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番外編M子の海岸物語act17

 

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   海岸

 

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 17キラキラライン2

  


            

 

 

 「ヘェ~イ!  絶好のビーチバレー日和だぜぇ~♪ 」

 

 

「 今までの因縁対決やな! 」

 

 

本格的なビーチバレーネットを張りながら

灼熱の太陽がたけしとマークンのサングラスに反射していた

N君と気分がよくなったゆみちゃんがそのとなりで座っていた

 

少し 離れたところのバーベキューホールで

うちは キャベツを剥きながら 砂浜のたけし達を見ていた

 

 

「 M子!! 顔恐いで! 」

 

 

「 え? そう?  」

 

 

K子にそう言われてハッとしてウチは両手で頬を押さえた

 

 

「 もっとも あの人よりはマシやけど・・・・  」

 

「 うん ・・・・・   」

 

 

 

ウチとK子の後ろで 

ikeちゃんが固まった氷をアイスピックでザックザック挿していた

そのオーラは殺気立っていた

 

 

 

ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!

 

 

「 あのー い・・・ ikeちゃん?  」

 

 

 

ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!

 

 

 「何? M子 あたし今忙しいねん! 」

 

 

 「 氷・・・・・もう ボロボロになってるよ・・・・ 」

 

 

大きかった氷がクラッシュアイスのようにボロボロになっていた

ikeちゃんは我に帰って 赤くなっていた

ikeちゃんも 緑の悪魔に何か買わされたんやろか?

ウチとikeちゃんは同時に

N君とたけし 両方に波打ち際の水をかけられて

はしゃぐ ゆみの姿を見ていた

 

 

「 氷・・・・ 一緒に買いにいこか・・・・  」

 

 

「 ・・・・・・  うん  ・・・・・・・       」

 

 

ikeちゃんと二人でコンビニに氷を買いに行った帰り

ウチら二人の会話は当然 ゆみの悪口大会になった

 

 

「 ほんで 何? 絶対気分悪いのウソやで

あれ かまって欲しいから仮病使ってるに決まってるよね!」

 

 

「 でも男は気がつけへんもんね!」

 

 

「 だいたい 何? あの髪型

ウチがこの間 雑誌でみた男ウケNo1の髪型

そっくりやで! N君も趣味悪い!! 」

 

 

 

「 ホントに!

だいたい 仲間ウチで彼女連れてくるにしても

一人もんもおるのに いちゃいちゃ見せつけんでも

ええやんね!   」

 

「 ikeちゃんの言うとおりやで!

 あのゆみって子の行動

なんか 計算入ってるよね!!   」

 

 

 

 「 おそかったやないかぁ~~!!

 M子ちゃん!

俺ずっと待っててんで~~~!!  」

 

 

 

キャンプ場に戻るとたけしがウチを見つけて

そう 叫びながら走ってきた

なんだか それがとても嬉しかった

 

 

「 M子ちゃん! あの岩の上から俺飛び込む

 から 観ててね~♪  」

 

 

 

「 え? でも ウチ・・・・・    」

 

 

 

ウチは少しためらってikeちゃんの顔を見た

さっきの手前 ikeちゃんのそばにいた方がいいような

気がした

でも ikeちゃんはニコッと笑ってウチに言った

 

 

「 M子・・・・・・

 たけし君は本当に友達思いやから

ゆみちゃんの事 妹みたいに思ってるだけよ

あたしに構わず いっておいで     」

 

 

 

 

 ikeちゃん・・・・・

イイやつ・・・・・(゚ーÅ) ホロリ

 

 

 

 

「 ほら!早く!早く!おいで!

ここから 飛び込んであの岩山まで泳ごう! 」

 

 

 ウチはたけしにほぼ強引に連れ去られた

たけしは遠くの沖の方で突き出た岩山を指差すと

頭からTシャツを脱いだ

ウチはたくましい体に息をのんだ

筋肉が飛び出た胸 広い肩 緑色のサーフパンツに包まれた

引き締まった腰 ウチは自分が見とれてることに気付いて

恥かしくなった

 

 

「泳げるのかい? イメージ的にカナヅチかと・・・・  」

 

 

「失礼ね(笑)

小さいときぜんそくやったから 体が強くなるように

ずっとスイミング習わされてたのよ!  」

 

 

「じゃぁ 大丈夫だ! さぁ 手を貸して! 」

 

 

ウチはすこしためらったけど すぐたけしと手を繋いだ

 

 

「 せ~ので一緒に飛び込むよ! 」

 

 

「 うん!  」

 

 

 

 

「せ~のっっ!! 」

「せ~のっっ!! 」

 

 

 

 

 

うちは叫んでたけしと一緒に岩から飛び降りた

二人の体はまぶしい光の中で宙に浮き

次の瞬間には澄んだ水の中に落ちていた

繋いだ手と手が離れた 

ウチはあえぎながら水面に浮かび上がり

顔にかかる髪を振り払って 陽気な笑い声をあげた

立ち泳ぎをして たけしを探していると 

近くの水面から彼の頭が突き出てきた

 

 

たけしが白い歯を見せて笑いながら濡れた髪を顔からかきあげた

ウチは泳ぎを楽しむフリをしながら心臓のドキドキと戦っていた

冷たい海の中にはながいことはいられない

ウチは海から出て岩にあがるたけしが差出した手を取った

たけしに勢いよく引っ張りあげられ

ウチはよろめいてたけしに倒れ掛かった

 

 

「 おっと 大丈夫? 気をつけて 」

 

 

 

たけしの声はすごく甘かった・・・・・

 

 

これ以上ひっついてたらどうにかなりそうだったんで

ウチは平たい岩の上に体を横たえて轟くような胸の鼓動と

胃がからっぽになったような緊張を味わっていた

 

 

地平線の向こうで小さな模型のようなヨット・・・・・

その上をゆっくり流れる 夏の雲・・・・

 

 

 

ウチはそっとたけしを見た 彼も岩の上に横になり

とてもくつろいでいるようだった

たけしが体を動かす気配がする 

ウチはまぶしいフリをして目を手でおおったまま

たけしが肩肘をついて自分を見つめているのを感じ取った・・・・・

ウチは無意識にスタイルが良くみえるようにおなかをひっこめた

 

 

 

「 よかった M子ちゃんが泳げて二人っきりになりたかったんや♪ 」

 

 

たけしはウチの手首をつかんで強引に顔から腕をどけた

ウチはたけしの顔を見るほかなかった

 

 

「 赤くなってるな・・・・ 

どこかにぶつけたんやろか・・・・  」

 

 

たけしはつかんでいた手を持ち上げてウチの手にKISSし

岩でひっかいたであろう傷に目をやった・・・・

 

 

 

「 きづかへんかった・・・・  」

 

 

猛烈に心臓が跳ね上がってる! 今手にKISSした?

 

 

 

「 今度は殴らないでね・・・・  」

 

 

 

たけしはウチの傷口に唇を寄せた

そして手首へ 肘の内側へ  鎖骨へと唇をさまよわせていき

喉にたどりつくとウチの水着の紐をずらし肩に熱いKISSをした

 

 

 

「 いや・・・・・ だめ・・・・・・

 誰か来たら・・・・・・        」

 

 

 

「  誰も来ないよ    」

 

 

 

 「 え? 」

 

 

 

「来るなって言ってあるんだ・・・・ 」

 

 

 

 

 ウチはたけしに後ろから抱きしめられた

たけしの足の中にスッポリハマル感じで

ピッタリひっついたたけしの胸の鼓動がウチの背中から

伝わってくる

熱い抱擁に甘い言葉・・・・・

気持ちよくてウチはすべてを投げ出しそうになった

こんなときに・・・・・いや

こんな時だからこそなのだろうか

フト 脳裏に横切ったのは ゆみの顔だった

 

 

「 来るなって言ってあったってことは

最初から ここでHなことするつもりやったん?

それは ウチじゃなくてもよかったんちゃう?

あの ゆう子って子でも ゆみって子でも・・・・・  」  

 

 

イヤな予感はした・・・・

でも もう止まらなかった

 

 

 

「 何でそんなこと 言うの??

 M子ちゃんと来たかったから 誘ったんだよ? 」

    

  

 

 

ほら たけしがヘンな顔してる

もうやめておくべきよ!

これ以上言うと ろくな事にならないのは

過去の経験から分かってるはずよ

 

 

 

「 そんなん信じられへんわっっ!

だいたい たけしは初めてあった時から 軽かったンよ!

ウチの他にも 女ゴロゴロいてそうやし!

ウチこんな所に 二人でいたら 危ないからかえるっ!  」

 

 

 

ああ・・・・・

もう バカッ!

ちがうやろ?  

 

 

 

「 なんだよっ!

 それ・・・・・・・・・・

 なんで そんなこといわれなきゃならんのや?

  じゃぁ 言わしてもらうけど 

 俺が告白したのずっと保留のままやないかっ

 こんな風に遊んだり 送らせたりするの 君の方こそ

 誰でもええんやないか?     

  もういいよ・・・・  」

 

 

すっかり たけしはスネてしまって ウチから離れて

背中を向けて 寝てしまった・・・・・・

ほんの少し手をのばせば届くのに・・・・

気まずいまま 熱い太陽が二人をジリジリ照らした

少し前までの二人とはウソのように冷めてしまっていた

しばらくして たけしが起き上がった

 

 

 

「 俺は・・・・・・・

 君のパパやママみたいに

 そう 都合よくないよ・・・・・   」

 

 

そう いうとたけしは先に飛び込んで泳いで行ってしまった

ウチもあわてて たけしのあとに続いた・・・・・

 

 

 

 

 

 

本とはかまってほしいのに・・・・

優しくしてほしいのに・・・・

 

 

 

 

 

 

好きって・・・・・・・・

言いたいのに・・・・・・

 

 

 

 

 

 そんな つもりでは 決してなかった午後だった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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