スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑

二十の再会☆No6

 ランキングに参加しています! 応援ポチッ プリーズ!! 

      にほんブログ村 恋愛ブログへ      にほんブログ村 小説ブログへ

 キラキラライン2

 

 No  6  ( 月夜に・・・・・  )

 

 

 

 

 

 

 

「  ikeちゃん大変!  竹田先輩パクられるかもしれんねんて! 」 

 

 


灰色の作業服を着たヨッちゃんが 血相を変えて朝のロッカールームで

同じく作業服に着替えているikeママンに言いました 

 

 

 

「 え? なんで? 」

 

 

 

「 なんでも 先輩のチームの下の子達が 薬に手出して

芋づる式に名前あげられてるらしいねん! 」 

 

 

 

「 でも・・・・先輩は薬に手出す人じゃ・・・・ないと思う・・・・ 」 

 

 

 

「 うん! それはあたしもそう思う! でも やっぱり下の子がしてること

"ハイ知りませんでした‘'  じゃ 通る世界じゃないやろし・・・・

それに色々してきてる人やろ? 先輩って 」 

 

 

 

ikeママンはドラックやシンナーなどを先輩自身が 

手を出しているのは見たことがありませんでした  しかし

たいがいそういう物に手を出している子は 不良仲間でも

人間として  クズ  扱いをされるものですが 

竹田先輩は そういう子達の扱いがとても上手くて

みんな 自分だけはこの人に可愛がられている と思い込み

先輩の頼みごとなら何でも聞いていました

 

 

ですが先輩自身は むしろその手の物を嫌っているとさえ

ikeママンは感じてしました 

 

 

 

「人間は弱いもんなんや・・・・・どろどろになって初めて気付くこともあるさ・・・・ 」

 

 

ikeママンは先輩が言ってた言葉を思い出しました

 

 

「竹田先輩・・・・どうなっちゃうんだろね・・・・  」    

 

 

「・・・・うん ・・・・ 」  

 

 

 

「あんたら 作業時間はとっくにすぎてるんよ! 」

 

 

パートの頭と言われるオバちゃんの声がヨッちゃんとikeママンに飛んできました 

 

 

「はぁ~~い 」 

 

 

 

と二人は目をあわせ 両肩をあげて持ち場に着きました 

 

 

 

「 ケッ クソババァ・・・ 」 

 

 

ヨッちゃんの吐き捨てる言葉がとなりのラインから聞こえてきて

少し 笑ってしまいました

 

ほんの少し前までは よくikeママン達の仕事が終わるのを見計らって

先輩が向かえに来てくれていたものでした

そしてそのまま遊びやご飯を食べに連れて行ってくれたりしていましたが

ここ2~3週間先輩の姿は本当に見当たりませんでした 

 

 

 「 悪いけどアイツの居場所はおしえられへんのや・・・ 」 

 

 

 

 

隼人さんがikeママン達に言いました

ikeママン達は竹田先輩の居場所を知りたくて例の溜まり場に来ていますが

隼人さんが居るだけで 以前のように沢山の不良仲間はいませんでした・・・ 

先輩のポケベルを鳴らしても (当時は携帯はありませんでした)

連絡はありませんでした 

 

 

夜遊びもしないで 一人で家にいる夜はとても静かで・・・・

ikeママンは先輩の事を考えて眠れぬ夜をもてあましていました  

 

 

その時 

 

 

外で控えめに・・・  一度だけ車のクラクションが小さく鳴りました!

ikeママンはその音を聞き逃しませんでした !!

改造されて マフラーから抜けたような独特のその音は

それはikeママンが聞き慣れた   今もっとも 聞きたい音でした 

 

家から飛び出して数歩走ると 

暗闇の道に白いセルシオが浮かび上がって見えました 

ikeママンが駆け寄ると 竹田先輩がひょっこり顔を出しました 

 

 

 

「よぉ! ミケ! 花火しようや!! 」  

 

 

 

 

ikeママンはこの人の純粋な子供のような所は好きでしたが

なぜか 先輩の顔を見るなりハラが立ちました

つっこむ所はいっぱいありました

 

 

  どこにいたの? 女の所? すこし痩せた? これからどうなるの?

 それにこの時期に何で花火?   

 

 

 

でも ikeママンは何も言えませんでした 

先輩は山の上の遊園地に連れて行ってくれました 

もっともこんな時間には営業などしていませんから

誰もいない駐車場で花火をしました 

山の頂上だけに恐ろしく寒いけど ここから見る夜景は絶景でした

 

 

 

 

「 さみ~~  」 ((((´=д=`))))) ブルブル・・・

 

 

 

先輩は皮ジャンの前をはだけ

皮ジャンごとベンチに座っているikeママンを抱きしめました

細身だけどがっしりしたその腕にスッポリ包まれ

カルバンクラインのコロンの匂いを嗅いだとき なぜかikeママンは安心しました

 

 

 

 「俺に会いたかった? 」 

 

 

 

先輩がikeママンを抱きしめて聞きました

ikeママンは先輩にどのような口をきいたらいいかわかりませんでした

なぜならこの人に会ってからずっと泣きそうになっていたからです

答えるかわりにikeママンは先輩にスリ寄りました  猫のように甘えて・・

目の前には先輩のはだけたシャツから鎖骨が見え  それも先輩の特有の

秘めたる男らしさを感じました

先輩はikeママンの しおらしい態度に始めは驚いていましたが

すぐikeママンをかわいがってくれました 

 

 

「 よしよし・・・   寂しい思いさせて悪かったな    ん?  」 

 

 

 

優しい声にゾクッとしました 髪を撫でる先輩の手は温かくて

本当にこの人に飼われてる 猫のような気分になりました

 

ikeママンはこの2週間この人がいない虚しさを痛いほど感じていました

道を歩いていても 白い車を見かけるたび先輩ではないかとドキドキしていました 

本当にこの数週間   先輩に会いたくてたまらなかったのです

もうすでに  ikeママンはこの気持ちに気付いていました

この 正体不明の感情に・・・・・

 

 

 

二人は長いこと見つめあっていました  

 

後日談ですが何年か前にドラマ (白い巨塔 ) の唐沢寿明を見て

ikeママンは先輩に似ているなと思いました 

じっと見つめているとパッチリ二重の先輩の瞳は覚えているよりずっと茶色くて

口はずっとぷっくりしてて・・・  頬はかすかに赤く染まっていました

それがこの山の頂上の寒さなのか それともまったく別の

何かのせいなのかは分かりませんでした 

 

 

「・・・・・  何か今日はヤケにかわいいな   ニャンコ   KISSしていい? 」  

 

 

 

耳元で優しく囁かれた その言葉はとてもセクシーでした 

先輩は片方の手の曲げた人さし指の関節で ikeママンのあごを撫でました 

その甘い動きをもっと感じたくて

 

 

ikeママンはそっと目を閉じました・・・・

 

 

 

 

  いつもは人目も気にせず遠慮なく触ってくるくせに・・・

  こんな時だけ確認とるなんて   ・・・ズルイ・・・・

 

 

 

 

 

 

先輩はあきらかにikeママンからその許しが出たことを

すぐには理解できなかったようでした   なぜなら

暫くまだその答えを待つかのように ikeママンの顔を見下ろしていましたから 

それからやっと意味がわかったらしく ハンサムな顔がゆるみました

 

 

 

先輩の頭が垂れて ikeママンに近づく気配が感じられました

 

 

 

 

凍りそうな満月の明かりに照らされて 

ikeママンは先輩に心の中でささやきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ":. ゚. ゚゚ .. ゚. ゚. ゚。
       KISSして  ・・・・・ 
                          .. ゚. ゚゚ .. ゚. ゚. ゚。 。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キャーー☆現在のランキング☆ マジヤバ~イ☆☆

皆さん本当にありがと~~☆ 

      にほんブログ村 恋愛ブログへ      にほんブログ村 小説ブログへ

 キラキラライン2

  ☆続きNo7を読む

 

 

 

 

 

スポンサーサイト

テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

08 : 00 : 33 | 二十の再会☆No6 | トラックバック(0) | コメント(23) | page top↑
| ホーム |

バックナンバー

最近の記事

RSSリンク

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ランキング

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。