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二十の再会☆No5

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 キラキラライン2

 

 No  5  ( もうひとりの彼  )

 

 

 

 

 

「なぁ~ミケ!ヤラして 238 」 

 

 

 

「イヤです! (即答)」 

 

 

「 なんだお~~~☆おめ~~

ネコのくせに生意気なんやぁ~!!

おらっ!ニゃ~~言うてみ!!言うてみ! 」

ドカドカドカドカドカっ☆

 

 

国道沿いの  お好み焼き屋とゲームセンターがひっついたような店は

地元のヤンキーの溜まり場になっていました 

今はもう死後かもしれませんが まだ暴走族やチーマーが徘徊していた頃 

ikeママンは竹田先輩の率いるチームと仲良くなっていました 

そして今 横でikeママンが座っている椅子を ドカドカ蹴っている

 

この人 竹田先輩は

 

 

あの夜コンビニでikeママンが泣いてから

妙に ikeママン達をかまうようになっていました

ヨッちゃんのヤンキー友達にする大げさな話しは

ikeママンが竹田先輩に気に入られて  自分達には

でっかいバックがついている自慢話しに変わっていました 

時にはikeママンが竹田先輩の女になっている話しもありました

 

 

 

 

「 ミケ!ミケ!¥100貸せ!」 

 

 

 

 

竹田先輩はテーブルゲームにヨッちゃん達と夢中になっていました

 

 

 

 

  最初は怖いだけやったのに・・・・・

  なんかこの人あたしの中で微妙になってきたな・・・・

 

 

 

 

 

そう思って 見ていたら竹田先輩と目が合いました

 

 

「 よしっ!わかった ヤロう!238 

 

 

「 だからっ!ヤリません!! 」 

 

 

「 なんでやね~ん お前今俺のこと熱い目でみてたやんけ~」

 

 

 

「 ひっつかないで下さい!!ベタベタされるのイヤなんです!!」

 

 

 

 

二人のやり取りを見てて 他の不良仲間がみんな笑っています 

ここは みんな竹田先輩を慕っていろんな不良がいました 

 

親に反発して家に帰っていない子や 学校に行っていない子

そんな子でも みんなikeママンには優しくしてくれました 

 

 

「悪いといわれる子も一人一人は実は良い子やったりするねん・・・」

 

 

ikeママンは以前ヨッちゃんが言っていたことを思い出していました 

 

 

その時お好み焼き屋のドアが弾くように開きました 

 

 

 

 

「竹田!!四条のヤツら捕らえたぞっっ!!」 

 

 

 

 

叫びながら先輩のチームの幹部  「隼人」  さんが入ってきました

 隼人さんは鉄パイプを持っていました

途端に 竹田先輩の 目つき が変わります 

ikeママンに 緊張 が走ります 

そうそれは多分ヨッちゃんや他の子たちも同じでした 

 

 

「 お前は車のっとけ!鍵かけて絶対出るな! 」

 

 

 

竹田先輩にセルシオのキーを渡され怖い顔でにらまれました 

こうなればikeママンは黙って言うことを聞くしかありません 

よっちゃんと車に乗り込み 後ろの窓から店の中をのぞくと

 

 

竹田先輩達が

 

捕らえられた他のチームの子をボコボコにしていました

 

 

 

 

 「怖いね・・・・  」 

 

 

 

 

 「・・・うん ・・・・ 」 

 

 

 

 

 

よっちゃんとikeママンは車の中で手をつないで震えて見ていました

 

 

先輩達は念入りに 他のチームの子の料理にかかっていました 

先輩は 滅多やたらにぶん殴るのではなく タイミングを計り、

ゆっくりとしたモーションから全体重をかけてパンチを繰り出していました 

一撃ごとに肉がはじけるような音が ここまで聞こえました  

 

 

血だるまで 誰の顔だか見分けがつかないほどになった

他チームの子たちを 先輩達は歩道に転がすと

ikeママン達のいる車に乗ってきました 

 

「ヤツら 薬のバイヤーバックについてるから じきに出てくるぞ!! 」 

 

 

 

幹部の隼人さんが後部座席から竹田先輩に恐ろしい声で言いました 

 

 

 

「 ああ・・・・・わかってる・・・ 」 

 

 

 

 

竹田先輩は運転しながら夜叉のような顔で後ろの隼人さんに答えました 

 

助手席から竹田先輩をみると 

ハンドルを握るこぶしにはたっぷり血の痕がついていました

 ikeママンがハンカチをさしだすと フッと先輩の表情が緩みました

 

 

 

「 しばらくお前らはここ来るなよ! 家でおとなしくしてろ 」 

 

 

「え~~~?そんなのおもしろくないです~~~」

 

 

 

よっちゃんが後部座席から覗き込んで言いました

 

 

「 ほとぼりさめたら向かえにいっちゃるから!な?  」

 

 

 

後ろの席で隼人さんがヨッちゃんをなだめていました 

以前から なんとなく気づいていましたが 

他にも女の子は悪い子やかわいい子は沢山いたのに

そして ほとんどの子が頭の先輩の彼女になりたがっているのに

なぜか竹田先輩はikeママンをそばに置きたがりました

 

 

先輩は ikeママンが悪くなるのを楽しんでいるようで

それでいて本当に悪くなるのを防いでいるように思われました 

そして最近はikeママンを守ってくれているとさえ感じていました

 

先輩はあれから・・・・

 

 

そうikeママンがコンビニで泣いてから 

彼の名前は一言も口に出しませんでした 

 

 

 高校を辞めてから3ヶ月・・・・

季節も2月になるとカラッとした天気の真昼でも

吐く息は真っ白になります

車の助手席に乗って大きく深呼吸をしたら 

先輩のカルバンクラインの香水のにおいが

ikeママンの肺いっぱいに入ってきました 

 

 

 

ikeママンは彼のことを思い出していました 

 コロンの大人なにおいじゃなく

太陽のにおいがしていた 彼は・・・・

 

 

 

 

 

N君は・・・・・

 

 

 

 

 

ikeママンが竹田先輩と仲良くなってると知ったらどう思うでしょう?

 

 

 

 

 

 

車のサンルーフから見上げた空は・・・

 

 

 

 

 

 

 

悲しくなるほど真っ青でした・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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