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番外編M子の海岸物語act11

 

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   海岸

 

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 11キラキラライン2

  

 

 

 

 

「M子ちゃん! お願いがあるんやけど 」

 

 

午後のたるい講義が終わり ウチが帰り支度してる時

この間 合コンに誘われた H美とあと知らない女の子2人に

再び声を掛けられた

 

「 実はさ!

この間合コンで一緒だったY子がさ

妊娠しちゃって・・・・・

今 クラスの子皆にカンパお願いしちゃってんのよ

クラスでお願いしてないの

M子ちゃんだけやから

・・・   」

 

 

「 ウチだけ・・・?・・・・   」

 

 

 

「 そう 同じ女として辛いのわかるでしょ?

もう Y子も落ち込んじゃってさ 

んで

友達の私らでなんとか力になってあげようっての

少しでいいから! カンパお願い!  」

 

 

 

 

・・・ここで言うカンパっていうのは

中絶費用のことだった  

ウチは1万円 H美に渡した

 

 

「 うわ~~!! M子ちゃん マジでこんなに?

いいの? ありがと~☆

ええ 友達やわ~~!!  

なんか あったらいつでも私達に言うてきて!

あっ そうや! 今度 K大学の子との

合コン M子ちゃんもおいでよ!

M子ちゃんがええと思う子協力するで~!! 」

 

 

お金を渡した途端 H美達の態度はコロッと変わった

ウチはこんなことには慣れていたから 

適当に話しを交わして その場を逃れた

こういう時の金の威力はいつもながら本当に感心する

黙ってお金を渡すだけでヤツらは

ウチを親切で友達だと思い

 

 

そしてやがてウチのことを利用できる人間と思うようになる

 

 

ウチはパパからの教育で一度は施しをかけることの重要性を学んでいた

そして 

次の相手の出方こそが今後の付き合い方を決める決定打になると

莫大な資産を受け継ぐ人間には 

付き合っていく人間関係がとても大切だった

 

 

 

そう・・・・・

とても 大切だと学んでいたのに・・・・

 

 

 

良く晴れた 秋の空が高く澄んでいた日曜日

ウチは 神戸のとある神社に来ていた

おもったより 駅から坂が多い道を山つたいに昇ってきて

大きな坂の両端には所狭しと屋台が軒並んでいた

 

とうもろこしの焼けた匂い 当て物屋  かき氷にお面・・・

小学生の男の子達が群がっているのは

鉄砲を打って景品を落とす遊び屋なんやろか・・・・

どれも 近くで見るのは初めてやった 

祭り囃子の笛の音 お面をつけて駆け抜けていく子供達

ウチはおもしろくて回りをキョロキョロしながら

人ごみを掻き分け たけしと待ち合わせしていた

鳥居の前にすぐついてしまっていた

 

 

 

「 たしか・・・・ 待ち合わせの場所はここやと

思うんやけど・・・・   」

 

 

 

今日は神戸のたけしの地元の秋祭りで

太鼓台をかつぐから見に来いと  

あの  ダンスパーティの日から

毎日しつこいぐらいたけしから電話があり

ウチはしかたがなく たけしが指定してきた

神社の鳥居前まで来てしまっていた

 

 

 

なんやろう・・・・

持ち合わせ時間はとっくに過ぎてるのに・・・

たけしの姿はどこにもいなかった・・・

その時 体を貫く大きな太鼓を叩く音がした

 

 

ドン! ドドン! ドン! ドン! ドン! 

 

 

 

「 チョ~~~サジャ!! 」

 

 

 

大勢の人の波の中 

一際大きな太鼓台が揺れながらこちらにやってきた

 

 

 

「 チョ~~~サジャ!! 」

 

ドン! ドドン! ドン ドン!  ドン!

 

 

 

野太い男性の掛け声と共に上下にいっそう揺れながら

大勢の人ごみがその太鼓台の道をあけようと大きく割れ

その全貌が現れた

何十人もの上半身裸にハッピ姿 地下足袋にハチマキの男の人が

その大きな太鼓台をかついでこっちにやってきた

 

 

太鼓台 

 

 

 

すごい!!

すごい! 


こんなんウチ見たことない!!

Σヽ(゚Д゚○)ノ

 

 

 

圧倒的な迫力に息を飲んでいるとき その時

上空の方で叫び声がした

 

 

 

「 M子ちゃん!! お~~いい!! 」

 

 

 

 

「 たけし? 」

 

 

 

 

大きな太鼓台がウチの前を横切って行くときにハッキリと聞き取れた

けど たけしの姿がどこにも見当たらない

 

 

「 ここだよ!M子ちゃん!」

 

 

 

 

なんとっ!

たけしはひときわ大きな太鼓台の上の屋根の部分にいた!

そして 「 乗り子 」 と言われる指揮者のうちの一人だった

 

 

「 ちょっと これ持って待ってて! ! 」

 

 

 

たけしは自分の着ているハッピを脱いでウチに放り投げた

少しよろけたけどかろうじてウチはそのハッピを受け取った

後ろのおじさんがあぶないよとウチに注意した

たけしは激しい祭り囃子に合わせておおきなうちわを振り

おどりながら行ってしまった・・・・・

 

 

カッ・・・・カッコイイやん・・・ 405

 

 

 

たぶんウチの顔は真っ赤だと思った・・・・

この間のダンスといい 今の祭りのハッピ姿といい・・・・

なんか もしかしたら 

ウチすごい子と知り合いになってしまったかもしれん

ウチの心臓は今までの規則的な動きから確実に

この祭り囃子のように騒がしくなっていた・・・・・

 

暫くしてたけしの乗った太鼓台は境内の中を

大きく揺れて回転しだした

ここが一番の見せ所らしく

観衆のどよめきと大きな拍手がうまれていた

 

無事に奉納された太鼓台からピョンと飛び降りで

こちらに向かってくるたけしの姿が見えた

 さきほど 渡されたハッピを握る手に力が入った

 

 

 

 

 

ウチのもとにまっすぐやってくるこの青年に・・・・・

 

 

 

 

「 トキメクな 」というほうが

 

 

 

 

 

 

おかしいと思わん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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    ☆ 続き act 12 を読む

 

  

 

 

 

 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

07 : 24 : 39 | 番外編M子の海岸物語act11 | トラックバック(0) | コメント(22) | page top↑
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