〜節約主婦☆ikeママンのちょっとお得な話し〜から 引き続き本格的なブログ小説をはじめました☆ 皆さんに楽しんでいただければ幸いです☆
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No 16 ( 15の朝 )
「なに やっとるんや!! はよ 帰って来い!! 」 ガチャンッ!!
おとうさんが電話をとったのは もう午前4時を超えていました
ああ・・・やっと帰れる・・・・
ikeママンは質素な事務机の上の電話を切り
紺色の2tトラックに駆け寄りバカンっとドアを開けました
すると トラックのシートに横になって 無防備に寝てる男の子がいました
ikeママンは暫く男の子の寝顔をみていました ホッペをつつくと
「う〜〜〜ん・・・」
と寝返りをうち ポリポリつついたホッペを掻いていました
「N君・・・・ ねぇ N君 起きて 」
ikeママンは本当に起こすのは偲びない気持ちでいっぱいでした
でも こんな所より帰ってちゃんとお布団で寝たほうが絶対良いと
思っていたので N君の体を軽く揺さぶって起こしました
「ん〜〜〜〜〜? 本物・・・・? 」
半分目をこすりながら ikeママンをボーッと見てN君が言いました
夢だとおもってる・・・・? かわいい〜 
突然N君がガバッと起き上がりました!
「 わぁ!! びっくりした! 」
「 俺 寝てた? どれくらい? 」
ぴょんっと 2tトラックからN君はとても寝起きとは言えないぐらい
軽いフットワークで飛び降りました
「う〜〜んと・・・3時間くらい? 」
「そんなに???!!お前 なにしててん?? 」
「 大丈夫!私もちょっと寝たから!
それに 今 お父さんやっと電話つながったわ! 」
寝たのはウソでした!ずっとN君の寝顔をみていました
それはもう10年分ほど忘れられないぐらい
記憶にかわいいN君の寝顔を刻みました
「・・・・そ・・・・そうか・・・・ じゃぁ・・・・帰るかっ!!」
「 うん! 」
倉庫の電気を消してN君がシャッターを閉めるとき
なぜかikeママンは少し寂しさを感じました
雨は止んでいました 東の空がうっすらと白くなっていて
N君の自転車の後ろに乗って昨日からの出来事を思い出していました
一生の思い出になる経験でした
まるで宝石のような思い出でした
きっとikeママンはこの経験を大切にするだろうと思っていました
そう 誰にも言わずに・・・・・
N君と別れて 家に帰ると玄関は開いていました
お父さんにキレられる前に逆ギレしてやろうと
ikeママンはちゃんと作戦を練っていたので
「なんで 電話でてくれへんかったのよ!
一晩中かけててんで!M子が泊めてくれへんかったら
あたし野宿する所やったんよ!!
もう お父さんお酒やめて!!」
ピシャン☆とふすまを閉めて
自分のついた大ウソにちょっぴり罪悪感がありましたが
それよりもN君のことで頭がいっぱいでした
学校に行く時間まで一眠りしようと思っても全然寝れません!
目をつぶればikeママンの中はN君であふれていました
家にいる間 さまざまな考えがピンポンゲームのように飛びまくってたので
少し早いけどikeママンは学校へ行くことにしました
寝不足で少し体はダルイけど頭は冴えていました
登校中にM子と会って 夕べ見たフミヤと過ごした一夜のアバンチュールの夢を
一生懸命聞かせてくれました
これまではそれをただうるさく思っていたのですが
今日は自分が満たされているので 余裕をもって聞けました
家庭科室に寄っていくM子と階段の踊り場で別れ
教室に行くとゲタバコの前にN君がいました
来たばっかりのその様子はikeママンと同じでずいぶん早い登校でした
「 お・・・・・おはよう・・・ 」
これがikeママンが口にした精いっぱいの一言でした
なぜでしょう つい数時間前まで一緒にいたのに
N君に声をかける時はいつも新鮮で緊張します
N君の反応はありませんでした
もう一度自分の存在をハッキリ示すためにikeママンはのぞきこみました
「 おはようっ!! Nく・・・・ !! 」
ikeママンは口がきけるようになるまでたっぷり10秒かかりました
そして言葉がみつかるまで さらに10秒
「 どっ!!・・・どうしたん? その顔!!」
なんと N君の右の目の下に真っ青な殴られたあとがありました
青紫に膨れあがったその頬は見ただけでも痛そうでした
「・・・・・殴られた・・・・兄キに 朝帰りなんて10年早いんじゃ! て 」
開いた口がふさがりませんでした
そしてN君が殴られた理由が自分のせいだとハッキリわかりました
「 あっ あたしっ!
N君のお兄さんに説明しにいくわ!!
N君はただっ!一晩一緒にいてくれただけっ・・・・
ムグッ・・・・
」
「 シーーッッ!! アホッ!
誰かに聞かれたらどうすんねん!!」
ikeママンはN君に口をふさがれました
ドキンとしましたがすぐ冷静になって言いました
「ご・・・・ごめん・・・でも・・」
「よけいなことせんでええねん! それにお前がでてったら
よけいややこしくなるやろ! せっかく俺が考えた完ペキな言い訳したのに・・・・ 」
「 完ペキないい訳? 何て言ったの? 」
N君はこれ以上ないっと言ったぐらいに得意気に言いました
「自分探しの旅に出てた! ハラが減ったから帰ってきた! 」
「 ・・・・・・・・ 本当に・・・・・それ言ったの?・・・・」
「 ああ!!完ペキやろっっ! 」
「プッ アハハハハハ〜ッッ!!
」
「 笑うなっ!! 」
N君はみるからに憤慨していたけど
ikeママンはこらえきれずに大笑いしてしまい
とても温かい気持ちに包まれていました
天高く馬肥ゆる秋とはよく言ったもので もうすぐ衣替えの時期
けだるい午前の授業が終わった昼休み
K子がM子の席の前に向きを変えて座ったときに
おもしろいものを見つけた目で言いました
「 なぁ・・・・・・あれ 見てみ 」
両手を手ぐしでかきわけ髪をフワッとさせるのに夢中のM子が
「 んあ〜〜〜??」
と振り向きました
「まぁ〜〜〜〜仲の良いこって!!」
K子とM子は イヒヒヒ
と笑いました!!
教室の一番後ろの席 二つ
ikeママンとN君はお互いの机にうつぶせになって爆睡かましてました
二人は眠り続けました
次の授業で 先生にタタキ起こされるまで
幸せそうな寝顔で・・・・
窓から差し込む日差しが いつまでも二人を照らしていました
それは とても 温かく・・・・・・・
いつまでも・・・・・・
いつまでも・・・・・
ikeママンの初恋シリーズ☆
「 完 」
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ちょっと
見て ☆
Author:ikeママン2
☆あらすじ☆
管理人ikeママンが
中学の時に大好き
だったN君・・・
中学初恋編はN君
との楽しい思い出が
いっぱい
そして
二十の再会編では
なんと 初恋の君は
走り屋になってた?
どうなる?二人の恋の
行方は?



