームがきました

 

 

「 ハイッ! あ~~~ん! 」

 

 

N君はソフトクリームをスプーンですくって一口ikeママンに進めました

少しテレましたが なんだかN君が嬉しそうなので

ikeママンは一口パクッと食べました

 

「 なっ! めっちゃうまいやろ?マンゴーにしてん!! 」

 

 

N君がikeママンを見てニカッと笑いました

その笑顔はikeママンのハートをピストルのように打ち抜きました 

これ以上顔が赤くなるとM子やK子達に

気付かれそうなのでトイレに逃げました

 

 

 

「・・・・あの卑怯な悩殺笑顔は・・・・

あいかわらず 健在なのね・・・・・ 」

 

 

トイレの鏡の前で赤くなった自分の顔を抑えながらikeママンはつぶやきました

中学の時に大好きだった彼が

あんなに逢いたかった彼が

突然魅力的な青年になって現れて 

そして・・・今夜の出来ごと  パトカーとカーチェイス・・・・

車をカッコ良く運転する彼・・・タバコを吸う彼・・・・

海風になびく彼の髪・・・無邪気な笑顔・・・

 

次々と新しい彼が視覚を通してikeママンの頭にインプットされて

もうN君で溢れそうでした・・・・

 

 

  ・・・・帰り・・・・N君の携帯の番号聞いてみよう・・・・・

  彼は・・・・・ 教えてくれるかしら?・・・・・

 

 

 

自分がN君に携帯の番号を聞いている所を想像するだけでikeママンの

心臓は早鐘を打ちました ikeママンはパンパンと両手で頬を軽く叩いて

みんなのいるテーブルに戻りました

 

 

「 ほんまやって! おるらしんや!! 」

 

 

どっとたけしの話でみんなが爆笑し 盛り上がっていました

 

「 なんの話し? 」

 

 

「 それが ikeちゃんくっだらんで~~(笑)

みんなでどっか行こうって話しになってるねんけどな! 」

 

 

「 絶対!ピチピチビーチやっ!! 」

 

「 ピチピチビーチ? 」

 

ikeママンが方眉をあげて聞きました

 

「 あんねん! 大阪に ピチピチしたお姉ちゃんがいっぱいおるから

ピチピチビーチっていうんや! ちゃんと看板も出てるねん!」

 

 

「 よしっ! そこ行こっ!!決定や! 」

 

 

N君が目をランランと輝かせて言いました!

 

 

「 しょぉ~もなっ!! 」 

 

女性陣が口をそろえて言いました!

 

 

「どうせやったらキャンプとかできる所いかへん?

俺らの走り屋仲間とか呼んで 大人数でバーベキューとか 」

 

まーくんが提案をだしました

 

「 それいきたぁ~い~~!! 」

 

女性陣3人はお願いポーズでねこなで声で言いました

 

 

「 ikeちゃんも今から言うといたらお店休めるもんね! 」

 

 

「 あ・・・・うん 」

 

 

「 お店って?ikeちゃん何してる人? 」

 

まーくんが聞きました

 

 

「 ikeちゃんミナミのクラブで働いてねん!超うれっこやねんで!!」

 

たけしが自慢気に言いました

 

 

「 クラブ? 」

 

 

N君がびっくりして聞き返しました

 

 

「 うん! ゼロヨンの前に俺らikeちゃんの店で飲んでてん

めっちゃいかした店やで~♪マスターもすっげぇいい男やしなぁ~♪ 」

 

 

N君は無言でikeママンを見つめていました

今まで 自分の仕事は恥じたことはありませんでしたが何故かN君には

こんな形で知られたくはありませんでした

 

 

「 ああ!!そうや キャンプ ゆみちゃんも誘ったれや!

な!N! 」

 

 

「 ゆみちゃんて? 」

 

 

K子がN君の背中を叩いて楽しそうに言ったたけしに聞きました

 

 

「 ああ こいつの彼女や! 」

 

 

 

 

 

 ・・・・・・え?・・・・・

 

 

 

 

 

「えっ? N君! おるの? 」

 

 

M子もびっくりしてN君に聞きました

 

 

「 ああ そうやで!もうつきあって1年ぐらいになるやんな!

年下のめっちゃかわいい彼女! なぁ! N! 」

 

 

「 ・・・・・ああ ・・・・・ 」

 

 

 

 

 

N君は腕を組んで答えました

なんでしょう?ikeママンの足元は急に真っ暗になりました

そして耳が海にでも潜ったかのようにキーンと耳鳴りし

遠くで皆の声がしました 

 

 

 

 

 

この時に初めて自分がショックを受けていると自覚しました

 

 

 

 

 

真っ黒な部屋に自分だけ宙に浮いている感覚でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・N君・・・・彼女おるんや・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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07 : 00 : 08 | 二十の再会☆No17 | トラックバック(0) | コメント(18) | page top↑

二十の再会☆No16 

  

 

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 No  16  (  ニュー フェイス  )

 

 

  

 

阪神高速は湾岸線の絶景の夜景を見ながらikeママンはうっとりしてました

そして となりで運転するのは・・・・・あのN君です!

 

 

ikeママンはフンフン鼻歌をうたいながら ご機嫌でした

それをみたN君が右肘をまどにつけニヤニヤしながらいいました 

 

 

「 なんか お前 見た目フケたけど!中身全然かわってないな!! 」

 

 

 

その言葉にikeママンはほっぺたをプクッと膨らまして言いました

 

 

 

「 そうかな~~???なんかそんなこと言われたら

めっちゃ気にする!!

すっごい!凹む! 」

 

 

いったい どのヘンがフケてるんでしょう?

今日はお店に出ていたから お化粧も少し濃いのは認めますが

もともと派手顔のikeママンは すっぴんに口紅を塗ってるだけで

ケバイといわれたことがあるので すごくN君の言葉が気になりました

 

たしかに中学の時はスッピンに髪の毛もまっ黒でしたが 

今はN君だって 髪は茶パツで人の事は言えません!

ikeママンがうつむいてブツブツいってると

チラッとこっちをみてN君が言いました 

 

 

 

「  うそや!! うそ!  本気にするな!

 

たけしが  い~女連れてるから ナンパしようかな?

って 思ったら・・・・・

 

 

お前やった!  」

 

 

 

 

 

「 えっ? 」

 

 

 

 

運転するN君をikeママンはじっと見つめました 

彼から こんな言葉が出るなんて・・・・信じられません

 

力が溢れる彼の全身

太腿からあしへ それからあご・・・・・あごから頬にかけてうっすらと影になってる 

それさえもikeママンには好ましく思いました

 

 

   流れる茶ぱつに指を入れて髪をすいたら・・・・・

   彼はどうするかしら?・・・・

 

 

 

 

 

「・・・・・がっかり した?  私で  」

 

 

 

 

 

 

「 もう~ 超がっかり!! 」

 

 

 

その しぐさが本当に残念そうだったので 

ikeママンはムカついてN君にパンチしました

すると すかさず  デコピンが返ってきました

 

 

 

 

「 もう~~!超 いったぁ~い!! 」

 

 

「 先にしかけてきたんはお前やろ! ほらっ タバコ!! 」

 

 

 

ikeママンはダッシュボードにある 赤のマルボロの箱から一本取り出して

高速道路を運転中の N君の口に くわえさせました 

 

 

 

「 ん! 」

 

 

 

N君が火をつけろとikeママンにあごを突き出して催促しています

すかさず近くにあったライターでN君のタバコに火をつけました

今のふたりは知らない人がみたら

完璧に恋人同士にみえるような不思議な親密感がありました

 

 

高速を降りるとそこはもう見慣れたikeママン達の地元でした

そして1号線添いのハンバーグレストラン(びっくりドンキー)が見えてきました

N君は曲がり角にさしかかって速度をゆるめ華麗なハンドルさばきを見せました

そして たけしのシルビアが停まっている横にGTRをつけようとしたとき

 

 

 

「 キャアアアアッ!!」

 

 

 

「 え? 何っ どうした? 」

 

 

 

 

N君がikeママンに襲いかかってきたと思ったのは大きな間違いでした

彼はただ 車をバックで駐車しようと後方を確認するために

ikeママンの座ってる助手席の後頭部に手をあて 寄ってきただけでした

心配そうに覗き込むN君を見て  自分の顔が真っ赤なのを感じて

ikeママンは両頬を手で押さえました

 

 

 

「 いえ・・・・何でもありません・・・どうそお気になさらずに・・・・

すいませんでした 」

 

 

 

「 なんで そこだけ敬語やねん! 」

 

 

 

‘おかしなヤツ‘  と言わんばかりにN君は車を駐車しました

 

 

 

   ・・・・アホや・・・・あたし・・・自意識過剰もええところやわ・・・

 

 

 

なんだか 今夜はN君に会ってからikeママンは

本当に心臓がおかしくなるんじゃないかと思うぐらい

目の前に突然現れた彼の態度や言葉にドキドキしっぱなしでした

 

 

店に入ったとたんM子が抱きついてきました

 

 

「 ikeちゃ~ん!! 無事やった~!!よかったぁ~! 」

 

 

「 M子達も大丈夫やった?心配かけてごめんね! 」

 

 

 

すぐ前の大きなテーブルにK子・たけしと・・・・見知らぬ青年が

N君に話しかけました

 

 

「 パトカーとGTRめちゃ見ものやったでぇ~♪

ギャラリー湧きまくり!! 」

 

 

「 アルテッツァが停まってるから まーくんやと思ったわ! 」

 

 

 

N君はもうこの青年が店にいることを知ってるようでした

 

 

 

「 ikeちゃんどうやった?GTRの横乗ってパトカーと

カーチェイスしたの! 興奮した? びびった? 」

 

 

M子が興奮してikeママンに言いました

 

 

「 酔い止めの薬飲んでからの方がええで! あたしは二度とゴメンやけど! 」

 

 

「 こいつ吐きそうなっとったんや! 車で吐かれるかとあせったわ! 」

 

 

どかっと ikeママンの横にN君が座って言いました

なんだかちょっぴりikeママンは嬉しい気持ちになりましたがすぐに

 

 

 

「 だから あたしをひきずり出したんやなぁ~~!!

海に落ちるかと思ってんから~! 」

 

 

「 だから 落ちへんように支えとったやろ! 重いのに! 」

 

 

 

「 ぜったい!重くない! 」

 

 

 

「 手折れるかと思った! 」

 

 

 

「 5年ぶりに再会してこれ? ホンマに昔仲良かってんなぁ~ 」

 

 

 

「  どこがっ!! 」

「  どこがっ!! 」

 

 

 

 

クスクス笑ってる 彼をikeママンとN君が同時に見て言いました!

 

 

 

 「 ikeちゃん 彼がたけし君と同じ走り屋仲間のまーくん!

N君は知ってるよね~ 私らも来る時に仲良くなってん! 」

 

 

同じくK子もikeママン達を見てクスクス笑いながら彼を紹介してくれました

 

 

 

「 初めまして!まーくんでぇ~す☆ よろしく~♪ 」

 

 

「 あっ  初めまして! ikeです! 」

 

 

 

 

「 いや~!ikeちゃんも K子ちゃんも M子ちゃんも

かわい~なぁ~!3人ともお人形さんみたいやなぁ~♪ 」

 

 

 

 

この一言でまーくんはikeママン達3人の心を一瞬でつかみました

 

 

 

 

ikeママンもk子もM子もまつげをパチパチさせてまーくんを見てました

 

 

 

この時 たけしとN君は 3の倍数のナベアツばりの

アホ顔で上をむいていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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09 : 22 : 53 | 二十の再会☆No16  | トラックバック(0) | コメント(19) | page top↑

二十の再会☆No15

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 No  15  (  湾岸ドライブ   )

 

 

 

ikeママンが海に落ちるのを支えてくれているN君・・・・

首に手をまわすikeママン・・・    事実上 

二人は抱き合う形になってしまいました・・・・ 

○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○ 

 

 

 

ikeママンはN君をじっと見つめました 

でも やがて彼の整った顔や 海風になびく茶パツの髪や

港のライトが反射してきらめく瞳に 負けてしまい 下を向いてしまいました 

それを見て N君も腰に当てた手を離し 優しくikeママンに言いました 

 

 

「 もう・・・・大丈夫か?・・・・ 」  

 

 

その声があまりにも優しい声だったので 

N君の声が持つ何かに・・・・

抵抗できないままikeママンは黙って頷きました

心臓は先ほどよりもっとハンマーで連打しているような

動きを繰り返していました・・・・

 

 

「  しかし すっげぇ~ 再会! 」 

 

 

N君はガハハッと笑いました 

その笑いはただおもしろがってるだけで 他意は無い様だったので 

ikeママンもつられて笑いました

 

 

 

「 ホンマにっ  命がいくつあっても足らんわっ!(笑) 」

 

 

「 あっ お前! 何被害者ぶってんねん! 逃げろっていうたん お前やぞ! 」

 

 

なぜか それで二人の間に一瞬高まりそうだった緊張が一気に解けました

 

 

 

 ふふッ  なんかすごい体験したぁ~~☆(´ω` )。

 

 

 

 

「  ちょっと そこで待ってて  」

 

 

 

N君はGTRのトランクをバカンッと開けると 

工具を取り出し ナンバープレートをいじり出しました

そしてナンバープレートをはずし もう一つのプレートを取り付けていました

 

 

 

 

  カッ  カモフラージュ?? Σ(゚∇゚|||)    

 

 

 

次にN君は鼻歌を歌いながら港のライトの明かりでジャッキをあげ

レンチで何やら マフラーをいじり出しました 

N君の鼻歌は多分アニメ 「 マッハGO GO GO 」 の主題歌です

ikeママンはN君の行動がまったく予測できず 

次に何をするのか目を見張るばかりでした

N君はGTRのマフラーに奇妙な部品をボルトで固定していました 

そして再び運転席に半身を入れて アクセルを吹かしてみせると  

 

なんということでしょう!!

 

明らかに排気音が変化したのが分かりました

 

 

  しっ・・・・・静かになった・・・・・  (゚∇゚|||)

 

 

 

「 ああ これはパッフルっていって マフラーの音を小さくするもんなんや 

もっともこれ付けたら加速も落ちるから

ポリに追いかけられても捕まるかもな 」

 

 

 

「すごいね・・・・・ さっきまであんなにうるさかったのに・・・・ 」

 

 

「 街中であんな獏音で走ってたら 迷惑きわまりないやろ  」

 

 

 

N君はGTRの先端にもたれかかり 海を見ながらタバコを吸い出しました

ikeママンの鼓動がまた速くなってきたのは

洗練された彼のいでたちのせいでしょうか・・・

彼をじっと見つめているととても平静ではいられそうにもありませんでした

 

 

 

「 あ~~~っっ!!M子とK子とはぐれちゃった!! 」

 

 

 

突然現実に帰った気になってikeママンは叫びました

 

 

 

「 あいつらなら たけし達がついてるから大丈夫や! こういう時のために

走り屋仲間で落ち合う所があるんや それに・・・・ほら! 」

 

 

GTRから携帯の音が聞こえました 

N君は運転席にあった携帯で誰かと話しだしました

 

 

 

「 あいつら 1号線のびっくりドンキーにおるって! いくか! 」

 

 

「うん !  N君携帯もってるんやね~!でかっ! 」

 

携帯画像

☆当時はこれっ!

 

 

「 ああ 家に電話ないからな 

タバコぐらい小さくなってくれたら便利やねんけどな! 」

 

 

「 家に 電話ないって・・・ そうなん・・・?  」

 

 

「 俺 今一人暮らししてんねん ほら 

お前ん所の近くのファミマの裏のアパート 」

 

 

「 ええ~~~???? 近っ???マジ?? 」  

 

 

「 ええから はよ乗れ! 」

 

 

びっくりドンキーはikeママン達の地元の1号線にありました

N君は目的地のそこにikeママンを送り届けるために

ふたたびGTRを走らせました

 

 

車内にはFM802から流れる軽快なブラックミュージックが流れていました

交通標識に従ってGTRは進み 阪神高速は湾岸線に入りました

 

 

 

「 きやぁ~~~☆!!すごい!! 」

 

 

 

湾岸線から見る夜景は絶品でした!

 

 

「 N君!! 超きれ~~い!! 」

 

 

 

 

フッ 「   まるでガキやな    」

 

 

 

 

嬉しそうにしているikeママンを見てN君が笑いました

 

 

 

 

  たぶん・・・・イヤ・・・・きっと・・・・

  N君わざとこの道走ってくれてるんや・・・・

  あたしが怖い思いしたから

  これは N君なりの気の使い方なんやろな・・・・

 

 

 

 

 久しぶりに出会った初恋の彼は

中学の時よりずっとめちゃくちゃだけど・・・・

でも 彼の本質は

もしかしたら あの頃とちっとも変わってないのかもしれません

 ikeママンの胸にはなぜだか希望みたいなものが湧き出ていました

 

 

 

 

 

 

さっきまで犯罪のようだったカーチェイスも

 

 

 

 

湾岸線にのって海を渡る頃は

 

 

 

 

とっても楽しい二人のドライブにかわっていました・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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07 : 30 : 45 | 二十の再会☆No15 | トラックバック(0) | コメント(27) | page top↑

二十の再会☆No14

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 No  14  (  スピードレーサー  )

 

 

 

みんなに連れられて見学に来た スーパーカーが集まるゼロヨンレース・・・

N君との再会にひょんなことから GTR と Z の勝負に巻き込まれています・・・・

○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○ 

 

 

2台は爆音を上げてスタートしました!

N君の緊張した表情にikeママンは息をのみます

車が割れそうな甲高い音と共に急速に加速し

2台は 暗闇を切り裂いていきます

 

 

1速!  2速!  3速!!

 

N君がギアを切り替えるたびに はね上がる

スピードメーターとタコメーターに合わせて

ikeママンの心臓もはねあがります!

今まで感じたことのない G にikeママンの体はシートに押し付けられました

 

今まで見たこともない世界!

経験したことのない加速!

メーターはすでに100キロを吹っ切っています!

 

 

 

  マジ こわーーーい!!(>_<)

 

 

 

ikeママンはギュッを目をつぶりました 

するとGTRが爆音を上げて減速し ikeママンの体は前のめりになりました

明らかにエンジンが逆回転する音! 

N君はハザードランプを炊いて 勝負はついたと Z に合図します!

同じくハザードランプを炊いた Z がはるか彼方の方で

了解した!  といわんばかりに 暗闇に点滅して見えます 

普通の速度になったGTRの排気音も静かになり 

今度はikeママンの心臓の音がバクバク聞こえます

 

 

 

 

 

「 ・・・・・なんか・・・・・ぬかされちゃったね・・・・・・」

 

 

 

間がもたず ikeママンがN君に話しかけました

 

 

 

「 ・・・・ってゆうか・・・・女乗せて本気で走れるわけないから・・・・ 」

 

 

 

 

N君はパワーウインドのボタンを押し 全開の窓を閉めながら言いました

 

 

 

   あっ・・・・そっか・・・・私が乗ってるから・・・・

   N君負けちゃったんや・・・・

   やっぱり 乗らなきゃよかったな・・・・

 

 

 

ikeママンはN君の車に乗った事を後悔してました

それにN君の態度はちょっと怖いので 

会えて嬉しいのはきっとikeママンだけだろうと感じていました

二人を乗せたGTRはコースの転換点でUターンしました

 

 

「 あっ  やべぇ  」

 

 

「 え? どうしたの? 」

 

 

 

「 ポリや!! 」

 

 

 

ギクッとikeママンが前方を見ると 3台のパトカーの回転灯が回っています

 

 

 

 「 みなさん タダチに解散してください!

  近隣通報がありました!! 

  今すぐ解散しなさい!!  」

 

 パトカーから拡声機の声が響いています!

 

 

「 う~ん これは イカン!  逃げる  」

 

 

「 ええ?? 何も悪いことしてないのに? 」

 

 

「 あのなぁ~ こんな時間に

こんな所におるっちゅうこと事態が悪いんや!

それに俺の車は 間違いなしに整備不良で捕まる! 」

 

 

 

 

一台のパトカーがGRTを見つけて回転灯を回したまま

こっちにやってきました

 

 

 

「 N君!!逃げなきゃ!!ふっきれる? 」

 

 

ギアをガコンをチェンジする音が聞こえ

ニヤッ!とN君が笑いました

 

 

「 余裕  ♪ 」

 

 

 

 

爆音とともに短い加速のあと N君が急ブレーキをかけました 

ikeママンの全身が前に吹っ飛びシートから足もとにずり落ちました!!

 

 

「  シートベルトしろっっ!!  」

 

 

「  はっはいっ !!  」

 

 

 

N君の右手は瞬間的にサイドブレーキを引き

それをはなすと同時にアクセルを踏みこみます

するとGTRは排気音を上げて後輪を滑らせキレイに方向をくるっと変えて 

タイヤの鳴く鋭い音と共に来た道を逆走しだしました!

ikeママンは目をまわしながらもシートに座りなおし

シートベルトをしっかり締めました

回転灯を回し2台のパトカーがジグザグ走行をしながら追いかけてきます

 

 

 

 

 

 

「 そこのGTR!!止まりなさい!!

 止まりなさい!!

コラーッ! 止まらんかぁ~359 」  

 

 

 

 

 

 

ikeママンは「 あぶない刑事 」 のカーチェイスのシーンを思い出していました

が!  TVで見るよりずっとアチコチ痛いです!

はやし立てているギャラリーの前をGTRは猛スピードで疾走し 

それを追いかけるパトカーの1台がギャラリーを蹴散らしていました 

あとついてくるのは1台のみ

 

 

N君はこのあたりの道を良く知っているようで

いろんな道を疾走してパトカーをまいていました

となりはトラックターミナルのようでしたが 

ikeママンはそれを見る余裕すらありません!

 

 

 

「 ちっ!しつこいの! 」

 

 

 

執拗に追いかけてくるパトカーをルームミラーで確認しながら

さらにN君は加速します!

 

 

フアン!!フアン!!フアン!!ファン!

 

 

ヴォン!! オーーーーーン オンッ 

 

 

ェエエエ~~~~ ヽ(゚ロ゚; )

 

 

 

 

 

「えっ  N君っ  あぶなっ!!・・ 」

 

 

「  しゃべるなっ!! 舌かむぞっ!! 」

 

 

こんなスピードで本当にあの角をまがれるのでしょうか? 

イケママンは一瞬恐怖に駆られました

車体は大きく前のめりになり揺らしながら角につっこんでいきます!!

 

 

 

ヽ(ヽ゚ロ゚)ええええええええぎょ

 

 

 

 

しんじられないほどの速度!

それなのにGTRは安定した状態でさまざまはコーナーを

猛スピードで駆け抜けていきます

ikeママンは左右のGを全身で受け止め思いっきり揺さぶられていました

 

 

 

 

   アッアカンっ!

  気持ち悪くなってきた・・・(- -;)

 

 

 

 

 

走っていたのはどれぐらいでしょう?

あっという間のような気もしましたが ずいぶん長く走っていたような気もしました

サイレン音も聞こえなくなった頃 フイにどこかで車は停車しました!

ikeママンはN君の手がサイドブレーキを引いたのを確認して

一瞬 気を失いました・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

バコンっ

 

「 大丈夫かっっ?! 」

助手席が開く音とN君の大きな声にikeママンはハッと我に返りました

 

 

「 少し外の空気吸うたほうがええ! 」

 

 

N君に両腕を抱えられ 外にズルズルひきずり出され 

導かれるままどこかに座らされました

 ikeママンはこみ上げてくる吐き気と戦っていました

 

 

 アッ・・・・アカン・・・ 死んでも N君の前でなんて吐かれへん・・・・

 

 

 

 

「 けっ・・・・・警察は・・・?・・・・ 」

 

 

 

「 大丈夫や!  うまくまいたぞ! 

 悪かったな 怖い思いさせて ・・・・ ほら・・・・ 」

 

 

その時のN君の声がとても優しかったので 

ikeママンはそっと目を開けました

N君はikeママンの前にしゃがみ 手に缶ジュースを持たせました

 

 

 

 

  ・・・・・・ってか・・・・・

 

 

  なんで気持ち悪い人間に  

  ミルクセーキ?  (-_-;)

 

 

 

 

 こういう所がN君らしいといえばそうですが・・・・

たぶんikeママンが気を失っている時に

買ってきてくれたのでしょう

 

 

 

 

 

「  おっと! 気つけろ! 落ちるぞ!! 」

 

 

 「 えっ?」

 

 

N君はikeママンの腰を支えて言いました

 

 

 

 

「  後ろ海や!  」

 

 

 

 

 

きゃぁぁぁぁっぁ!!

 

 

 

 

ikeママンはN君の首にしがみつきました!!

後ろをみるとまさに港の波止場の断崖絶壁でした 

波がタプタプ寄せている 

海のコールタールの色はかなりの深さを予想させました

そしてikeママンの座っている所は  「 ビット 」といって

映画で石原裕次郎が足をかけていた 

港にあるロープをかける曲がったものでした

 

 

「 なっ!!なんで こんな所に~~!! 」

 

 

「 イヤ ここしか座る所なかったんや!  」

 

 

ikeママンを支えるために腰と背中に回してるN君の手に力が入りました

 

 

二人は5年ぶりに見つめあいました 

 

N君の首に回してるikeママンの腕は離そうと思っても

まるでアロンアルファで ぴったりくっついてしまってるようでした

N君のあらゆる線 あらゆる陰影が 目に飛び込んできました

 

 

 

 

 

この時   

 

 

 

 

ikeママンの鼓動が早くなったのは 

カーチェイスをしたせいでありませんでした・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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