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二十の再会☆ No1

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 キラキラライン2

 

 

 

時は1990年代の初め・・・・

もうすぐ夏を迎えようとしている蒸し暑い週末の夕方

大阪は御堂筋の両側には

一世紀前に植えられた銀杏の木々がズラリと並び

木漏れ日が 行きかう人々の肩にあたっていました 

車道側には ボロボロのジープや

そのすぐ後ろに列を作ってBMWが停まっていたり

いろんな車が路駐してあって おもしろいのもこの道路の特徴でした

もうすぐ夜のネオンがいっせいに灯りだすこの時間

御堂筋は渋滞の車がクラクションを鳴らし

道路に出ているブティックやカフェのテーブルも満員になります

 

 

そんな道頓堀の中心には若者に親しまれている{橋}がありました 

通称(ひっかけばし) 

 

今日もこの橋には人があふれ 

サラリーマンが宗右衛門町に今から繰り出そうとしていたり

我が家に直行するために歩幅をせばめて急いでいる人がいたり 

歩道ではミュージャンが音楽を演奏し 

アイスクリームやポップコーンを食べながらコギャルが道端に座り込み

また それをナンパするメンズやキャッチセールス・・・・

これほど雑多な魅力をそなえた橋は日本でも

ここだけだろうと当時はなんとなく思っていました  

ひっかけばしから川をのぞくと 

グリコのハデなネオンに陳列してテナントビルが所狭しと建てられています

 

( ひっかけばし )のすぐ近くの川ぞいの テナントビルの8Fは

下から見上げるとおおきな窓から

バドワイザーのブラックライトとハーレーダビットソンが見えるバーでした 

このお店の名前は  「Zip」

あたりも もう うす暗くなってきたのでバドワイザーの電気をつけて

窓の下のひっかけばしを見下ろしている女の子がいました 

 

 

 

 

 ikeママン  二十歳   

 

 

もうすぐこの店で働きだして1年を向かえようとしていた頃でした

 

 えびす橋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     第二章

 

 

    二十の再会

       No 1  ミナミの女王?

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ~~楽しい☆ ね! ikeちゃん trfもう一回 歌って!」 

 

女子大生になってケバくなったM子が言いました  

 

「ちょっと!まってよ!次 俺がいれたB‘z やで!

そうやんなぁ~ ikeちゃん☆」

 

M子がつれて来たコンパで知り合ったらしい彼 「 たけし 」が言いました

 

「たけし君はM子のアッシーやねん!

(ハイ☆意味のわからない人は誰かに聞きましょう)

この間なんか神戸の三宮までM子送らしてんで~☆」

 

 

前髪 真横半分をたらし そして残りを定規でキッチリ計ったかのように

カールして立たせてある これまた女子大生になってケバくなった

K子が言いました

 

「ヘェ~~?そうなん? ヤルや~んM子! 

なぁ あたし0時であがりやけどその後遊ぶ?

せっかくお客で来てくれたんやし!」

 

「さんせーーー☆あそぼ!あそぼ! 

でもあたし ここ気に入っちゃった☆

今度からミナミで遊ぶときはここにするわ!

ぜんぜん今まで仕事場ikeちゃ呼んでくれへんかったんもん 

こんなにイケてる所やとは思わへんかったわ~☆

なんか ピアノにすごいバイクまでかざってるし 

めっちゃ おしゃれやね☆ 」 

 

 

たけしのB‘z の熱唱を全然聞いてないM子が言いました 

 

「気に入ってくれてありがとう☆

ここはもの好きのマスターがバーとカラオケとラウンジをごっちゃにした所やねん

時々クラブにもなるから イベントの時とかには呼ぶわな~」 

 

 

 

「おおっと~~!ikeちゃ~ん!聞こえてるんですけど?

もの好きって?俺のこと~?」

 

ikeママン達の BOX席のすぐ近くのカウンター席に座った 

三人の女性客を相手に冗談を飛ばしていた

オーナー兼マスターがおもしろそうにこっちの話しに入ってきました

マスターはかなりのイケメンでしたが

なんだかうさんくさかったので 

最初は思いっきり警戒していたikeママンも

この一年で思ったよりキチンとしてるマスターをすっかり信用していました

マスター目当ての女性客がikeママンをギロリとにらみます 

 

「あら!やだ マスター褒めてるんですよ~~☆」

 

ペロッと舌を出してる ikeママンとアイコンタクトを取って

マスターが自分の金の ロレックスデイトナ をひとさし指でトントンと叩き

「時間だよ」

と教えてくれました 

 

「私 あがるけど どうする?おあいそする? 」

コソッとikeママンはみんなに言いました

 

 

「あっ!じゃあ うちらは下で待ってるわ おあいそして~☆」

 

「ありがとう☆」

 

ikeママンがあがる頃にはカラオケタイムは終わり

店には軽快なジャズが流れていました 

厨房の人に挨拶をして

 

「おつかれさまで~す☆」

 

と入り口の近くのスタンダードピアノを

ポロロン♪と流れるように弾いて あがるのがikeママンの日課でした 

8Fから乗り込んだエレベーターが1Fを射し

扉が開くと初夏の なまぬるい風とともにM子の声が飛んできました 

 

「ヘーーイ☆お疲れ~☆」 

 

「ヘーーイ☆」

 

ikeママンは待っていてくれた友達に順番にハイタッチ☆をし

土曜の終電もなくなったというのに圧倒的に多い

ひっかけばしの人の波にのまれない様に大声で叫びながら歩きだしました 

 

「みんなーお待たせ☆さぁどこいく~? 

この先にめっちゃでかいゲーセンできたで~

それともクラブで踊りあかす?」 

 

 

 

「あのさぁー! 今から築港で04レースがあんねん!

俺の連れいっぱい来るからいかへん?」

 

ikeママンの声に負けないくらいたけしが叫びました

 

 

K子が聞きました

 

「 たけし君って走り屋なん? イニシャルD? (笑) 」 

 

 

 

「いや~俺は走り屋ってほどじゃないよ!

ただ車が好きなだけで~

でも 俺の連れとかはめちゃすごいヤツいっぱいおんで!

そんで今日はちょっとしたイベントチックですごい車とかめっちゃくんで~☆」 

 

 

「そこ行こ~~~☆決定~~☆」

 

 

 

3人が一斉に叫びました!

御堂筋に路駐してある たけしのパールホワイトのシルビアに乗り込んで

一向は04レースの開催されている築港に向かいました 

車内にはB‘zのノリノリのアルバムが流れていました

 

 

 

「いや~~~☆しかし 

中学からずっと仲良しってめずらしいね~」

 

たけしが右ウインカーを鳴らし右折しながらいいました 

 

 

「うん うちらずっと一緒やってん!!

高2でikeちゃんが学校辞めてからは暫くはK子と二人やったけど・・・」 

 

M子が助手席から後ろに乗り出して言いました 

 

 

 

「 えっ? ikeちゃんって高校中退なん?」

 

 

たけしがびっくりしてルームミラーごしにikeママンを見ました 

 

 

「 で・・・・でもっ 

こうしてまた一緒に遊べるようになったからよかったやん!

ね!ikeちゃん 」

 

 

K子がikeママンに気を使って言いました

悪気はないにしても 

ときどきM子はikeママンの神経を逆なでする所がありました 

ムリもありません彼女の無神経なぐらいの無邪気さは

彼女の家庭環境がものをいっていました 

 

 

「 この車禁煙?・・・タバコ・・・吸っていい? 」 

 

 

ikeママンはフロントガラスを下げて聞きました 

 

 

 

「ああ~~☆いいよ~~どうぞどうぞ♪ そこ灰皿 」 

 

 

K子が気を利かしてくれたおかげで3人はもう違う話題で盛り上がっていました 

 

メンソールのタバコに火をつけて ルーフ越しに流れる景色を見ながら 

 

ikeママンは17歳で学校を辞めた時のことを

 

 

ボンヤリ思い出していました・・・

 

 

 

 

 

 

 

そう・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

彼のことも・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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