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ikeママンの純情な感情編No22


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第3章 純情な感情編


No22   (  誘惑   )














「それじゃぁ ikeちゃん楽しかったよ♪ 」






「またきてくださいね~♪ 」







週末の初日としては珍しく ヒマな金曜日・・・

ikeママンは最後のお客様を大通りまでお見送りし

深夜車もまばらな御堂筋の信号が変わるのをじっと見つめていました



そして最近では御堂筋を見つめる度に

自分があることをしているのに気付きます





あれから・・・・・・2週間・・・・





そう 彼に・・・・




N君にこの御堂筋で追いかけられて 車の中でキスを

した場所に立っていました



今ではこの御堂筋は違う車が沢山縦列駐車をしています

ikeママンは無意識にN君のGTRを捜しかけて足をとめて

大きなため息をつきました



空は夜でもわかるほどにどんより曇り

昼のニュースでは季節外れの台風が近づいている模様で

髪を逆撫でする風に 薄着のままお店を出てきたikeママンは

身震いしながら「zip」に戻りました









「 やぁ お帰り! 」






店のドアを開けるともうお店の女の子は帰ってしまった模様で

カウンターで果物を剥いているマスターの姿が目に映りました


そのなれた手つきについ先日

ジェニーさんのお店で言われた言葉を

ikeママンは思い出しました





「 彼・・・・マスターはあんたと所帯を持って

  新しい店を開きたがっているわ  」 







果物をikeママンに食べろとお皿にならべ

カウンターに差し出すと

マスターはコニャックをたっぷりついでグラスを揺らし

もういっぽうの手で器用に瓶に蓋をしました


夏より伸びた前髪はきれいにセットされて後ろに流れていて

マスターは誰が見てもハンサムでした


そう思うとikeママンの胸はなぜか締め付けられるような気がしました



オリーブ色に焼けた肌・・・・・

黒々とした眉の下の目は 

長くつややかな黒いまつげに縁取られています


マスターが引き締まった体をまわして ikeママンの方に向くと

まばゆい白さのシャツの下でたくましい筋肉が動きました

ニコッとikeママンに微笑みを見せた彼には

気品や落ち着きがにじみ出ていて 

ikeママンは時々そのポーカーフェイスを

崩して困らせてみたくなる衝動に駆られるのでした・・・・・





マスターは上手に生き延びる術を心得た人でした

お客様同士のケンカだって絶対に必要だとみなさないまで

仲裁に踏み込むことはしないし 

店の女の子同士のイザコザも上手にばっくれていました


かといって まったく冷たいと言うわけでもなく 

彼の心の底の人情味溢れる人柄は

また ジェニーさんのような孤独なお客様にも

圧倒的な支持を得るのでした





外の台風らしき風は次第に強くなってきていました






「・・・・・もう 今日は閉めるか・・・・・・


 送っていこうか? ikeちゃん? 

 それとも何か食いにいく?  」






マスターが看板の電気を消しながら言いました

そんなマスターを見つめていたikeママンの心に

外の嵐のようにフイに興味が湧いてきました









・・・・マスターは・・・どんなふう?・・・・・・

゚・:,  。゚  ・:   ,。   ・:,。 ゚・ :,。 ★ ゚











ikeママンはカウンターに座り両肘を付いて言いました







「 ねぇ マスター  あたしのどこが好き? 」






この言葉にはいささか驚いたようなマスターがikeママンの方を

振り向きました でも すぐにおどけた顔でいいました





「 大人をからかうんじゃありません! 」





彼は皮肉っぽく眉をあげ

マスターは店内のドアに鍵をかけ

ひとさし指を立ててikeママンにウインクをして言いました


しかし ikeママンはそれに怯むことなく

座っている足を組みなおし 髪を掻き揚げ

カウンターに肩肘をついてもう一度聞きました








「 あたしのこと 好き? 」







今やikeママンはこの人にただならぬ興味が湧いていました

少し入ったお酒と・・・・

外と同じような台風のような荒れている心を

今夜はもてあまし

この人に甘えてみたくなり

マスターの魅力的な顔を見つめました



彼の視線はikeママンの紅潮した顔から

丸みを帯びた胸へとなめるように移り 

また首筋から顔へとゆっくり戻っていきました

その 彼の熱い視線に思わず

ikeママンは喉をごくりを鳴らしました


そしてマスターはドアの札を 「closes」 にひっくリ返すと

ikeママンの目をまっすぐに見つめてこちらにやってきました

彼がもはや真剣になっているのはその

強い眼差しを見れば明らかでした




そう・・・・・

ikeママンは彼を完璧にその気にさせてしまったのでした





自然にikeママンの胸の鼓動が早くなりました

マスターはikeママンのカウンターの横に長い脚を投げだして座り

ikeママンを向かい合わせに座らせ 

その片方の手を自分の胸に当て

もう一方の手はikeママンの腰に回し 

そっと自分の体に引き寄せました






「 君に夢中だよ・・・・・・  」










ぞくぞくした感覚が爪先まで走るのを

ikeママンは感じて目をつぶり

そして心の中でそっとつぶやきました













貴方は・・・どんなふうに・・・・あたしを抱くの?

゚・:,  。゚  ・:   ,。  ★  ゚・   :,。  ゚・   :
























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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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