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番外編M子の海岸物語act7

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   海岸

 

( 番外編 )

☆M子の海岸物語☆ 

 act 7キラキラライン2

  

 

 

 

 

「 ほな 鈴木さんここで待ってて すぐ帰ってくるから 」

 

 

「いいえっ!!なりません!!お嬢様! 」

 

坂上ヨシノがあきらかに「お嬢様」という単語で噴出した

もう これからそう呼ぶのやめてもらおう・・・・

そしてあきらかにおもしろそうに鈴木を挑発した

 

 

「 大丈夫やいうてるやろ!鈴木!

ガタガタ言うとめがねカチ割るぞコルァ!  」

 

 

 鈴木にかかっていこうとする坂上ヨシノをウチは

羽交い絞めにして言った

 

 

 

「 ホンマに大丈夫なんよ!

この子はウチの友達やねん!

ねっ!

ikeちゃんに会ったらすぐ帰ってくるから!  」

 

 

ブァオン!!ブォオン! ブォーン!!

 

 

しぶる鈴木を置いて

初めてウチはバイクの後ろにまたがった!

もちろんヘルメットなんかあらへん!

ものすごいスピードと顔に当たる風がウチを襲った

 

 

 

いっ息でけへ~ん!! 目も開けられへ~ん!!

 (>_<)

 

 

 

「 振り落とされヘンように つかまっときや!

え? お嬢様!  」

 

 

 「 このバイクよっちゃんの~? 」

 

 

 

かろうじてウチは大声で叫んだ

平気なフリをしたかったから

 

 

 

「 イベント様や!  」

 

 

ウチらを乗せたバイクは1号線を南下してあきらかに

隊列を作って暴走してる集団の中を逆走していた

こんなことをしてる自分が信じられへんかった

手も車体を挟んでる太腿も震えていた

 

   

寒かった もう一枚着てくればよかった

なんで坂上ヨシノはサラシで平気なのだろう?

聞くとまた 「気合いが足らん」 とか言われそうなので黙ってた

それに髪型もどうやったらあんなに前髪とか立つんだろう?

工藤しずかみたい これもイベント使用なんかな?

坂上ヨシノの特攻には刺繍でいろいろ書いてあった

なんとなく服に書いてある文字を読んだ

 

 

夜叉の夜に狂い咲く 闇夜の喧嘩花・・・・・

これぞ まさしく 女帝なり・・・・・

 

 

 

どういう意味?

 

 

 

 

それにくらべてウチは・・・・・

レースの襟のブラウスに巾着袖・スカートもストライプのレースがついてるし

バイクにまたがってもはやスカートは太腿までめくれ上がってた

手で押さえることなんかできずにそのままにしてた

こんなことなら もっと ちがう服を着てきたらよかった

ヤンキーの人ってどこで服買ってるんやろう?

素朴な疑問やった

 

 

ブォンブオン ホォーンッ!!

 

 

何十台という改造車の中を次々とすり抜けながら

ヨシノは逆そうしてた

すごい人とバイク! なんか映画みたい!

若いのもそうでないのも次から次へと1号線に集まってくる!

ヨシノが逆走して南下すればするほど

バイクと車が集まってきた!

 

 

ここでわかった!

ウチらがおったんは先頭やったんや!!

 

 

「 くぉら~~~!!

 ヨシノ!!

 何隊列 みだしとるんじゃ!

 お前 Bブロックやろが~~~!! 」

 

 

黒い地面スレスレの車の窓から座って乗りだしてる

男の人が坂上ヨシノに蛍光棒を振り上げながら

どなった!

その人はパンチパーマに黒いサングラスに口髭

おっさんちゃうの?

なんかすごく怒ってる!!

 

 

「 用事ができたんや! すぐ戻る! 」

 

 

 

ヨシノはその人達に振り向かないまま叫んだ

 

逆走すればするほど 車とバイクが増えた

 

 

「 あれ~??? よっちゃんセンパ~イ!

 こんな所で何してるんですかぁ~?? 」

 

 

男の暴走にかざりのように女が乗ってた

あれは 以前ウチをカツアゲしようとした子達や!

 

 

ブォン  ボボン  ボボン   ブォン  ブォン  ブォン♪

 

イエィ  イェイ  イェイェ   イェイ  イェイ  イェイ♪ 

 

 

その子達は車の 空吹かしのリズムに合わせて踊ってた

その踊りはウチがよく見に行くクラッシックバレエのものとは

違って なんか踊ってるというより 集団で揺れてた

以前にあった時よりはるかにテンションは高く完璧狂ってた

 

 

「 総長見た?? 」

 

 

坂上ヨシノがその子達に大声で叫んだ

 

 

「 え~~??

 後ろのケツ持ちにもいませんでしたよ~??

 あ~~~!!よっちゃんせんぱ~い!!

 

隼人さんが来ました!!  

 

 

 

 

 

前方を見ると数々の車・バイクのライトを

銃弾のようにすり抜けて来る ひときわ輝く大きなライトが見えた

 

そして 目の前に仮面ライダーが乗ってるような

真っ黒でめちゃくちゃでかいバイクが現れた

乗ってる人は逆光に照らされ

後ろに刀を差してる武士のように見えた

 

 

 

 

「 ヨシノッ!! 」

 

 

 

「 隼人!! 」

 

 

 

排気音を上げて暴走していく集団の流れをよそに

2台のバイクは止まった

口に鉄のマスク・黒の長い特攻服をきた男の人がバイクから降りてきた

鉄のマスクを外すと なかなか男前だった

その人は坂上ヨシノに怒鳴った

 

 

「 お前なにやっとるんや! 」

 

 

その一括はめちゃくちゃ恐くてウチは震え上がった

世の中にこんな恐ろしい人がおるんかと言うぐらい

この男の人は凄まじかった

坂上ヨシノも多分この人の恐ろしさは知ってるのだろう

黙って隼人って人を睨んでた

 

 

 

「 わかってるやろ!!

今日は面白おかしく集まって走ってるだけやないんや!

お前の役目は何や! 」

 

 

 

「 総長に用事があったんよ!

それじゃ・・・ やっぱり・・・・総長は・・・・   」

 

 

「 ああ・・・・・

情報が漏れとる

四条のヤツらが族狩りを始める!

俺らは 羽曳野の分岐点でヤツらを迎え撃つ! 

OBもビビッてもうて ケツ持ちも兵隊もかなり少ない

それにこぎつけてポリも一斉に掃除する気や!

かなり キケンな状態や!

逃げるのに不慣れなバイクのヤツらを前方に走らせ

Dブロックで解散させろ!  」

 

 

「 みくびらんといてや!!

 私を誰やと思ってんの??  

 まさかそこらの女と一緒にしてんのちゃうやろな!! 」

 

 

「 わかっとるわ!! 」

 

 

ヨシノも隼人って人も怒鳴りあってる!

 

 

 

ケッ  ケンカ 

勃発ですかぁ~~~??Σ(゚∇゚|||)

 

 

 

 隼人って人がピリピリしながら叫んだ

 

「 なんでわからへんねん!!

お前がそこらの男より気合が入ってんのぐらい

知っとるわ!!

タダっ!!  」

 

 

 

 

「 タダ?  」

 

 

 

タダ?? (;・-・)

 

 

 

 

 

 

「 俺が心配なんや・・・・・・   」

 

 

 隼人って人の声のトーンが変わった

 

 

 

「 隼人っ 238 

 

 

 

 坂上ヨシノが急にかわいくなった

そして 隼人に駆け寄りその両腕を隼人の首に巻きつけて

ヨシノは隼人の唇に熱烈なKSSをした

隼人も持っていた木刀を放り投げ

ヨシノの体を地面から持ち上げてしまうほど 強く抱きしめ

夢中になってKISSに答えた

 

 

 

ええええええ~???405

 

 

 

 

 

 ウチはバカボンがびっくりした時みたいに10センチほど目が飛び出た

後ろで流れてる暴走族から叫び声や爆発音・

ヒューヒューとはやし立てる声さえ二人の耳に入らないようだった

隼人とヨシノはボンドでひっついた様に ますます固く抱き合ったまま

その場で体を揺らし フンフン鼻を鳴らしてお互いの唇を吸いあった

二人のまわりにはハートマークが飛び交い

その一つがウチの頭にぶつかって弾いた・・・・・

 

「・・・・おとなしく帰って俺の帰りを待つな? ]

 

[ うん・・・・・238 」

 

「 今日  中出しするから   」

 

「 うん・・・・238 

 

隼人とヨシノは見つめあったまま

両腕を互いの腰に回して立っていた

 

 

ああ・・・・よかった   (。-ω-)

この二人もう一生離れへんのかと思った・・・

 

 

 

 

「 あ?なんじゃ?コイツ?  」

 

 

やっと隼人って人がウチの存在に気がついた

さっきから ずっとここにいたんですけど・・・・

 

「 ikeちゃんの友達やねん

・・・今日ikeちゃんは?  」

 

 

「 竹田が出すわけないやろ  」

 

 

 

 

「 ・・・・そう・・・・・   」

 

 

坂上ヨシノはあきらかに落胆していた

その横顔はとても寂しそうだった・・・・

もしかしたら ヨシノもikeちゃんとは会ってないのかもしれん

ウチは直感でそう思った

 

 

「 行く! 」

 

隼人って人はそれ以上一言もいわずバイクに跨り

エンジンをかけた

 

 

 

「 隼人っ!! 無事で!!・・・・  」

 

 

ヨシノが必死で叫んだ その声を聞いた彼は

ニヤッ!と笑って言った

 

 

 

「 ・・・・忘れたんか?

    俺はあきれるほど強いんやで!  」

 

 

 

 

目をウルウルさせてるヨシノに軽くウインクすると

真っ黒のでかいバイクは爆音を上げ

ふたたびテイルランプの光の中を走りぬけて行った

 

 

 

くっ・・・・・ くせぇ!!  Σ(´ω`*)

 

 

 

 

しばらく そのテイルランプの光を見送った後

くるっと振り向いて 坂上ヨシノがウチに言った

 

 

「 乗れっ!! 」 

 

 

・・・だから 恐いって・・・・

さっきまでかわいかったのになんで そう

コロコロかわれるんやろう・・・・

 

 

「  お嬢様~~!!

よくご無事で~~~!!  」

 

オイオイ泣く鈴木をよそにウチは坂上ヨシノを見つめていた

ちゃんと ヨシノはウチをもとの場所に送り届けてくれた

 

「 聞いたやろ

こうなったら あたしでもikeちゃんの居場所はわからんわっ! 」

 

 

「 ・・・じゃぁ・・・・

ikeちゃんと一緒におる人って・・・・  」

 

 

 

「 自分がikeちゃんを追い回すのは勝手やけど

自分に連絡せぇへんということは

ikeちゃん自身が望んでそうしてることやと思うけど? 」

 

 

 

二人はしばらくみつめあった・・・・

坂上ヨシノの目はハッキリとウチに語ってた

「 かかわるな 」 と・・・・・

 

 

「 あたしは自分みたいにヒマちゃうねん!

 ほな!さいなら! 」

 

 

激しいバイク音と共に坂上ヨシノも

去っていった・・・・・

ああ・・・・またお礼を言い忘れた・・・・

 

車の中でたっぷり鈴木の小言を聞きながらウチは家に帰った

あらかじめ セキュリティを切っていたので

らくらく家に入れ 自分の部屋に戻った

もちろんパパやママにもバレてない 楽勝や!

もう少しセキュリティを強化したほうが良さそうや

ウチはバルコニーに出て1号線を眺めた

まだ 激しく暴走は続いておりパトカーも出てきていた

 

 

「 あ~あ・・・・

 まるで イタチごっこやな・・・・  」

 

 

 

 

 

さっきまで あの光の中に自分がいたなんて信じられなかった

たしかなことは・・・・・

あの光の中にはikeちゃんはいなかったってこと・・・・

 

 

 

 

 

 

 

その日ウチはなかなか寝付けなかった

 

 

 

 

 

なぜなら

 

 

 

 

 

朝方まで続いた バイクの空吹かし音をずっと聞いていたから・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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