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番外編M子の海岸物語act13

 

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   海岸

 

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 13キラキラライン2

  

 

 

1990年代初頭・・・・

 

 

 

 

ここは神戸の { 暗がり峠 }

普段は神戸の夜景を一望できるので恋人同士のステキな

デートスポットとなっているが

この峠は週末の夜ともなると走り屋のおかげで

全く別の顔を見せていた

 

月明かりに照らされた山の中

頂上付近の駐車場でたけしは

激しい爆音と共にぞくぞくとヘッドライトを照らしながら

駆け上がって来る 走り屋の車をみながら大きくため息をついた

 

 

「 はぁ~~~っ・・・・・・M子ちゃん・・・・・  」

 

 

「 なんや?なんや~?

 オイッ!たけし!

 お前 着いて早々女の名前かよっ!  」

 

 

たけしがもたれているガンメタのGTRの下から

ジャッキを上げて車の中に入っていた 

ひょこっと顔を出して怪訝そうにたけしに言った

 

 

「 まったく どいつもコイツも 

 女・女って 盛りやがって

 たった 今その女と会ってきたばっかなんやろ?

 女に現(うつつ)を抜かしてるヒマあったら

 ドライビングテクニックの一つでも磨けよ!

 おらっ!

 タイム計るから一周行こうぜ!     」

 

 

GTRの底から抜け出してきたNがジャッキをもどしながら

たけしのケツを軽く蹴りとばした

蹴られたおしりを押さえながらたけしがつぶやいた・・・・

 

 

「 俺・・・・・・・

言われへんかったんや・・・・

本当はこの峠を降りた所には

神戸でも有名なホテル街があって・・・・・・

こいつらみたいなヤツがこの展望台に来る女を

次々に引っ掛けてやりまくってるて

翌日にはその感想を言い合いながら・・・・

そんなお手軽な恋もあるって・・・・・・・

ああ・・・・・

どうして言える?

あんな キラキラなお目めで見つめられて!

どうして言えよう!!

君が知らないだけで

そんな 野獣達がおるって!!   」

 




 

たけしは涙ながらに二人を指さして吼えた

 









 

「 野獣って誰のことや?  」

「どうやら 俺らのことらしいぞ? 」

 

 

 

悶絶しているたけしをひややかな目で見ながら

腕組みしているNに いつの間にきたのか

まーくんことまさとがNの肩に肘を突きながら

不思議そうにたずねた・・・・

 



 

「 お前そんなん言うて

 ゆう子ちゃん狙ってたやないか!

 ほなアレもうええんやな!  」

 



 

まさとが缶コーヒーを飲みながらたけしを

からかうように挑発した

しかし その言葉をたけしは聞き逃さなかった

 







 

「 ・・・・まーくん・・・・・・

今 ゆう子ちゃんのことアレって言った?  」

 

 







 

「 んっ?? 」

 

 






 

Nもまさとの方を振り向いた

まさとの肩がギクッとなった

そして 二人でまさとににじり寄った

 







 

「 先週まではゆう子ちゃんのこと

 アレ呼ばわりなんかしてなかったよな・・・・・ 」

 

 

 







「 そうや!そうや!

 スターレットのいかしたドリフトかます

 金髪でDカップのゆう子ちゃんを

 先にかわいいって言ってたのは俺やぞっ!  」

 

 




 

「 お前!ゆみちゃんっていう彼女おるやんけ! 」

 


 

 

「アホッ! それとこれとは話しは別じゃ!! 」

 

 



 

「 だぁ~~~!!

 とにかく!

 まーくん! ゆう子ちゃんとヤッたやろ!!  」

 

 




 

たけしはまさとの胸ぐらをつかんで叫んだ

 









 

「 んな ワケないやろ!  」

 まさとはあせって答えた

 








 

「 ゲッ!マジ??

 どうやった??

 よかった??   」

 

 

 

Nも好奇心に目がランランと輝いていた

二人に詰め寄られ完璧にまさとの目は泳いでいた

暫くして観念したらしく まさとはとうとう切り出した

 








 

「 あんなに・・・・

 腰回されちゃ

 すぐ いっちゃう238    」

 









 

「 ガァ~~~~!!

ゆ~~~~こちゃ~~~~ん 」

 









 

「 なんでや~~~!!

いつも なんでこんなヤツに~ 406   」

 








 

Nは頭を抱えてしゃがみこんで悶絶していた

たけしは展望台から落ちそうなぐらい身を乗り出し

夜景にむかって吼えていた

その時 ファファン♪ 

車のクラクションが3人を呼び止めた

振り向くとスターレットに乗ったゆう子がこっちを向いていた

 

 





 

「  まーくん!!  」

 




 

「 え~と・・・・

じゃ!! そういうことで! またあとでな!  」

 







 

そう言うと

恨めしそうに見ているNとたけしを残してまさとは

白いスターレットの助手席に乗り込んだ

大きな排気音をあげてスターレットは

勢い良く下山していった

 





 

 

「 今日も・・・・・・

彼女は腰回すんやろか・・・・・   」

 

 



 

「  ああ・・・・

  回しまくりやろな・・・・・    」

 







 

展望台に取り残された二人は虚しくそうつぶやいた・・・・

 

 

 

「 まぁ・・・・・・・

 これでゆう子ちゃんはアウトやな・・・・

 でも よかったやんけ

真剣になれる相手ができて   」

 





 

Nがタバコに火をつけながら たけしに言った

 








 

「 ああ・・・・・

 今のショックで一瞬M子ちゃんを忘れてしまってたよ

 彼女は今までの子とはちがう!

 もしかしたら 初恋かもしれん!  」

 







 

たけしもNのタバコを一本取って火をつけた

 







 

「 初恋が誰でも 一番真剣なんや!  」

 

 





「 お前もそんな時あったんか?  」

 

 




「  さあな・・・・・  」

 

 








二人は夜空を見上げながら大きく肺一杯の煙を吐き出した

 










 

 

「 機会があったら  会ってみたいなぁ~(笑)

  たけしが真剣になったお嬢様!   」

 

 

 

Nは 笑いながらそうつぶやいた・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 その頃 M子邸

 





 

「 ikeちゃん!! 」

 

 

「 M子?  」

 





 

電話の向こうの声はまちがいなしにikeちゃんやった

すごい! すごい!

やっと声聞けた! 何年ぶりやろう?

実家に帰ってたんや!






 

「・・・・久しぶり・・・・・   」

 






ウチは電話をかけることしか考えてヘンかって

何を話すかまでは考えてなかった

ikeちゃんも何を話したらええか分からんようやった

暫く沈黙がつづいたあと 

ウチは咄嗟に思いついた事を言った

 



 

 

 

 

「  ドライブ行こう!!  」

 

 

 







 

 

「ぎゃ~~!!M子危ない!!  」

 

 

 

「 ちょっとikeちゃんもうちょっと向こう行って!!

だいたい 何で2シートのBMに3人のってるわけ??

あんたん家なら 他にも車あったやろ!! 」

 

 

 

「 二人ともちょっと黙ってて!! 

これやったらパパが ぶつけてもええって

言ってくれてんもん!!  」

 







 

先週誕生日に買ってもらったばかりの

二人乗りのオープンカーのBMWに

ikeちゃんとK子とうちの3人で何故か夜の

1号線を走っていた




ikeちゃんと二人になるのはとても緊張したので

ウチはこんな時場をなごませてくれるであろう

K子を呼んだ



 ikeちゃんは助手席に K子は後ろの荷物置き場に乗った

思ったより荷物置き場は揺れるらしくK子は

文句を言いまくってた

それを聞いたikeちゃんは終始笑ってて楽しそうだった

 

 








 

「 ナンパしにいこ~~(笑)(笑)(笑) 」

 

 









 

「 つーか これ以上どこに乗せるのよ!!

 M子あんた 免許取ったんいつよ!!    」

 

 


 

「 え~~っと・・・・・1ヶ月前?   」

 

 









 

「 降ろしてっ!! 359 

 

 

 





 

なんだか中学に戻ったみたいだった

ikeちゃんは本当に嬉しそうに何を言っても笑ってた

あんまり ゲラゲラ笑うものだから

 






 

今まで何してたの?とか 何で連絡くれなかったの?とか

 

 








 

聞きたい事はいっぱいあったのに

なんだかそんなことはどうでもよくなった

それは たぶんK子も同じ気持ちだった

 







 

 初めてボーイフレンドとデートした日・・・・

大切な友達も帰ってきた

ウチは運転しながらなんとなく

たけしをikeちゃん達に紹介することを想像していた

 

 

 

 

 

ウチの友達とたけしの友達・・・・・・

みんなで遊びたいと思うのは

今思えば自然なことやったと思う

 

 

 







 

 

そうやって人は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繫がりを広げていくもんやから・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
            

   
 ☆ 続き act 14 を読む

 

  

 

 

 

 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

07 : 39 : 43 | 番外編M子の海岸物語act13 | トラックバック(0) | コメント(13) | page top↑
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