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ikeママンの初恋☆No 10

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 キラキラライン2

 

 No  10  (   離したくない   )   

 

 

 

 

夜のとばりも下りて・・・・

すっかり暗くなった辺りは港の明かりに照らされています

 

 

ikeママンとN君は港のライトに照らされた水面をじっとみていました

 

 

・・・・N君はこの港に うち寄せられるサザ波のよう・・・・

 

 

 

 

ikeママンはそう思っていました

 

満ち潮のようにすっごく近づけてお互いの心が分かり合えたと思ったら

 

また急に引き潮のように N君は遠くなる

 

 

・・・・そう・・・・・

 

 

N君には何故かikeママンが全力で好きな気持ちを

ぶつけられない何かがありました

 

ずっと知りたかったその理由が      今日わかるような気がしました

 

ikeママンは海を見つめながら丁寧にN君の話しを聞きました

 

 

「俺は・・・・・高校に入ったら部活はしない・・・・

そんですぐ原付の免許とって店手伝うねん・・・・」

 

 

 

ああ・・・・・やっぱりそうか・・・・

 

 

 

N君を好きになって半年

 

今やっとN君の心の深いところに触れたような気がしました

 

ikeママンはN君の横顔をジッと見つめています

 

 

「俺ん家の事情・・・・・    お前のことやから良く知ってるやろ?」

 

 

ikeママンは静かにうなずきました・・・・

 

この言葉の意味は痛いほどわかりました  

 

 

 

 

 

実はN君は中学1年生の時にお父さんを交通事故で亡くしてします

 

 

 

 

N君のおうちの  家業の酒屋さんの店主   N君のお父さんは

お店の配達の途中で大型トラックと接触しました・・・・・

 

 

配達バイクに乗ったN君のお父さんは

 

 

 

 即死でした  

 

 

 

中学1年の時にN君と同じクラスだった  K子からその時の様子は聞いていました   

 

 

 

あれは秋のよく晴れた日・・・・

 

 

 

 

 

突然  授業中に教頭先生がクラスにやってきてN君を連れて行ったそうです

 

その3日後    

 

学級委員長をしていたK子は

N君のお父さんの葬儀に先生と出席しました 

N君は 葬儀の間中 

周りの目を気にせずにずっと泣いていたそうです

あんまり泣くのでお兄さんに連れられて式の途中で退席し 

そのあとN君が学校にきたのは        

 

約2週間後でした

 

今はN君のおうちの酒屋さんはお母さんとおじいちゃんで経営しています

ikeママンも4歳の時に母親を亡くしています・・・

でもN君の場合は10何年もお父さんとの思い出があるでしょう  

 

そう・・・・       N君もきっと 

   

何も知らず  何もわからずに親の庇護の下

むじゃきに自分のことだけ考えて笑っていられた  少年時代に別れを告げ

N君のお父さんが亡くなった日から 

皆より  少し早く大人に・・・・

家族を支える男になったんだと思います

 

 

「俺・・・・・・  なんていうか

連れとかはホンマに女の事とか・・遊びの事とか言うてるけど・・・・・

今は俺の中で女の事は考えられへんかって・・・・・」

 

 

 

 

ikeママンはN君をみつめうなづきました

 

 

 

 

「もし・・・・・・つきあっても・・・・・休みの日とか・・・遊んでやられへんし  

そんなにかまってやられへんと思う・・・・」

 

 

 

ikeママンは再びうなずきました

 

 

 

 

「今は・・・・その・・・・・ホンマ家のことで頭いっぱいで

兄キは大学行かしてやりたいし 

そしたら俺がオカンとじいちゃん支えてやらなアカンし・・・・

ホンマは高校も行く気なかってんけど・・・・」

 

 

 

ikeママンはN君の苦しそうな顔に涙が滲んできました

 

 

 

「俺っっ!!お前のことっキライって訳じゃないねん!!」

 

 

 

N君の声に力が入りました

ikeママンはブンブン頭を横にふりました

 

 

 

「・・・・・・お前・・・・・いつも声でかくてうるさくて・・・」

 

 

 

・・・・359

 

 

 

「最初はうるさい女やなって思ってたけど 連れからお前も片親やって聞いて・・・・

そんなんやのにコイツなんで笑ってられるねんって・・・・

ずっと思ってた 」 

 

 

 

 

ikeママンはN君の気を引きたくて

わざと教室で大声で話していたのを思い出しました

 

 

「でも・・・・なんていうか・・・・そんなにぎやかなんを見てるのは面白くて

明るいってええなって  お前見てて思ってた  

でも最近のお前なんか暗かったし・・・・

きっと俺が悩ましてるんやろなって思って

 

 

 

・・・なんか・・・・

 

 

 

つきなみやけど・・・・俺お前はいつも笑っててほしい・・・・」

 

 

 

そんなことをN君が思ってくれてたなんて・・ikeママンはびっくりしました

 

 

 

 

 

「正直・・・・3年になってお前に元気もらってたんや!

だからお前のこと

 

 

・・嫌いとか・・・

 

 

好きとかじゃなくて   

俺自身に余裕がないっていうか

 

でもっ  俺っっ  

 

 

 

ikeママンはN君の口にそっと手をあてました・・・・

 

 

 

「もういいよ・・・・

なんかN君つらそうやし・・・言いたいことはわかるし・・・」

 

 

 

 

「〇宮・・・・・・」

 

 

 

N君の気持ちは十分ikeママンに伝わりました

 

 

 

「そんな 情けない顔せんといて

タレ目がよけいタレてんで・・・・ 」

 

 

ikeママンは大好きなその目を見て言いました

 

 

 

 

 

「  私・・・・N君の友達やね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 ・・・・そうなるな・・・・ 」

 

 

 

 

「 なんか・・・・のど渇いたね・・・

私ジュース買ってくる

おごってもらってばっかりやから  これは私に買わせてね 」

 

 

泣くのを我慢して立ち上がました

 

 

すると   グイッとN君に腕を引き寄せられ

また勢いで座ってしまいました

 

 

ikeママンは         N君に背後から抱きしめられました

 

 

 

「   ・・・・・ゴメン・・・・・  」

 

 

 

 

ikeママンの耳本でN君がいいました

 

 

 

 

友達なのに・・・・・

 

こんなことをするN君は本当にズルイなぁ・・・・・

でもN君のこういう所が

 

 

・・・・・たまらなく好き・・・・・

 

 

 

 

 

思いがあふれてきて涙が止まりません

 

ikeママンはくるっと振り向いてN君に抱きついて泣きました

 

 

 

「~~~~~~もう~~~~356    アホ~~~~~☆」

 

 

 

「 フッ      わははははは     」

 

 

なぜかN君はikeママンを抱きしめながら笑っていました

ホッとしたような・・・それでいてガッカリしたような

そんな  笑いでした

その腕は強く抱きしめられていたので

心の底からikeママンは拒絶されていないのは感じていました

 

 

 

・・・なんか・・・・告白されたような・・・・フラれたような・・・

変なの   でも   とってもN君らしい

 

 

ああ・・・

最近あたしN君のこと好きすぎて

何も手につかへん状態なん  知ってたんやろなぁ・・・・

それ  N君自分のせいやって思ってくれてたんや

一番キライな重たい女になるところやったわ・・・・・

そう・・・

 

私もっとしっかりしよう  いつでも笑っていられるように・・・

きっとN君はそんな子が好きなんや・・・

 

 

 

 

N君はikeママンをあやすように

 

チークを踊るように

 

揺れながら

 

ikeママンを抱きしめます・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

明日から友達・・・・

 

 

 

 

 

 

でも今はもう少しこのまま・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ライトに照らされたマリリンモンローが  ウィンクをしながら

 

 

 

二人をみつめていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  No11   「  どうする?  」 続きを見る  

 

  

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