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ikeママンの純情な感情編No35


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第3章 純情な感情編


No35   (  痛みと共に受けた代償  )












ikeママンがよっちゃん家に世話になってから

はや2週間が経ちました




さすがに ライアンに殴られて腫れあがった

この顔を実家の父には見せられないので

腫れが収まってから実家には帰ることにしました

父には暫くよっちゃん家に

やっかいになることだけを言って

そして 誰から電話が来ても取り次がないようにと

頼みました・・・・・









ikeママンは転んで机に顔面をぶつけたことにして

整形外科を受診し 

顔のレントゲンを撮ったり

視力の検査や鼻の手当てを受けました




「 ・・・・・本当にぶつけたの?   」





整形外科医の不信な質問にもうまくバックレて

日にちが経つにつれ 赤紫色をした 

鼻と目の間のケガも次第に治っていきましたが

まだ外出する時は 

大きなサングラスとマスクが欠かせませんでした



トラックの運転手をしている隼人さんは

夜仕事で家をあけることが多く

二人とも ikeママンがよっちゃん家に

世話になることに歓迎してくれました

何年かぶりにikeママンは夜寝て 昼間行動する生活に戻りました 

世話になるからにはすべてを話さなければならないと思い

ikeママンは よっちゃんには今までの 

ことの成り行きを話しました


よっちゃんは激怒し 

2週間たった今でも マスターとライアンの事に

ついては悪態をつきまくっていました






「 ぜったいうまくいかへんって!

  マスターとあけみって子やったっけ? 

  あの手のタイプの女は人のものがええねん!

  そんで いざマスターが自分のものになったら

  ぜったい冷めるに決まってるで!


  そうなって

  マスターがikeちゃんと寄り戻したいって言うてきても

  絶対許したらアカンで!! 

  そうや!   ぜったいや        」







よっちゃんの空想は日に日にエスカーレートしていきました

今や専業主婦になったよっちゃんには

ikeママンのこの出来事は

ちょっとしたワイドショー並のスキャンダルで

彼女にとって非日常的な出来事だったんでしょう

2歳の愛乃ちゃんとikeママンが遊んでいる間も

よっちゃんの悪口はとまりませんでした



今はその悪口はライアンに矛先が向かれ 

ikeママンはよっちゃんがライアンのことを

金髪アホ外人だの 

ドラッグ漬けで脳みそが鼻水になって

溶けて流れて国に帰っても税関でひっかかるなど

さんざん吼えているのを

ぼーっと聞いていました・・・・・・・










あの時・・・・・・・

ライアンがナイフを振りかざした時





ikeママンは一瞬恐怖の中でライアンの

孤独を共感したのかもしれません

ライアンの青い瞳から涙がほとばしり

その瞳に吸い込まれて

彼の中の絶望を一瞬垣間見ました




一人故郷を離れてきたこの国で・・・・・・・・




友人もそんなにいなく不安と孤独の生活の中で生きてきて

なんとなくその心境がikeママンにはわかりました

あの 青い瞳の奥からにじみ出てきて映ったものは・・・・・・


それは 自分の中にもあるもの・・・・・・






孤独


不安


恐怖


不信






自虐的精神を突き詰めれば

人や自分を傷つけるまでその凶暴という獣は暴れ出します


ikeママンはこれ以上ライアンを

悲しい気持ちにさせたくありませんでした


そして 

さんざんikeママンを罵倒し悪態をついている

ライアンのナイフを持つ手は震え

このまま刺されてもいいとさえ

一瞬思ってしまったのでした




  あんなにひどい事をされて憎んで当然なのに・・・・・・








  思い出すのは・・・・・・・・








  花束いっぱいの中から誇らしげに笑うライアン


  クリスチャンで聖書を朗読してくれたライアン・・・・


  映画 (ゴースト)のテーマ曲をikeママンの手を握って

  歌ってくれたライアン・・・・・・・・

















「 なぁ・・・・・・・

  ikeちゃん・・・・・・

  顔の傷がなおったら  これからどうするの?   」










不意によっちゃんにまともな事を聞かれ

一気に現実に引き戻された気分でした

ikeママンはしばらく膝を抱え

よっちゃん家に来てからずっと考えていた事を言いました

















「 ん・・・・・・・・

 あたし・・・・・・・

 もう 水商売やめよっかな・・・・・・・・         」

























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テーマ:R18要素あり恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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